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ナイアガラの滝のAirbnbで驚きの体験!

先日連休を利用して、主人の妹弟家族と総勢7人でナイアガラの滝へ旅行へ行ってきました。出発したころはナイアガラの滝を紹介する記事が書けるかな~と思って出かけたのですが、泊まったAirbnb(エアビー)で思いがけない、ある意味貴重な体験をしたので今回はそのお話をしたいと思います。

トロントからナイアガラの滝までは車で約1時間半。ワーホリ1年目の頃はもちろん、最近では家族や友人が来るたびに訪れているので、もう10回以上訪れていると思います。季節や天気によって違う滝の姿や周辺のお話など、いろいろオススメもありますのでそれはまた今度お話ししたいと思っています。

今回泊まったAirbnbは、滝付近のメインエリアまで歩いて約10分。滝付近の高額な駐車場代を考えるとお得だね、ということで満場一致で泊まることにしました。住宅地に立つ1軒屋なので、キッチンやお風呂付き。全部で5つベッドルームがあり、地下階にはゲームルームとしてエアホッケーまで備わっているおうちだったので、今回のような大人数での旅行にはピッタリ。

みんなそれぞれ自分の朝食が作れるような準備やお菓子、またボードゲームなどを持参して、修学旅行感覚で泊まりに出かけました。お鍋やフライパン、コーヒーメーカーなどは常備されているということだったので、その辺は使わせてもらう予定で出かけました。

ドアにあった貼り紙

こんなご時世なこともあって、最近のAirbnbはたいてい無人チェックインで、住所やドアコードがチェックインの数日前に知らされます。今回のおうちも無人チェックインなので、管理人さんに会うことはありませんでした。

当日は相乗りも含めて3台の車で出発。私たちは2番目に到着したんですが、到着するなり先に到着していた儀妹さんと儀弟さんが「ちょっとちょっと・・・・」と複雑な表情を浮かべながら迎えてくれました。その理由が入口のドアに貼ってあったこれ:

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ナイアガラ地区の自治体さんからの警告状で、略すと「この地区で勝手に部屋貸しビジネスをするのは禁止されています。今すぐやめるか手続きをしないと法的措置をとります」という内容。

ま・じ・で?!

この物件を探して手配したのは私なので、冷や汗ものです。こんなの聞いてない!

でも家族はみんな「1月から貼ってあるし(泊まったのは2月半ば)とりあえずいいんじゃない?」と言ってくれたので、とりあえず無視しておくことにしました。よかった・・・

次の日帰ってくると・・・

次の日。2泊3日の予定だったので、この日は朝からみんなで滝まで散歩に出かけました。それでも全員「いつでも来れるしね」という感覚の場所なので、お昼ご飯を食べた後はうちのトット君がお昼寝できるように、ということで明るいうちに帰ってきました。

帰ってくると、なんとドアの貼り紙のところに・・・・

名刺が貼ってある!

これ、絶対誰か来たじゃん!!

まさか毎日見回りに来ているとも考えにくいので、周辺住民が宿泊者を見かけたら通報するようになっているのでしょうか?え、見張られてた?!

一応管理人さんに写真付きで「こんなん来てますけど・・・」というお知らせはしたんですが、「教えてくれてありがとう」と一言。

なんだか嫌~な空気を感じながらも、その晩も引き続き無視して過ごしました。

ついにこの時がやってきた・・・・

そしてチェックアウトの朝。

チェックアウトは11時だし、主人と妹弟さんたちは最後にもう1戦ボードゲームしたい!ということで(私はパス)、チェックアウトぎりぎりまで滞在することにしました。

日曜の朝10時。もうすぐチェックアウトだな~と思いながら、トット君とぼーっとYouTubeでビデオを見ていると、

ドンドンドンドンッ

・・・・つ、遂に来た~~~~!

主人に頼んで出てもらうと、やっぱり自治体の人!!日曜の朝までご苦労様です。家族全員「ついにこの時が来たか」と、ドキドキ。いや妹弟さんたちはみんな、むしろ興味津々。

強面の大きな人だったらどうしようかと思っていましたが、女性で、割とにこやかに立っていてくれたので助かりました。私たちが知らずに予約したこともわかっていてくれたので、このAirbnbのリスティングのサイトだけ送ってほしいということで、予約した私がメールで送り(ちゃんとメールを受け取るまで帰らないという本腰の入れよう)事なきを得ました。

聞けばなんと8か月も前からこの件にあたっていると。そんなん絶対管理人さん知ってるじゃん!

Airbnb側の対応は?

家族のみんなの提案で、帰ってきてから試しにAirbnb側にこのことを通報。あわよくばちょっと返金なんてしてもらえたりして~と、家族一同淡い期待を抱いていたのですが、それはありませんでした。

なんでも、何かトラブルがあった場合はチェックインから24時間以内に報告して対応してもらわないと、一部だけでも返金などはないそうで。そんなの知らなかった!

そもそもここの物件は、例えば塩コショウはありますよ、ということだったのになかったり、14人まで宿泊可能と載っている割にはグラスの数が明らかに少なかったり(5個とか)楽しみにしていたエアホッケーは壊れているし、電子ケトルまで壊れていてお湯を沸かすのに鍋を使う羽目になったりと不便が多かったので、さっさとエアビー側に報告しておけばよかったな、と若干後悔。次回への教訓になりました(いや、次回はこういう物件にあたらずに済むことの方を祈りますが・・・)。

というわけで!今回の旅行は、宿泊先のAirbnbが違法で営業していたという、驚きの体験になってしまいました。ま、これも思い出の一つになりますね。

THANK YOU FOR READING ☆ SEE YOU NEXT TIME

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