◎映画『100万ドルの五稜星』


ようやく『100万ドルの五稜星』を映画館で鑑賞。

何度も何度も、鑑賞し終えた友達に
「早く観に行って!」
と急かされていたので。(笑)

これはアニメやマンガ、『まじっく快斗』をきちんと観ていたら、面白さが倍になるストーリーだなと思ったのが鑑賞後の感想。

今回は阿笠博士が途中まで居なかったから、恒例のナゾナゾはないのかな?と思っていたら
やっぱり終盤で出てきた。
だよねえ。

前回の『黒鉄の魚影』では
黒の組織と灰原哀という、もう絶対何か明らかになるやつ!感満載の映画とは対照的に、

服部平次と怪盗キッドという、人気キャラ詰め込んでみた。というのが鑑賞前の印象だった。
どうせまた平次、告白しようとするんでしょ〜みたいな。

『から紅の恋歌』が2017年。
それから7年経っても、依然幼なじみという関係性のまま。
(いや、それ以前から両思いだけれど。)

黒の組織絡み特有の驚き、
例えば「えー!赤井秀一生きていたの!」みたいな展開が本作の最後でも明かされていて、いちコナンファンとしてはとても見応えあった。

ほとんどコナン事情を知らない、つまりアニメやマンガを見てきていない人でも、北海道の地理や歴史が絡んでいるから、勉強になる。

から紅の恋歌といい、今回の100万ドルの五稜星といい、平次が絡むと日本の良さ全開の舞台で繰り広げられているので、とても好き。

『まじっく快斗』の青子と快斗
『名探偵コナン』の蘭と新一

どちらも幼なじみという関係性。

コナンは蘭の父である毛利小五郎と、同じ犯人を追うという共通の目的があるため、共闘関係にあるけれど

快斗は父と同じ怪盗となり、青子の父である中森警部は怪盗キッドを逮捕しようとする、対立関係にある。

けれどやっぱり自分の好きな幼なじみの父だから、今回の映画で描かれていた襲撃のシーンでは守ろうとするし、ICUに入って見守るし。

きっと今回の映画でキッドファンが増えたのではないかな。

わたし的には好きなコナン映画ランキング1位は変わらず『から紅の恋歌』だけれど
評価と変わらず本作も観て良かったと思える作品でした。

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