見出し画像

どちらか迷ったら、くじ引きを引いてみる

最近、自分の将来のことを巡って二つの選択肢で迷ったことがあった。

どちらにもメリットがあり、同じようにデメリットもある。できれば両方選びたいけれど、自分のキャパシティ的にどちらか一つしか選べない。昨日はこちらの選択肢が良いように見えたけど今日はこっちの選択肢が良さそう、むしろ数時間おきに選ぶ選択肢が変わっている──つまり、どうしても選べない、決められない。

そういう時はくじ引きを引いてみることにしている。紙切れに書いてもいいし、スマホでルーレットを検索してみてもいいし、「どちらにしようかな」をしてみてもいい。何も、ここで出た結果に必ず従え、という訳ではない。重要なのは、”結果が出た瞬間の自分の感情”に敏感になってみることである。

「どちらも良し悪しがあって選べない」というとき、2つのパターンがあると思っている。一つは、本当にどちらにも同じくらい魅力があって、どちらも選びたくて仕方がないとき。簡単な例を挙げれば、「自分にご褒美を買いたくて、ちょっとお高いケーキ屋さんのショートケーキかモンブランで迷っている」みたいなとき。こういうときにくじ引きを引いてみると、どっちの結果になっても、「あー、こっちか。よし、なんだか縁起もいいし、こっちにしてみようかな!」と結構前向きになれる。こちらのパターンはあまり心配することはない。選択肢を間違ってあとあと後悔する、ということも少ない(気がする)。

もう一つのパターンは、「Aを選べばラクそうだし、Aの方が賢い選択。でも本当はBがやりたい」みたいなパターン。頭ではAが良いと思っているけれど、心はBを求めている状態。実は、こちらの方がパターンとしては圧倒的に多いのではないかと思っている。しかも、こちらのパターンで選択肢を間違えると、数年単位で後悔の波が押し寄せる危険性がある。
このパターンのときにくじ引きを引いてみるとどうなるか。あくまでも私の場合だが、このとき「賢い方の選択肢」が出ると、「あーあ・・・」という気持ちになる。そしてそういうときは、迷わず反対の選択肢を取るべきなのだ。もちろん、くじ引きの結果に心から喜べたら、そのままその選択肢を取ればよい。くじ引きを引いてみることで、どちらが心から喜べる選択肢なのかが浮き彫りになる、ような気がするのだ。

大事なのは、くじ引きの結果が出た瞬間の気持ちの動き。自分の気持ちに正直に従うことが成功につながるような気がしている。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?