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本当の意味での腸の健康を考える

今回は本当の意味での腸の健康を考えると銘打って私の考えを書いていきたいと思います。

腸の健康を考えると同時に体の健康も考える事となります。

最近は腸は大事とテレビでも言われるようになりました。テレビは5年くらい前の情報を一生懸命伝えていますが、テレビで言われるようになると免罪符でも発行されたように他のメディアでも取り上げられます。

1年くらいすると視聴者に浸透していきます。視聴者に浸透していくころには最先端と言われる情報はずっと先にいっています。そして最先端の情報は一般にはほとんど伝わりません。

そして一般の視聴者は最新の情報を確認できないので悲しいかなほとんど信じません。

では腸の健康について考えていきます。

健康な腸とは何でしょうか?

私が考える健康な腸とは「しっかりと排出できる腸」だと思っています。

これは健康においても同じですが、しっかりと排出できる状態(汗や二酸化炭素や尿や便など)が続いていけば体の本来の機能はしっかりと働きだして健康が保たれます。

最近はコロナ太りの影響か、私にクライアントからダイエットの質問がきます。

質問内容は1日6食ダイエット(1日3食を6回に分けてタンパク質を多めにとるようなボディビル系の食事)と16時間断食ダイエット(食事を食べる時間を8時間以内に抑えてお腹の中に消化にまわされていたエネルギーを燃焼に使える利点あり)はどちらが良いのか?というものです。

これはダイエットの観点からいうとどちらも問題なく痩せますよとお伝えします。ただ、腸の健康の観点からいうと16時間断食ダイエットの方がお勧めです。

これは腸を休ませてあげられるのが良い点とオートファジーという脂肪が燃えやすくなる体を作れるというのが利点ですね。

ただ、お腹がすいて無理という人は1日6食ダイエットをお勧めします。

私は常に16時間断食ダイエット状態ですが、身体が慣れてくると物凄く体重が落ちるという事は無くなります。ただ、増える事は少ないので筋トレすれば勝手に体重は落ちていきます。

そこで腸の健康を考えた時に腸を働かせすぎない食事と筋肉が落ちないようにするために多少の運動をするという事です。

ダイエットで考えると色々な方法が上がってきますが、胃腸の事を考えると食べる時間を減らす方法が着実で確実です。

理由は簡単で今のように1日何回も食事が出来るようになったのはここ400年くらいの期間です。特に日本は生類憐れみの令のおかげで肉食も禁止され、一般の人が白米を多く食べられたのは江戸時代の後半になってからです。

それまでは白米もそこまで食べられず、粟、麦、稗(ひえ)などを中心に他には野菜とイモ類を食べていました。高タンパク質な食材が食べられないので常に栄誉失調気味なので身長も伸びませんでした。

しかし、江戸時代の人も明治時代の人もとてもパワフルで体力も西洋人に負けていませんでした。日本人は元々食事量は少なくミネラル豊富な食事により腸内環境を整えてきました。

この事から肉食中心で量の多い西洋人の食事より粗食でミネラル豊富な発酵食品を中心に食べてきた日本人では腸内環境も全く違います。明治維新以後は日本の食生活が変わってきてここ50年では本当にレトルト食品などの化学物質が腸内環境を荒らし、さらに食塩や水などもびっくりするほど質が落ちてしまいました。

したがって腸の健康を本気で考えると簡単ではありませんが、まずは粗食でミネラル豊富な食事に戻す事を考える事をお勧めします。

一番簡単なのは塩を精製された塩化ナトリウムを排除して海水から昔ながらの製法で作られたミネラルが多い塩にする事です。もちろん塩だけではなく、漬物や納豆などの発酵食品も工業製品みたいな作業によって作られた製品ではなく昔ながらの製法によって製品が出来上がるまでに時間がかかっている商品を選んで変えていくと自分の体も変わっていきます、。

今の世の中は色々な食事方法が乱立しています。しかしその基本は西洋式の物がほとんどです。

日本人の体は西洋人とは違います。

ただ、西洋式でも原始時代まで遡ると良い食事方法となります。共通なところまで戻っているので東洋でも西洋でも同じ様に体に作用します。

しかし、残念なことに日本人は食べ過ぎると動けなくなります。西洋式の食事方法は日本人には食べ過ぎです。

この事を念頭に置いて食事方法を探してみてください。

次回は腸の健康と運動について書いていきます。



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