キミは恋人でもサンタクロースでもない。
どういうわけかこの時期になると、「彼氏」という存在が欲しくなる。
普段から「彼氏が欲しい」、「一人は嫌だ」と言っているタイプではない私としては、一念の一度のこの時期だけが「誰かと一緒に歩きたい」と思う。これは精神的な「歩く」ではなく、肉体的なものだ。
誰かと手をつないで、お気に入りのイルミネーションの下を歩きたい。疲れたらホットワインなどを飲んで、街を歩くカップルを眺めたい。
「あのカップルいいね、いい雰囲気」などと述べたい。そう思っている。
しかも困ったことに、毎年12月か