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苦しいのは自分を小さく扱うから、自分にふさわしくない場所にいるからです。

東京は天気のよい土曜日!あっついです。

私はこの土日で終わらせないといけない仕事があり気が重いです。なぜ土日で終わらせないといけないか。月から金までずっとやりたくなくて後回しにしていたからです!

心理カウンセラーの飯道さくらです。


そんな私なのに、仕事もせずにココロノマルシェに寄せられたご相談に一生懸命お答えしてしまうのです。

テスト勉強しなくちゃいけない時ほど、部屋を片付け始めたりするあの感じ。いくつになっても変わらないですねー。

さて、ご相談文はこちらです。meguriさんからのご相談です。

仕事が続かない

こんにちは。
仕事の人間関係と今後の仕事について相談します。
大学を出てすぐ結婚し、いままで正社員で働いたことはありません。
パートや派遣で働いていますが、どの仕事も人間関係がうまくいかず、苦しくなって辞めてしまいます。
いままでいた仕事では、自分のやり方と上司のやり方が合わず一方的にダメ出しされたり、入って数日で仕事ぶりを見たこともないのに、勤務時間外に電話がきて「こんなことしてますよね?もっとこうしてください」と言われたりしていました。いわれのないことでかなり腹が立ちました。
また、同じ職場で働く人ともうまくいかず、たとえば仕事中に最初から最後まで私語を続ける人や、持ってきたお弁当を毎回品評してくる人など、ちょっと自分の感覚とは違う方が多くいました。
わたしがおかしいのかな、我慢強くならなきゃという気持ちと、いやそんなの環境がおかしいでしょ、無理しなくていいよ、という気持ちが同居しています。
私自身も少し変わり者だという自覚はあり、小さい頃から「ぶりっこ」と言われたり、いじめを受けたりしてきました。今考えたらそれでいじめるっておかしな話だと思いますが、当時は「私の悪いところがあったら直すから教えて」と言うような子どもでした。(健気…)

まずは自己肯定感をあげたり、自分を愛すること、と思い、自分に優しくすることを意識するようにはしています。以前よりは自分を責める気持ちが減ってきて「よく頑張ってる」と思えるようになってきましたが、この先、新しい職場にいくとしてもまた同じことが起きるんじゃないかと思うと不安な気持ちになります。

これから働くにあたりどんな心持ちで過ごしていけばいいでしょうか?
アドバイスお願いいたします。

本来の自分を出さずに我慢しがちだから、自分にふさわしい環境にいなくて苦しくなっちゃう問題


>私自身も少し変わり者だという自覚はあり、小さい頃から「ぶりっこ」と言われたり、いじめを受けたりしてきました。

これは、実際のカウンセリングでも度々お話するんですが、子供のころから変わり者で浮いていたとか、いじめを受けたというのは、(もちろんとても辛い経験だったと思いますが…)むしろ今は自信にしていい!!と思っています。

だって、それだけ周囲が無視できないくらいのセクシャリティがある子、ということですよね。

しかも「ぶりっこ」と言われちゃうということは、女子が「このままほっといたらやばい、meguriに男子全部もってかれる!」と無意識に思って抵抗せざるをえなかったくらいの女子としての魅力があったということです。

変わり者も最高の褒め言葉ではないでしょうか。

この世界で成功している人、注目を集める人はみんな変わり者。

普通の人では到達できない世界に到達する才能を持つ人たちが変わり者と呼ばれるんだと思います。


そんな魅力あふれるmeguriさんなのに…

>わたしがおかしいのかな、我慢強くならなきゃという気持ち
>「私の悪いところがあったら直すから教えて」と言うような子どもでした。(健気…)

(うう…健気。抱きしめてあげたい)

こんなふうに、私がおかしいのかな?私が悪いのかな?と思って

言いたいことを我慢する
やりたいことを我慢する
嫌なことを我慢する
本当の自分らしさを抑えて我慢する

いつもそんなパターンはないですか?

meguriさんの問題は「本来の自分を出さずに我慢しがちだから、自分にふさわしい環境にいなくて苦しくなっちゃう問題」だとお見受けしました。


あなたはいま、自分らしさを何%くらい出して生きていますか?


>自分のやり方と上司のやり方が合わず一方的にダメ出しされたり

>入って数日で仕事ぶりを見たこともないのに、勤務時間外に電話がきて「こんなことしてますよね?もっとこうしてください」と言われたりしていました。いわれのないことでかなり腹が立ちました。

こんなことが起きたたら、そりゃ腹が立つのも当然ですよね。

meguriさんはどんな風に対応したんでしょうか?

大人として、やんわり反論したのでしょうか?
ぐっと胸にしまい込んで我慢したのでしょうか?

それとも、
「は?てめー、わけのわからねーこと言うんじゃねえ!寝言は寝て言え、この〇〇野郎!!」
くらいは言ってやったんでしょうか?笑

本当はどうしたかったですか?


