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夜に輝く一等星 UT×YOASOBIライブレポート

私とYOASOBI

私とYOASOBIと題して、私の中のYOASOBIの存在を少し語らせてください。

高校留学をしていて、日本とは少し離れたところにいる私にとってYOASOBIの音楽はいつも心の支えになっています。遠く遠く離れているからこそYOASOBIが持つ音楽の可能性を日々感じています。

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YOASOBIの曲を聞いていると
「君はそのままでいていいんだよ」
「目指しているところは間違っていないよ。」
と、伝えてくれている様な気がして「今日も頑張ろう」と、奮起できるのです。

辛いことや悔しいことがつずく日々でも頑張れる、背中を押してくれる。


いつも既存概念を一歩超えて私にワクワクを届けてくれる。

そんな大切な存在です。

私が辛いときに支えてくれた音楽とYOASOBIにいつかきっと恩返しができるようになりたい、そう思えるようになりました。


夢のコラボ!そしてライブ!

さてさて、そんなYOASOBIがなんとあのUNIQLOとコラボ!!
YOASOBI×UT発売記念無料配信ライブの開催!!

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というニュースが飛び込んできたとき、ワクワクと楽しみ以外の感情が吹っ飛ぶレベルで嬉しくて嬉しくて、友達に一直線に知らせの連絡を入れたのを覚えています。

2月に行われた第一回のライブを視聴することが出来なかった私にとって、今回のライブに込めていた期待感は文字であらわせないほどで、その感覚はいまでも覚えています。

なんの曲を披露してくれるのかな?!
どこで開催するのかな!?


そんなはやる気持ちを抑えて7月4日日本時間午後7時 画面の前へ。


ついに開演!

待ちに待った開演、まず最初に私の目に飛び込んできたのは

UNIQLO CITY TOKYOの文字

え?まさか。。オフィス!?じゃないよね、、!?とびっくりしたのは言うまでもないと思います。

まるで私が会場に出向いて、実際にゲートをくぐり、ステージの前まで歩いていくような臨場感を感じる演出に、開始2秒で心を奪われました。

そしてついにYOASOBIのメンバーが画面内に

ついに本当の開演です!!


M-1 三原色

記念すべき一曲目、スタートを切ったのは
つい先日配信開始&MV公開したてほやほやの三原色!!

大好きないくらっぷパートが聞けたときには、本当にそこ一人で歌っちゃうんだ、、本当にすごいかっこいい!
と、思わず口に出ていました。

演出もバックの電飾が
三原色の Red Green Blue
に光っていて、配信を越えて伝わってくるものがありました。

ikura 三原色

ほんとうにこだわっているところが伝わってきました。

2020年初頭から新型コロナウイルスが流行し始めてから変わってしまった人とのかかわり方、特に私は日本に帰国することが難しくなったりと辛いことも沢山ありました。

この曲を聞くと人の出会いはめぐり逢いの先に逢っていつかきっと今までと変わらない形で再開できる。
だからこそ今私にできることを頑張ろうと思える大好きな曲です。


M-2 ハルジオン

二曲目は印象的なイントロから始まるハルジオン!
音楽性が高い楽曲として音楽家の間で高い評価を得ていた曲です、最も、私にとってはすべての曲が平等にかっこいいです!

実はこの曲がリリースされた日が私の誕生日の一日前なので去年はYOASOBIから曲をプレゼントして頂いた気分になっていたのです!

この曲のアコギの音が私は大好きで、特に落ちサビを弾けるようになりたいと練習していました

いくらちゃん

その落ちサビ、今回のライブでは会場が暗転され、生パフォーマンスのライブならではの感情や今まで曲を聞いていた時とは違うまた少し新しいハルジオンが見て、聞けた。そんな気がします。


M-3 もう少しだけ

YOASOBIのお二人から配信会場や今回のライブに対する意気込みを話してもらった後は、三曲目に突入!

現在めざましテレビのテーマソングにもなっているもう少しだけ!

