答えは自分の中に
「どっちにする?」という私の質問に
日本の生徒たちが答える
「うーん、どっちでもいいよ」
当たり前の答え、日本では。
これをオーストラリア人の先生に伝えると
「yesかnoのどちらかに決めて欲しい」と言われる。
「でも日本人は相手に答えを託したい」と私は先生に言う。
先生はこう答えた
「yesかnoと決められないならばせめてup to you(あなたにお任せ)かな?」と。
日本人の生徒たちに伝えた(ちなみに私はエスコートの立場から教えることはできないのでアドバイスや答えはすべて先生から言ってもらうというのが私の職務だと思っていた)。
それ以降、生徒たちの先生からの質問の答えはほぼ「up to you」。先生は苦笑いをした。
Yes か No
話が広がりすぎないために今回は、二極に絞って感じたことを書いておきたい。
世の中に二極化、または分断が起きていることはところどころで言われている。日本人にはあまり馴染のなかった考え方。
だからyesと誰かが言えばそちら側に多数が向かい、noと言えば多数の人がそちらに向かう。
私もその一人だと思っていた。が。。。ある日 違和感を感じた。
yes側になんとなく合わせたときに、私の心は違う!と、心は叫んだ。
じゃあnoか、それも違う、
先生が言っていた、相手次第なのか、いやそれも違う。
空からその現実を見ているようなイメージだ。中立な立場で心が落ち着いた。いちばん体にも馴染む。心にもザワザワ感がない。
yes でも no でもなく、
分かれている人たちに いいとか悪いとかと評価することもなく
ただ現実を見ている。
どちらでもよい、大切なのは、自分が今の現実とどう向き合い、何を感じるかだと思う。
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自分を受容できるようになったマインドフルネススキルを皆さんにシェアして社会に貢献していきたいです。これから色々なことを発信していこうと思います。サポートは、これらの発信活動と学びに使わせていただきます。