初めてタバコを吸った日


私は長生きがしたい。
人生で唯一の願いと言ってもいい。

長生きのためにこれと言って何をしてるわけでもないが、長生きするためにお酒は控え始めてるし、タバコは全く吸わない。

何が楽しいの?みたいに言う人いるけど
生きてて新しいものがこの世に生み出されたり、新しい発見が出たりしてそれを知れるのはもう楽しいだろばかやろう。

あ、タバコを吸うこと自体は全然いいと思います。むしろカッコよくて好きだし、好きな人でタバコ吸ってる人は結構多いです。

じゃあそんな私はタバコ童貞なのかと言われるとそうではありません。人生で1度だけタバコを吸ったことがあります。なんでか分かりませんがその日のことを何となく思い出したので今日はそれを書きます。


大学生の頃。
飲み会で目の前に座った女の人がタバコを吸っていました。

カッコよくて美人な人でした。
赤いマルボロだった気がします。

普通におしゃべりをし、お酒を飲み(その人はビールしか飲んでなかった)、少し仲良くなってきて

自分がタバコ童貞だという話になりました。

ふーん

といいながら話を聞いていたその人は

じゃあこれ吸ってみる?

と、自分の吸ってるタバコを渡しました。


自分は、その時までタバコ童貞のまま死んでいくんだと固い意志をもって生きてきたのですが

そのタバコを吸いたすぎて

何事も経験だよな

という都合のいい理論に身を委ねることにしました。


そう。いいよ。
ゆっくりね。

中に入っていくから。
大丈夫。そのままそのまま。



最高だ。



お酒と煙とで何が何だか分からなくなりながら一生懸命彼女に言われるがまま吸いました。


おぼっほっほおえうあえぶえ!!!


煙は変なとこに入っていき笑われ、
この最高の空間が終わってしまいました。

初めては何だって上手くいかないものだよね。
焦るな。中高生。


それ以来
私の中でタバコはちょっとドキドキするアイテムになりました。

何だこの回。


以上。また明日。

そんなそんな。気にしないで下さい。カンパ制のライブくらい気にしないで下さい。