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なんだかハルジオンの楽曲で改めた思いと決意をもう少しだけ後押しするかのように仕組まれたセトリにすごく感嘆してしまいました。

「もう少しだけ もう少しだけ 踏み出せたのなら」

と、歌い、一歩一歩大切に歩きながらバンドメンバーの周りと会社内にあるカフェスペースをグルっとめぐるその姿は

原作小説「めぐる」を表現している

ということを知った時は演出の素敵さに脱帽しました。

めぐる

この曲はコロナが起こった後のまさに今の私たちの生活の中で、あと少しだけ、もう一歩だけ頑張ろう、と背中を押してくれていて、

まさに今回の配信ライブでは、優観客ライブで会える日まで、私たちにもう少しだけ今のままで頑張ろうという風に伝えてくれているのかなと私はとらえました。


M-4 たぶん

間髪入れずに始まったのはYOASOBI初のミドルテンポナンバーであるたぶん

長ーい廊下の向こう側でikuraちゃんが一人で歌いだして、まるで違う世界にいるみたいな転換にまたも驚き!

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廊下は左右の壁にYOASOBI×UT、まさに今回の主役?がたくさん並べられていてその中を一人歩く姿は一曲前とは一変した演出で見ている側も次は何が起こるんだろう、とワクワクが終始溢れ出て止まりませんでした!

私の記憶では、この曲のどこかに原曲とは違う歌い方で少しアレンジしてるパートが一か所あったはず、、

あれ!?いまのとこ少し違う!となった記憶があります!

曲の後半にAyaseさんも合流し、二人のYOASOBI
なんだか原点回帰
していると感じ、心に来るものがありました

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曲の終了と同時にikuraちゃんがスナップ
したかと思えば暗転した画面と共に聞こえてくる音楽

こ、これは、、次は何が来るんだ!とおもった次の瞬間、、、


M-5 怪物

「あー 素晴らしき世界に今日も乾杯」

この入り、このトーン、このサウンド、何回も聞いてきたあの曲、怪物がこれでもかというくらいのかっこいい演出とロケーションで披露されてもうこの上ない胸の高揚を覚えました。

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しかもこの曲からまたステージ転換されて今回は

ガチオフィス! 見れば見るほどオフィス!

机が連なっていて、UNIQLOの壁紙とパソコンが置いてある!

普通ならここで歌うこと考えつかないでしょ、と思うロケーションでストリーミング一億回再生突破のアニメ主題歌をかましてくるYOASOBI

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この企画力、行動力、パフォーマンス、全てが

これぞ怪物

私のお気に入りポイント
「裏側の世界」でikuraちゃんが積み上げられている書類を払うようにするところ、実はこれほんとはばらけさせる予定が、カスって触れなかくて、それをみたAyaseさんとバンドメンバーが笑っていたというエピソードを聞いたとき、これぞ生ライブ!と逆にうれしがってる私がいました。


M-6 アンコール

どこか聞き覚えのある曲、その正体はYOASOBIにとって初の音盤となったTHE BOOKに収録されている第一曲目、Epilogue。

そこから流れるように始まったアンコール。

アンコール

アルバムの曲順のまま、きっとこれも沢山意味が込められているハズ!でもわからない、、、(ライブ終了後の今でも分からないですw)

怪物の時には閉められていたブラインドが一気に開けて明転、明るくなったオフィス内。
そこで改めて見える机の上に並べられたパソコンやオフィスチェア。

あ、そういえばここオフィスだった(n回目)が再来しました。

あんこーる2

印象的なピアノが流れるこの曲の演奏が本当に素敵で大好きです。

原作の通りに、世界が終わりそう、そんな状況で、本当に楽しそうに演奏するバンドメンバーと歌うikuraちゃん。 YOASOBIの本当にすごいところは見ている人を魅了する力なんだなと改めてこの楽曲を通して感じました。


M-7 夜に駆ける

そんな、世界観抜群のアンコールを終えたら七曲目、ついに

デビュー曲にしてYOASOBI最大のヒット曲「夜に駆ける」

よるにかける

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この流れで、ここぞとばかりにこの曲を持ってこられたら、ファンはたまりませんよ。。沸くじゃないですか、沸くに決まってるじゃないですか。。

