エアコンを消し忘れた
【櫻の魔法 〜図書館の記憶〜「大園玲」】
「うわっ!寒!」
エアコン付けっぱなしで出てしまった。
「ごめ〜んミスった〜」
「あ〜.....大丈夫!」
「.....もしや玲も消し忘れたことある?」
「そそそそんな〜!ねぇ?だって私だよ〜?」
「だって玲ちゃんだもんね」
「酷いな〜1回しか忘れてないよ」
「ほらやっぱり」
「そんな事より寒いからちょっとこっち来て」
そういって僕の腕を引いてソファに連れていく。
「アイス!食べよ!」
「寒いんじゃなかったの?」
「くっついて食べれば大丈夫だよ〜はい分けっ子」
「ありがと」
「.....蓋のとこ食べないの?」
「ここ?いいよ食べても」
「やったね〜」
「今日何曜日だっけ」
「今日は....何曜日だっけ」
「ん〜....月曜日?」
「ん?....火曜日じゃない?」
「火曜日か」
「さっきお肉安かったから火曜日で合ってるかも」
「🥺」
「え!?なんで泣きそうなの!!?」
「いやついに玲がそこらへんに興味持ち始めたのかと思って....🥺」
「あ〜.....うんちょっと勉強し始めたんだ〜」
「あ、ほんとのやつ?」
「うん.....いやなんかその」
「うん」
「いつまでも○○くんに家事任せてたらお嫁さんにしてくれないかもって焦って」
すぐ婚姻届出しに行った。
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