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【2023年新築マンション】東京23区で初の1億円超え

不動産経済研究所(東京・新宿)が20日発表した2023年1〜6月の新築分譲マンションの平均価格は、東京23区内が前年同期に比べ約6割高い1億2962万円だった。上半期では1973年の調査開始以来初めて1億円を突破した。資材高や人手不足などで建築コストが膨らんでいる。
首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)の平均価格も、前年同期比1.4倍の8873万円だった。20年(6671万円)を大きく上回って過去最高を更新した。東京都下(前年同期比3.5%高)や神奈川県(同7.6%高)など23区の周辺部も上昇した。


消費者の購入意欲を示す契約率は72.7%と前年同期比0.6ポイント上昇し、好調の目安である7割を3年連続で上回った。新型コロナウイルスの感染症法上の扱いが5類に移行し、勤務をテレワークから出社に戻す動きが進み、都心部や駅に近く交通の利便性に優れたマンションを買う需要は底堅い。

(注)日本経済新聞https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC201JY0Q3A720C2000000/(参照 2023年7月20日)

<a href="https://jp.freepik.com/free-photo/tokyo-japan-cityscape_1009613.htm#query=不動産&position=0&from_view=keyword&track=sph">著作者:jannoon028</a>/出典:Freepik