「私がおかしいんだから」という自己否定的な考えが根底にあると、自分らしくふるまうことが難しいですね。
人の目を気にして自分を抑え込んでしまいます。

自分のことをそうやって扱っていたら当然、無意識に、いる場所やつきあう人も本来の自分にふさわしくないものを選びます。

だから、どこでもちょっと自分の感覚とは違うな、という人に出会うことになります。

でもmeguriさんは、そのちょっと違うなという人たちに対しても、我慢強くあろうとして感じ良く対応していませんか?

そうすると、彼らがますますmeguriさんに寄ってくることになり、「ああもう人間関係が苦しい…!」となってしまうのだと思います。


自分を抑え込んで我慢するってしんどいですよね。自分のエネルギーが大きければ大きいほど抑え込む力も大きくなくてはいけません。

だから苦しくなっちゃいます。

そして、苦しいのはもちろん、いつも自分の気持ちを二の次にしてしまいますので、本当の自分とか、本当は何がしたいのかがよくわからなくなってきてしまいますね。

meguriさんはいま、自分らしさを何%くらい出して生きていると思いますか?


「これから働くにあたりどんな心持ちで過ごしていけばいいでしょうか?」へのご提案

そんなmeguriさんへのご提案は
①自分の魅力を認めて全開にして生きていくこと
②我慢をやめて自分らしさを追及していくこと
です♡

①自分の魅力を認めて全開にして生きていくこと

>まずは自己肯定感をあげたり、自分を愛すること、と思い、自分に優しくすることを意識するようにはしています。以前よりは自分を責める気持ちが減ってきて「よく頑張ってる」と思えるようになってきました

これです、これこれ!
一番大切なことをもうやり始めてますね。すばらしいー!!

変わり者もぶりっこもいじめも、実は全部meguriさんの素敵な魅力だとお伝えしました。

meguriさんは本当に魅力あふれる女性なんです。今までの経験がそれを裏付けています。でも見ないふりをしています。もうしょうがない。あきらめて受け取るしかないんです。笑。

自分を否定するのに使っていたけれど、実は私の魅力じゃん!ということが他にもたっくさんあると思います。

それを楽しみながら探してみてください。
自分の魅力を見つければ見つけるほど、自己肯定感をも高くなりますね。

そうしていたら気づけば、自分を隠さずに全開にして生きるのが当たり前になっていると思います。

素敵な自分を隠す必要ないですもんね。

②我慢をやめて自分らしさを追及していくこと

日本人として生まれて日本人として生きていると、我慢をするのは当たり前で我慢は良いことに決まっている、と思っちゃいますよね。

でもこれって別に人類共通の当たり前ではありません。

我慢しないで自己主張することが良いこと、という国もたくさんありますね。

日本でも最近の若者は変わってきているようです。
(私の中2の息子に「我慢することはいいことって考えある?」と聞いてみました。「は?ないっしょ」だそうです…。)

こういう観念は過去のできごとや周囲の刷り込みで生まれるものですが、正解不正解はありません。

なので、後から自分が心地いいものを選び直すこともできるんです。

我慢強いのは良いこと、という価値観があったからこそ、今まで自分の気持ちを二の次にして我慢して苦しくなることがたくさんあったと思います。

でもそれはもう手放してOKです。
誰かのために我慢しなくて大丈夫。

あ、私また我慢しようとしているな、と気付いた時は、このパターンを手放そうとしてみてください。

「自分を一番にしていい、我慢しなくていい」という新しい考えを採用しよう、と意識してみてください。

そして、私は本当は何がしたいかな?どんな人と働きたいかな?どんな気持ちでいたいかな?

そういうことをたくさん自分に問いかけてみてください。
こうなったら最高だな!こうなったらわくわくするなぁ!
そういうことをたくさん見つけて、叶えようとしてください。

それが本来のmeguriさんにぴったりの場所や人なんです。

「自分らしさを何%くらい出して生きていると思いますか?」
この質問の答えを限りなく100%に近づけていくということです。

わくわくしますよね♡


そんなん言われてすぐできたら苦労しないわ。けっ。と思う場合

さて、
「自分の価値を認めること、我慢をしないこと、それはわかってるんです!!」
「わかってるけどどうしてもできないから困っているんです!!」

という場合。
(過去の私です)
(言われてすぐできたら苦労しないわ。けっ。と思っていた)

やっぱり大切なのは、その観念がうまれた原因を理解することだと思います。

meguriさんの場合は、おそらく子供のころに、このパターンができた原因があります。

本当の自分でいると誰かが嫌がる
自分らしさを隠したほうがうまくいく
我慢強いのはよいこと

そんな観念が生まれるきっかけになった人間関係やできごとはありませんでしたか?

子供のころ、それはとても辛くて強烈な経験だったかもしれません。
であれば、そういう観念が生まれるのは当然だったと思います。

でも成長して経験を積んだ大人の自分の視点では、きっとまた別のとらえ方ができると思います。

そんなに重く考えなくてもよかったかな。
相手も相手で色々あったのかな。
辛かったけど、今の私なら乗り越えられるな。

そうやって今の自分で、昔の自分や状況を理解し許すことで、新しい観念を採用しやすくなりますので考えてみてくださいね。


自分一人ではそこまでたどりつくのは大変かもな…という場合は、カウンセリングにてたっぷりお話を聞かせてくださいませ!

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