作良ふぐ

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X:@fugusakura0722 海外滞在経験から、日本を漫画カルチャーで盛り上げたい気持ちが膨らみ、漫画の原作者を目指してます。

最近の記事

君の不幸は蜜の味 あらすじ+1話【創作大賞 漫画原作部門】

一言で 「被害者の不幸を食べることで犯人を探し出し、制裁を加える話」 あらすじ  大(だい)は殺人犯を殺すアンチヒーローとして暗躍している。弟とペットを養うため、鬱々とした感情を抱きながらも殺しをしている。ちょうど100件目の事件を終わらせた日、大は倒れてしまう。彼の雇用主のマスターが”癒し”が必要であろうと、大に紹介した場所はラブホテルであった。部屋には一人の女がおり、早々に大の服を脱がし始める。彼女は大の胸に舌を這わせると味わい、大の抱えている思いを言い当てる。大は驚き

    • 君の不幸は蜜の味3話【創作大賞 漫画原作部門】

      本編〇道  ・大、幸の後に付いて歩いている 大「(疑っている様子で)分かった、って本当かよ」 幸「本当です。賢さん?」  ・賢(事務所にいる)、イヤホンから話す 賢「はーい」 幸「犯人は配信者のZさんだと思います」 賢「了解、じゃあ彼を呼び出すから、その場所に行ってくれる?」  ・幸と大のスマホに地図が贈られる 大「この女のことを信じんのか?」 賢「そうだね。信じるね」 大「お前もマスターもなんでそこまで……」 幸「人望ですかね」  ・大、呆れる 〇倉庫前  ・幸と大

      • 君の不幸は蜜の味2話【創作大賞 漫画原作】

        本編①〇駅前  ・活動家、アンチヒーローについての演説をしている  ・支援者たち、チラシを配布している 活動家「アンチヒーローは私たちを救おうといつも奮闘しています。彼こそ世の中のことを真に考えているのです。彼に正当性を」  ・大、いきなり叫んで、周りの人が驚いてみている 大「うるせえ、アンチヒーローが好きで働いてると思ってんのか? お前たちと一緒でしょうがなく金のために働いてんだよ。大黒柱なんだよ。しょうがねえんだよ。なにがヒーローだ」 活動家「なんなの、あなた! あなた

        • 元天才少年起業家が現代最強忍者と組んで忍者業界で市場シェアNo.1を目指す話 【あらすじ+1話】【創作大賞漫画原作部門】

          あらすじ 13歳で1億の売上を上げた元天才少年起業家である石川円(23歳)は、8年前に事業が破綻してから、借金返済のためにバイトを掛け持ちして鬱々とした生活を送っていた。そんなある日、「ござる」を語尾に付ける変わった男、福部正之助が新人アルバイトとして入ってくる。戸惑いながらも仕事を丁寧に教える石川。  借金返済日、石川の金が盗まれてしまう。借金取りに詰め寄られ絶体絶命の時、福部が助けに来る。そしていとも簡単に借金取りたちを倒した福部は、石川にビジネスパートナーになり、忍者

        君の不幸は蜜の味 あらすじ+1話【創作大賞 漫画原作部門】

        • 君の不幸は蜜の味3話【創作大賞 漫画原作部門】

        • 君の不幸は蜜の味2話【創作大賞 漫画原作】

        • 元天才少年起業家が現代最強忍者と組んで忍者業界で市場シェアNo.1を目指す話 【あらすじ+1話】【創作大賞漫画原作部門】

          元天才少年起業家が現代最強忍者と組んで忍者業界で市場シェアNo.1を目指す話【2話】 

          本編【2話】決断①〇路地裏  ・初芽、石川のお金を盗んだ青年を詰めている 初芽「石川さんのお金、返しなさい」    ・青年、堪忍したように土下座をして謝る 青年「ごめんなさいっ」    ・初芽、ため息をつきながら青年に近付くと、青年が隠し持っていた手裏剣で攻撃をしてくる  ・初芽、攻撃を避けて青年を羽交い絞めする 初芽「出し抜こうなんて10年早いわ。(物憂げに)石川さん、大丈夫かな?」 ②〇人気のない路地  ・石川は地面に座り込んでいて、福部は跪いている 福部「拙者のビジネ

          元天才少年起業家が現代最強忍者と組んで忍者業界で市場シェアNo.1を目指す話【2話】 

          元天才少年起業家が現代最強忍者と組んで忍者業界で市場シェアNo.1を目指す話 【3話】

          本編【3話】発進①〇組長室(渡曾の部屋)  ・石川と福部、向かい合っており、その後ろに渡曾がいる 石川「福部さん、やりましょう」 福部「おお! 石川殿、本当でござるか? 感謝するぞ」  ・福部、渡曾の方に振り向く 渡曾「話はまとまったようだな。一年後、きっちり3000万払ってもらうからな」 福部「もちろんでござる」  ・石川、威圧感がある渡曾に委縮しなおす ②〇道(夜頃)  ・石川(わなわなしている)と福部(ルンルンしている)、隣同士歩いている 石川M『話に乗ってしまった