何回も何回も聞いたことがあるはずなのにそれをライブで聞くとすべてが新しい気持ちがするのはなんでなんだろう。
夜に駆けるもその一つで、歌詞も覚えてるし、完璧に歌えるのに、やっぱりライブで聞くとまた新鮮な気持ちでワクワクが止まらない。

この感情に名前を付けたい。

ここで一番びっくりしたのがドローンの映像
オフィスを縦横無尽に駆け巡るドローンからの映像で普通にライブを見ていたなら見れないであろう角度からもライブが見れて配信ライブの強みを最大限引き出せるところまで引き出していて、圧倒されました。

その後のMC
見ている人が本当は収録じゃないの?と疑う場面も。。

そしてスクショタイム!ここもばっちり納められました!!

スクショ!!


そしてステージ転換のため再び私がオフィス内を移動しているかのように流れる映像。このまま現実に帰りたくないなとまで思えてきました。


M-8 ハルカ

聞こえてきたのは聞き覚えのあるハルカのイントロ
でもなんだか少し雰囲気が違う感じがしました

はるか

それもそのはず、次の瞬間目に飛び込んできたのは360°部屋いっぱいにYOASOBIを取り囲むようにして演奏していた吹奏楽部の皆さん。

とういん

ライブ開始前、YOASOBI公式ツイッターが大阪桐蔭高校の吹奏楽部の皆さんがカバーを披露しているのをリツイートしていたのを見ていた私は一瞬でピンときました。

これ、桐蔭高校吹奏楽部だ!!

思わず叫びました。

実は私の地元が大阪桐蔭高校がある地域に近いこともあって、同級生にも大阪桐蔭高校に進学して吹奏楽部で活躍している友達もいることもあり、以前からYoutube で桐蔭の演奏を見ていた私にとって、今回のコラボは本当にうれしくて、自分のことのように喜びました。

本当に壮大な演奏にのせて温かい歌詞が特徴のハルカは化学反応を起こして、圧倒的なインパクトが私の中に残っています。

何より、友達が画面の中にいて、憧れのYOASOBIの皆さんと演奏しているのを見ているのが幸せでたまりませんでした。

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Ayaseさんが言ったように、一人で作った曲から始まったものが本当にたくさんの人に広まって、音楽を奏でていること。
普通じゃないけど、ほんとうに夢があっていいなぁ、、と思いました。


M-9 群青

これが最後の曲、そう聞いたとき切実に終わってほしくないなと思いましたそれくらい惹きつけられた、魅せられたライブだったからです。

最後を飾ったのは壮大な吹奏楽と共に奏でる群青

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【まだ何もない青の時代から自分の夢や目標に向かって頑張る。】

この曲に込められた思いは高校生の私にとって大切な一曲になっているので、同じ高校生の吹奏楽部の皆さんがこの曲を演奏することの意味をすごく感じました。

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高校性だからこそ、今だからこそできることを大切にしていきたいと改めて思いました。

それぞれの群青が、一人ひとりの青春が、この曲を通して画面を越えて伝わってきました。

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エンディング

終演の際には、このライブにかかわってくださったすべての方の名前がなんとTシャツに書かれているギャラリーを歩きぬけて、会場を後にするルートを体感出来るようなまたまた素敵な演出が待っていました。

どこまで行ってもYOASOBIの可能性に魅せられた、そんな夜でした。


私が大好きなアーティストYOASOBIは、共演者、視聴者、すべての人に感動を届ける、まるで夜空に輝く一等星のような存在でした。

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この夜、YOASOBIが私に感動を与えてくれたように

私もいつか、誰かの一等星になりたい、そう思いました。

今までも、そしてこれからも、YOASOBIという存在、バンドメンバー、YOASOBIの楽曲すべてが私の心に輝く一等星でいてくれる限り、私も目標をもってそれ向かって頑張ろうと思います。


ここまで読んでくださってありがとうございます!

Reported by さくら

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