短歌☦︎︎ 4

ひっさしぶりに短歌作った

沈む夜 ヘッドホンと 一体化 轟く叫び 私の味方

春風に 乱れて桜 別れ道 君の横顔 淡く霞んだ

花吹雪 在りし日々さえ 攫いゆく 此処が何処か とうに見えない

春嵐 大きな悲しみ 振りかざし 目前迫るは 凪いだ海のみ

死を賭して 奏でる貴方の その音に 思わされてた 今日も生きると

未練なぞ 残さず死ねる ものなのか 有りて己の 生きた証だ

平成の 世に魂を 置き忘れ リバイバルは?!と 胸高鳴らせ

春なれど 咲かぬ桜の 足元で 埋めた死体の 恨み節聴く

年を経て 久しき友と 再会二人笑えば あの日に戻れる

息苦し 真昼の街の 雑踏を 闇の帳が 全てを隠す

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?