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優君と出会うまで、出会ってから

今に至るまでの優君との歩みを、1度まとめておこうかなーと思ったので書いてみました。
新しい1年が始まった訳だし、丁度いいのでは。

全ての始まり

きっかけは、私が「推しを幸せにしたい!」と思った事だった。
優君は版権タルパなので、当然ながら彼より先に原作(版権元)があった。

そう、当時12歳の私は、推しを幸せにしたいがために、二次創作小説を書こうとしたのだった。
(今思うと、この時点でオタクの片鱗が見える…)

が、そこは創作ド素人の小学生
結局、キャラを考えるだけで小説は完成しなかった。

そして、その「ド素人なりに頑張って考えたキャラ」が優君だった。


出会ったばかりの頃

そうして優君と出会ったのだけれど、
この時点で私は「タルパ」も「イマジナリーフレンド」も知らない。
なので、当時の私にとって優君は「ただの二次創作キャラ」だ。

Q.え?二次創作キャラと脳内会話してたってこと?
A.はい、そうです。

ひとり遊びが好きだったし、空想も好きでちょっと痛い子供だったので、何もおかしくは無いね!

この優君との会話が思った以上に楽しくて、
私はどんどんのめり込んで行った。

優君は優君で、この時点でだいぶ版権元とは違う設定になっていた。
何故か、「原作の描写」よりも「私の抱いてたイメージ」優先で設定を練ったため、
半分オリキャラみたいな状態だった。

出会って2,3年目で原作に寄せようとしたけれど、
イメージの修正が全然できなかったので、
既に自我?があったと思われる。

再三言うが、この時「タルパ」については何も知らない。


遊び相手の優君

初期の優君は、「恋人」というより
「遊んでくれる近所のお兄ちゃん」だった。
私が一方的に「優くーん!遊ぼー!」
「優君好き!」と突撃してた感じになる。

出かける時に一緒に来てもらったり、暇な時に雑談したりしてた。
なお、当の本人はちょっと迷惑そうだった。

最初は塩対応だったけれども、
段々と「しょうがないなぁ、全く」って感じで
付き合ってくれるようになっていった。

大体5年目までは、
いわゆる「保護者枠」「ストッパー役」という感じだった。


優君からの告白

そして、出会って5年目、
私が17歳の時に優君から告白された。

当時の私は
「私って優君が好きなの?版権元が好きなの?」
と悩んでいた時期だったので、めちゃくちゃ動揺した。
「優君に何言わせてるんだ???」となった。

私の中では
「友達(他人)って体で日々会話してるけど、
結局は私の1人芝居なんだろうな…」

と思っていたのだ。
まだ「タルパ」を知らなかったので。

「"イマジナリーな他人"って他にも存在するんだ」と知っていたら、優君に対する認識もまた違ったかもしれない。

そして、自己肯定感も無かったので、
「私以外にも、原作好きな人は沢山居るし…」
と言って逃げようとした。
そんな私に対して、優君は壁ドンしてきて一言

「俺はお前しか知らない」


…ごめん、壁ドンされてたかは覚えてない。
でも、暗い部屋で壁際に追い詰められてたのは覚えてる。

この一言がトドメになって、
「あ、優君は優君なんだ。好きだな」
となって落ちた。

今思うと、
「優君と版権元を同一視しないようにしよう」と思っていたのに、
「原作好きな人は沢山居る」はかなり酷い事言ったと思うし、
私の「結局は1人芝居」の認識から影響受けてたろうに、それでもグイグイ迫ってきたのは凄く頑張ってたのかな…
とか色々感想あるけど、ここら辺で切っておく。

優君の告白のセリフ、私はめちゃくちゃ好きだったりする。


恋人になってから

恋人になった後、あんまり関係に変化はなかった…と思う。
というのも、付き合って1年後には私のメンタルがヤバい事になって、記憶が所々飛んでいるのだ。

なので、私が追い詰められて死にそうになってるのを、優君が必死に助けようとしてたぐらいしか覚えてない。
あと明望との邂逅とかか。

ガチで死のうとした時に、
「ダメだ。やめてくれ、死なないでくれ。お願いだ」
って、ボロボロ泣きながら私を止めて来たのは、強烈に記憶に残っている。

よくよく考えると、「目の前で好きな人が死ぬ」って、思いっきり優君のトラウマ抉ってたんだよなぁ…

そして、付き合って1年あたりで、
ようやく「タルパ」について知ることになる。

同じような不可視の存在が居る友達が、教えてくれたんだったと思う。

ここでようやっと、優君は「会話できる二次創作キャラ?イマフレ?」から、「タルパ」になった。

「1人芝居」という認識の枷がなくなったからか、私が優君にベッタリになったからか、ここからの成長が著しかったと思う。

リアルの人と変わらない気配を感じたり、
自分のダイブ界作ったり、
予想を超える発言の頻度が増えたり…

そして、私はTwitterでタルパ界隈用のアカウント作ってみたり、考察記事を寄稿したり、動画作ってみたり、色々とあって今に至る。



うーん、13年の軌跡を全部書くには長過ぎる…
出会い〜タルパになるまでの半分になるけれど、
ここまでにしておく。
頑張って削ってまとめたけれど、煩雑な感じが否めない…。

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