brSmoothWeightTool

とても優秀なツールです。MayaのskinWeightEditorとどこが違うのかというといくつかありますが、特に決定的に優秀な面は2つ。

「意図しないジョイントのウェイトが振られることがない」と「スムーズな変形をブラシで容易に調整が可能」の2つ。

このツールを使う場合にオススメなのはインフルエンス数(ジョイント間の影響範囲のこと)を「2」で設定して、特定のジョイントに頂点ウェイトを「1」でバッキバキにあらかじめ振っておく。その後、インフルエンス数を「4」にしてスムーズで慣らすだけで親子関係の成立している箇所に自動でウェイトを振ってくれるというすぐれもの。

MayaのskinWeightToolは近接しているジョイントに余ったウェイト値をわりふってしまう悪い癖(親子関係のない近接のジョイントなら何でも振ってしまう)があるのでウェイト値を変えたくない場合はジョイントのウェイト値をロックしたりも必要で、チェック作業に想像以上に手間がかかる。特に1頂点だけ残ってたりすると悲惨なことに…。

そういう意味でゲームモデルはそれほどクアッドのループのトポロジーは多くないにせよ、品質管理の面でオススメのツールです。

感覚的にウェイトを割り振れるのは素晴らしい。

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