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立ち止まり16日目

皆さんこんにちは!櫻井です。

今日は志向を変えてみて、ある映画についての感想を僕なりに述べてみようと思います。みんなと共有したいからというよりは、忘れたくないから。

今日観たのは『博士と彼女のセオリー』(2014)です。エディ・レッドメインさんが主演を務めたことでも知られているかと思います。この映画から僕が感じたことは2つ。

1、博士はいつでもポジティブだった

博士と元妻のジェーンとの会話の中で、博士は常にポジティブに考えて話していたことが印象的でした。

どんどん動けなくなっていく博士が一番辛くてもどかしいはずなのに、気丈に振る舞ってそして博士として努力している。何不自由なく動ける僕らが努力しないのは博士に失礼とさえ思いました。

そして最後の言葉。

“There should be no boundaries to human endeavor. We are all different. However bad life may seem, there is always something you can do, and succeed at. While there's life, there is hope.”

直訳すると、「人間の努力に境界線なんてない。みんな違うのだから。どんなに人生がひどいものだと感じられても、できることはいつもあるし、成功する。人生がある限り、そこには希望がある。」

この言葉が博士の研究に対する姿勢を物語っていると強く感じました。博士は余命を宣告されながらも「研究がしたい」とジェーンを突き放そうとするくらい研究熱心で、夢中になっていたことがわかります。

夢中になれば、どんなことも跳ね返せる。作中で博士はたびたび 

"Everything will be alright."

とも言ってました。常に前向きで夢中になって取り組んでいる。そんな博士の姿勢を見習わなくてはいけないと思いました。

2、お互いを想う強さ

博士とジェーンの関係性はとても素敵なものでした。大学院生になってから出会ったのに、ジェーンは博士を支える覚悟を決めて家族の反対を押し切って懸命に支え続けました。

一緒に過ごしていくうちにたくさんの人の協力も借りていましたが、互いへの思いやりは変わらずそこにありました。

この感情をうまく言葉に表すのが難しいですが、たとえ二人が離れてもとても素敵な関係性だと感じました。現に二人はいい友人であったとも描かれていますし。


僕の語彙力や表現力ではこのこみ上げてくる想いを皆さんに正確に伝えられてるか、しばらくした後に僕が読み返して今の感情を鮮明に思い返せるかはわかりませんが、とにかく素敵な作品でした。観るのは2回目ですが、それでもなお印象深い味わいを持たせてくれるこの作品に賛辞を送りたいです。


それでは!

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