短歌☦︎︎ 2

2つ目です。ゆるーく作ってます。

空の上 優雅に駆ける白鳥よ たまには青に 染まってみないか

通学の ホームで彼女 何思う 飛び降りた先 見えたものとは

アイドルを 漢字にしたら 偶像と なるのは神と 同義だからか?

時を経て 衰え乱る 赤椿 花ごと落つる グロデスクさよ

「いいね」とは 思わなくとも つい押して 社交辞令が ここにも潜む

通り際 金木犀の 香り聴き 秋の気配を 背後に感ず

見たくない ものを見ぬのは 難しき 情報社会の 敵と闘え

晴天の 光と雲の 隙を縫い 狐が嫁に 入る途中かな

車窓から 見える夕日に 目を細め 旅路を思う 高速道路

闇の中 甘い光で 人寄せて 回転木馬は 異界へ誘う

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