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ごろごろ

【櫻の魔法 〜ごろごろ〜「小田倉麗奈」】
「ごろごろ〜...ごろごろ〜.....」
「れいな〜」
「なにごろ〜」
「何時ごろ〜?」
「分からんごろ〜」

休日、2人でベッドの上でゴロゴロ(物理)

「れ〜いな」
「な〜あに」

ただ見つめ合う謎の時間。

「なんか○○って目綺麗だね」
「れいなが写ってるからじゃない?」
「あ〜笑  ぎゅうして欲しいの〜?笑」
「してほしいの〜」
「いいよ〜」

ふんわりハグ。

「ほんとにれいな落ち着く」
「分かる」
「包容力SSSじゃない?」
「分かる」
「ほんとに大好き」
「ねぇねぇ」
「ん?」
「こっち向いて」
「ん」

顔が近づく。

「あ、キスすると思った?笑」
「思った」
「しないよ〜笑笑」
「怒った」
「.....こら勝手にしない」
「れいなぁ」

完全にれいなに埋まる。

「おやすみ」
「え、だめだよ」
「なんで」
「お話しようよ」
「れいなのせいでねむたい」
「ビンタとかでいい?」
「今日のれいなのご飯めっちゃ美味しかった明日も食べたいなんなら僕が作ってもいいし掃除とか洗濯物しとこうかなとか思ったんだけどどう?」
「いっぱい喋るじゃん」
「いじわる」
「んふふ」

頭を撫でていたれいなの手は僕の髪の毛で遊び出す。

「くるくる〜」

僕もれいなの髪の毛で遊ぶ。

「れいなってボブの時期あった?」
「ううん、ずっとロングだよ」
「ボブにしたりしないの?」
「そっちの方がいい?」
「ううん、れいなが好きな髪型が好き」
「ほんとは?」
「見てみたい」
「ボブできるよ」
「え?」
「ロングのままで」
「そうなの?」
「じゃあ○○くんやってくれる?」
「わかった」

れいなは起き上がって僕の前に座るので、一旦覆いかぶさっとく。

「れ〜いなぁ」
「そんなに私の事好きなの?」
「うん好き。れいなは?」
「どっちだと思う?」
「すっごい好き」
「分かってんじゃん」
「偉いでしょ」
「偉い」
「どうしたらいいの?」
「三つ編みできる〜?」
「できる」
「いっつも勝手に三つ編みにしてるもんね」
「れいなの髪好きなんだよね。いい匂いするし」
「○○くんも一緒の匂いだよ」
「あ、分かったかも」
「ボブの仕方?」
「うん、これこうでしょ」

三つ編みにした髪を内側に巻いてピンで止める。

「え、ほんとに分かったんだ」
「れいなの事大好きだからね」
「私も大好き」
「え、待って」
「なに?」
「可愛いんだけど」

目の前に天使が居た。

「結婚したい」
「してるよ」
「抱きしめたい」
「抱きしめられてるよ」
「ちゅうしたい」
「なんかやだ」
「独り占めしたい」
「もうされてるよっ♡」
「え〜...好き.....」

ハグ。

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