じっくり聞いタロウの裏話みたいなこと


1月28日に放送されました、じっくり聞いタロウ。何でネット配信も終わった今ごろ裏話書いているんだよ、という感じですが、原稿と仕事に追われていただけです。放送を見られるのが恥ずかしかったとか、忘れていたとか、そんなことはありませんので!?

裏話といっても、たいしたことは言えないのですが(そもそも知らない)、せっかくなのでどんな経緯があってテレビに出ることになったのかとか、収録当日の様子とか、少し書き留めておきたいと思います。

オファーは突然!

コロナのせいで、いつもと違う秋だなー、東京の感染者は日に日に増えているな―、なんて思っていた平日の夕方。仕事を終えてからメールを開くと、

「テレビ東京「じっくり聞いタロウ」番組出演のご相談」

という表題が目に入ってきました。思わず職場で「へ?」と間抜けな声を出したと思います。というか正直、迷惑メールかな…と。でも添付された書類を見るとそうでもなさそうっポイ。とりあえず「塀の中の美容室」に関することだとわかったので、双葉社の担当さんにご相談しました。ということでそこから先、テレビ局側とのやりとりは、すべて担当さんにお任せ状態。

最初は、本当に出ることになるとは思っていなかったのですが、数日後には「え、マジ?」みたいな感じになりまして…。そうこうしているうちに、オンラインで打ち合わせをし、当日の流れなどが決まり、東京へ行ったのは、最初のメールから3週間後くらいだったと思います。


収録当日

当日は担当さんともより駅で待ち合わせて収録のスタジオへ! 実は私、ちょっと期待していたんです。テレビ局ですから、他のテレビ番組の収録をするために来ている芸能人とすれ違えるかなあって。去年、少女漫画原作のドラマでI LOVE…をバックに演じていた俳優さんとか、これから始まる大河ドラマの主役とか……という淡い期待は入り口早々で泡となって消えました。だってその時間帯、じっくり聞いタロウの収録しかなかったので…。


画像1

恐れ多くも、私の控室が個室でした。ただ、大部屋の控室があるのかはわかりませんし、仮にあったとしても、他の出演者さんが困るでしょうから、これ以外どうにもできない気もします…。そしてこの控室は人が多い(笑)。双葉社の担当さん、広報の方、コミカライズを描かれた小日向まるこさんと担当のNさん(もはや名前を伏せる意味がわからない)。たぶん他の出演者さんよりも、一番テレビの裏側を楽しんでいた集団です。ちなみに都知事が連日「密密密」と言っていたので、窓も入り口も開けておりました。

で、テレビの控室と言えばコレですよね。写真を撮るつもりだったのですが、私が忘れていたら、担当さんがしっかり記録してくれていました。感謝!

IMG_8725(お弁当)

当日も控室で打ち合わせ。といっても、すでにオンラインで打ち合わせをしていますので確認程度です。

同日に複数の収録をするので、だいたいいつ頃呼ばれるか、というのは聞いていたのですが、時間が押して(控室からモニターでその様子が見れます)なかなか始まらない。その間、ヘアメイクをしてもらえることになったので、私はメイクルームへ。

ここでもやっぱり、密にならないように、間隔をあけてメイクをしてもらうのですが、一緒の時間帯、近くに司会の河本準一さんがいらっしゃいました。顔なじみのメイクさんと最近はまっているゲームのお話をしていましたね。ああ、こんな雰囲気で準備されるんだ、と裏側見るのはとても楽しかったです。

メイクを終え、控室に戻るものの、まだ呼ばれない…。お腹はすいたような、すいていないような。緊張もするし。メイク崩れるのも嫌だし。ということで私は写真のお弁当には手を付けず(担当さんは食べていました)、収録中の様子をモニターで見ながら、皆さんと話していました。

この日、いろいろな方の収録をされていたので、放送日は異なりますが…なんていうか、カットされていない部分の話ってかなりキワどい(笑)。ピー音ナシで聞いているのが、いたたまれないというか、恥ずかしいというか。でもこれも収録の楽しみだったと思います。小休憩の間のスタジオの様子とか、私とNさんは興味津々でモニターに寄ったり。

前の人のお話が終わりに近づくころ、スタジオに…ということで呼ばれます。緊張はMAX! ……のはずなのですが正直、自宅を出たのも結構早く、待ち時間も長かったので、本番になると逆に開き直り始めていました。

それでも最初はドキドキしています。ちゃんと取材のときの話をしなきゃ、話す順番を間違わずに伝えないと、と。

ただ、番組を回しているのは、その世界で活躍し続けるプロのタレントさんたちなんです。河本準一さんにしろ、名倉潤さんにしろ。ほのかさんは可愛いし。

で、徐々に開き直っていきます。コレ、私がじたばたする必要ないじゃん、って。司会の河本さんが話を振ってくれて、私はそれに対応すればいいんだって。話を広げるのは名倉さんやほのかさんで、私は実際に見聞きしてきたことを話すだけなんだって。

と、思い始めたら「あー、本物の名倉潤さんだ。テレビと同じく濃いお顔だ」などと考えながら話していたのは、ここだけの話です。

私の収録はかなりあっさりと終わりました。前の方々の収録が伸びて、時間が押していたというのもあるのかもしれません。私の方も刑務所の取材の話を長く話せませんしね…。

ということで、待ち時間3時間超。収録20分くらい?でしたが、待ち時間も含めて貴重な経験でした。


note個人

(このポーズしてみたかったんです!)


と、終わったみたいに書きましたが、地元での放送はこれからだったりするんですよね……。ま、いいか。


原作小説(双葉社)


コミカライズ(小学館)



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