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読書ノート:仕事と人生を激変させるなら99.9%アウトプットを先にしなさい


書籍の情報

・著者:金川顕教
・出版社:SBクリエイティブ
・ページ数:208ページ
・発売日:2019/01/22


書籍の要約

人は仕事や勉強で資料を見る、本を読む、ホームページを見るなどのインプットを行います。
それ以上に大切なのは、誰かに説明することやノートにまとめるなど、アウトプットという行為が必要で、なぜならインプットだけでは忘れてしまうからです。
人は話す/ 書くなど、身体を使ってアウトプットすることで、再びインプットできるからです。
書籍の中では、そのアウトプット法が紹介されていました。

書籍からの書抜

第1章 人生の9割は「アウトプット」の順番で決まる

インプットよりアウトプットの大切さ
仕事でも勉強でも、まず何かを見る/ 読む / 聞くなどインプットから始めます。
私も資格試験に挑戦した時、まずは参考書を読んで理解できていないところを調べる、このインプットを重視した勉強法で試験に臨みました。
結果、合格点には程遠い点数となり、合格ラインには及ばず惨敗しました。
300ページの参考書を読み、理解が浅い部分を再度読むという学習方法が、合わなかったと考えます。
インプットだけでは勉強した気になっただけで、結果が伴わない方法だと知りました。
このことから勉強方法を次のように変えて、ゼロから学び直します。
その勉強法は、最初に問題集に取り掛かり、間違った問題の内容を調べてノートに自分の言葉でまとめる、まとめた内容を声に出し唱えて、再び問題集を解く。
この流れを1ヶ月のあいだ繰り返し合格できました。
私の資格取得の勉強法と同様の内容が、本書で書かれていましたので紹介します。

・iOIFというインプット / アウトプット方法
・iOIFとは、最小限のインプットでアウトプットを始め、足りない知識があれば再びインプットし、フィードバックをする


人はアウトプットすることで自身の頭の中が整理され、インプットした内容をアウトプットの中で見る / 聞くことで、再びインプットできると考えます。
またアウトプットの中で違和感や、詳細に説明できない所があった場合、自分の中で理解が足りない部分であり、再びインプットすることで補完します。
アウトプットしながら自身で振り返りや復習でき、セルフフィードバックすることで好循環が生まれますよね。

第2章 「何を知っているか」より「どう伝えるか」が勝負を分ける【話す】【書く】アウトプット術

伝える内容が絵日記になっていませんか?
「君の話している内容はよくわからん。もう一度、整理してくれ。」
報告でよく見かける場面ですよね。
若い頃に私も言われたことがあります。
自分の脳内にある情報が箇条書きの状態で整理されておらず、伝える順番はバラバラ。
このような伝えた場合、相手から突き返されるのは当然です。
これは相手のことを調査不足も関係します。
特に報告とは相手が知りたいことは何かを踏まえた上で、簡潔に、的確に伝える必要があります。
相手によっては1~10まで知る必要はなく、現状と方針、方針に対する問題点だけを知りたい立場の方だと尚更です。
相手の立場が上に行くほど、ダラダラと話すのは報告とは捉えられませんし、時間泥棒と捉えられ、信頼を失い、評価は得られなくなります。

第3章 五感を使った「行動」こそが人生を変える【行動】アウトプット術

行動思考について考えよう

自分の行動を分類すると、どのような行動思考ですか?

「やらなきゃというMust思考」
「自ら行動するWant思考」


Must思考は”べき思考”と呼ばれており、~するべきの思考で反自発的なものとなり、”やらされ感の強いもの”になります。
Want思考は~したいと思い行動するため、自発的な行動にかわります。
やりたくない事に対して、Want思考を持つことは難しいです。
そんなとき本書で紹介されている「If~Want思考」をお勧めします。
これは、もし~だったら…と考え行動する思考法で著者も妄想と執筆していましたが、私は次のような考え方を実践しようと考えました。

例1:もし、今日の仕事がスムーズに行けばスケジュールは前倒しになり、来週は比較的に余裕を持って仕事が進められる。
例2:もし、運動を継続できたら健康な身体づくりができ、次回の健康診断は良い結果が得られる。


ポイントは「If~Want思考」をマイナスで考えると「もし上手くいかなかったら…」と考えてしまいますが、プラス思考に変換することでモチベーションアップに使えると考えました。

もちろん、妄想は妄想です。
しかしモチベーションを上げ、この瞬間に全力を出し切ることで、プラスに作用するのであれば、この方法を使いマイナスな行動思考を払拭しましょう。

第4章 「何を知っているか」より「誰を知っているか」が武器になる【人脈】アウトプット術

学ぶべき人の選択は正確に!
みなさんは「ジンザイ」と聞いて、どの様な漢字を思い浮かべますか?
本書で3つのジンザイが表現されていました。

人財:自分より優秀な人
人材:自分と同じような人
人罪:自分より劣っている人


そして人財となる人は「話す・書く」「プレゼン力」「コミュニケーション力」というアウトプット力のある人です。
人財である人は次の3つを怠らない人だと考えます。

・教えながら学び続けている人:常に学ぶことを継続している
・現役であること:現在も第一線で活躍している
・結果を出していること:常に結果を出し続けている


ある程度の学びを続ければ、結果はおのずと出てくるものですが、そこで学ぶことを止めると二流になってしまい、学ぶ側の私達が先達を一流か二流か見極めなければなりません。
そして私達がこれから何を学ぶべきか。それは次の2つに分けられます。
1.本業に関する知識
2.投資、文章力、コミュケーションやマネジメントなど本業のこと、本業に+αになること
2に関して、現代社会では情報はごまんと溢れており、情報社会と言われる昨今、とりあえずインターネットで情報を収集して、足りない部分は、書籍を買う程度のスモールスタートで始めると、気楽に始められると考えました。

本を読んで実践すること

・アウトプットを考え最小限のインプットから始め、効率的に進めること。
・インプット~アウトプットが終わったら必ずフィードバックし、どれだけ時間を費やしたか、次はどのように効率化するかを振り返ること。
・行動するときIf~Want思考でプラス思考でMust思考を払拭する。

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