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映画・本・ゲーム 感想記録

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自分が観た映画、読んだ本や漫画、プレイしたゲームの感想を記録していく予定です!
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記事一覧

『カメラを止めるな!』キャラクターだいたい好きになった映画

※ネタバレありです。 自覚している自分の悪い癖に、流行りものを避けてしまうというものがあります。 一時期あんなに流行った『カメラを止めるな!』も、つい昨日まで観ていませんでした……別に嫌いなわけではないし、斜に構えたいわけでもないんです!何となく機会が無くて……。 そんな私もついに『カメラを止めるな!』観ました! ある時点でジャンルがガラッと変わる、みたいなふわっとした情報は得ていたものの、完全に騙されましたし100%楽しめました。 いやー、流行った理由がわかりましたね。

新井俊邦 著『神主はつらいよ――とある小さな神社のあまから業務日誌』お守りを買い替えようと思った一冊

図書館にて偶然発見した、新井俊邦 著『神主はつらいよ――とある小さな神社のあまから業務日誌』。 そういえば神社のことって何も知らないなと思い借りてみると、これがとても面白い内容で、一週間ほどで一気に読み終わってしまいました。 内容は、50代で脱サラして実家の神社を継いだ著者の赤裸々な体験記。 『お堅い職種・性格だと思われやすい神主の実際のところを書きたい(要約)』とのことで、神社や神主のことについてユーモアたっぷりに書かれています。 そもそも神主って何なのか、神職や宮司と

道尾秀介著『いけない』写真でどんでん返し×ミステリー

幽霊が見てくるというその崖を見てはいけない。 その話を誰かに話してはいけない。 手帳に遺された絵の謎に気づいてはいけない。 そして、その街の平和を信じてはいけない──。 最後の一ページに挿入された写真一枚で、それまでの話がひっくり返る。 新感覚のどんでん返しミステリー。 短篇かつ話の最後にどんでん返しがあるミステリーが読みたいと思い手に取った、道尾秀介著『いけない』。 短篇集は短時間でサッと一話読めるところが好きなのですが、この本は結局2日くらいで全部読んでしまいました。

アーサー・マッケン著『怪奇クラブ』英国が舞台の雰囲気たっぷりホラー小説

ホラーが好きでネット上の怖い話スレを結構読み漁っていた時期があったのですが、ずっとネット上で探しているとこの話この前読んだなという事も多く……。 そんな時に本屋で偶然見つけたのが表題の『怪奇クラブ』。 帯に”名著復活 入手困難だった名作をお届けします”とあり、期待値がかなり高まります。 十九世紀ロンドン。 ダイスンとフィリップスという二人の英国紳士が、怪しい人物に遭遇したり不思議な話を聞いたりするうちに……というあらすじ。 意味ありげなプロローグ、章同士の微妙なつながり、

映画「きさらぎ駅」を観た。面白かった。

前々から気になっていた、映画「きさらぎ駅」をやっと観た。 一介のネット怪談好きとしてはぜひ観ておきたいと思っていた作品であり、評判も悪くなさそうだったので、たまたま時間が空いた時にササッと観てみた。 結論から言うと、しっかり面白くて、ベタな感じも意外性も両方あって、しっかりゾッとできる作品だと思った。各キャラクターの設定にはベタな感じがありつつ、演技が自然で受け入れやすいと感じた。 特に良いなと思ったのはやはり本田望結さんの演じる高校生の役。過剰なきゃぴきゃぴ感が無くて、等

悪魔のゲームを見つけた