          元天才少年起業家が現代最強忍者と組んで忍者業界で市場シェアNo.1を目指す話 【3話】

          再往が妖 あらすじと一話【創作大賞2024漫画原作部門】

          概要あらすじ:  日本の人口は約1億人。その内10万人は魂の半分に妖怪を宿し"妖人"と呼ばれている。彼らの多くは強大な能力を行使し、人々の生活を脅かしている。この不安を和らげるのは、"牙楯軍"と呼ばれる人間たちだ。  10歳の少しぽっちゃりな洋太は、軍人になることに憧れている平凡な少年。毎日の友達との鍛錬を終え、家に帰る途中、妖人に襲われてしまう。そこに牙楯軍の軍人が駆けつけるのだが、彼もまた妖人だった。軍は妖人だけで構成されているという秘密を知り、落ち込む洋太。そんな時

          再往が妖 あらすじと一話【創作大賞2024漫画原作部門】

          再往が妖 二話「これが反骨精神?」

          本編 ①〇アパートの一室、風太の部屋(ワンルーム)  ・洋太、目を開け、上体を起こす  ・風太、服を着ている最中 風斗「起きたか?」 洋太「ここは?」 風太「俺の家だ。今日から二人でシェアハウスだと。(ぶつぶつと)なんでガキと」 <一話、振り返る> ・風太に助けられたシーン ・洋太が妖怪化したシーン ・思い出を消したシーン <振り返り終わり>  ・洋太、ハッとして悲しい表情をする 風太「俺は今から勤務だから、そこにある握り食え。あと、今日からお前学校に行くことになってるか

          再往が妖 二話「これが反骨精神?」

          再往が妖 三話「これが計画的偶発性?」

          〇学校の校門  ・洋太と海斗と清羅、一緒にいる 海斗「(しみじみと)今日で卒業か。色々あったけど、洋太がこんなに変わったのが一番の衝撃だよね」 清羅「見た目も性格も他人」 洋太「毎日の鍛錬を通して、自己統制ができるようになっただけだ」 清羅「(からかうように)仙人みたい」  ・嗣巳と取巻きA、B、前から来る  ・周りの生徒、嗣巳たちを避ける 嗣巳「(馬鹿にして)これは人間もどき君。君はどこの隊へ行くんだ?」 洋太「僕は木櫛隊に行こうと思っている」 嗣巳「ふっ、あの偽善者集団

          再往が妖 三話「これが計画的偶発性?」

          「勇者は僕の世界から帰れない」あらすじ

          「僕さ、実は異世界から来たんだ」 主人公 玲陽の唯一の親友であるレデの妙な一言から全ての物語が始まった。 今日がこっちの世界で最後の日だ、というレデ。 玲陽は最後に親友のことを深く知るために、一日だけその異世界に連れていってもらう。 異世界に行き楽しむ2人。 夜も深まり、レデが玲陽を元の世界に帰そうとした時に、事件は起こる。  この異世界は一体どこなのか。レデが言った"勇者"とは何なのか。レデの真意は何なのか。 たくさんの謎を抱えながらも、玲陽は世界を救う真の"

          「勇者は僕の世界から帰れない」あらすじ

          「勇者は僕の世界から帰れない」第3話

          ゼラ「適当なことを言うな!」 ゼラは激昂していた。自分たちが待ち望んでいた勇者を侮辱されたように感じたのだろう。俺は勇者についての話はレデから聞いていて知っていたが、面倒そうなので知らないふりをしていた。しかし世界の情勢についての話を聞いて、王権を倒して勇者になれば、地位や名声、金も全て手にし、好き放題できるだろうからなってやってもいい、と言った。そして勇者になるためにはどうしたらいいか、爺さんに聞いた。爺さんは、もし俺が勇者であるなら、自分たちの持っているものを全てを賭けて

          「勇者は僕の世界から帰れない」第3話

          「勇者は僕の世界から帰れない」第2話

           俺はレデが腕の中で冷たくなっていくのを感じながら、まるで夢にいるような感覚を感じていた。全てが信じられない、信じたくない。どれほど時間が経っただろうか。1人の同い年くらいの女が家の中に入ってきた。彼女はレデにチラリと目を向け、ゆっくりと目を閉じ、レデに深くお辞儀をすると、俺に一緒に来るように言った。深い悲しみを含んだその目によって、彼女が敵ではないことは明白であった。女はレデを背負って、俺は言われるがままに女の後をついて行った。レデがいた家よりもさらに明るさもない茂みを進む

          「勇者は僕の世界から帰れない」第2話

          「勇者は僕の世界から帰れない」第1話

          レデ「僕さ、実は異世界から来たんだ」 俺の唯一の親友が、妙なことを言い出した。高校生になったというのに、そいつは周回遅れの中二病に侵されてしまったようだ。俺は思わず飲んでいたコーラを噴き出して、大爆笑した。レデはそんな俺の様子を見て、すぐに機嫌の悪そうな顔になった。中二病だ、異世界転生もののラノベの見過ぎだ、と揶揄う俺にレデはさらに機嫌を損ね、拗ねてしまった。そんな様子を見て俺は、いつもは真面目なレデがそんな話をするに至った経緯を聞いてみることにした。レデによると、異世界で

          「勇者は僕の世界から帰れない」第1話