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なんてことない玲ちゃんとの日常

【櫻の魔法 〜至高の日常〜「大園玲」】
「ねぇねぇこれって飲んでも良いやつ?」

休日のお昼前。

「どれ?」
「これ」
「うん、それ玲ちゃんに買ってきたやつ」
「あ、じゃあこっちが○○くんの?」
「うん」
「こっちも飲んじゃおっかな〜」
「太るよ」
「女の子にそんなこと言っちゃいけないんだ〜」
「ついでにアイス取って〜」
「チョコの方でいいの〜?」
「うん」
「......はい」
「ありがと」
「私も食べちゃおっと」
「あとで買い物行かなきゃだわ」
「今日の夜ご飯なに?」
「ん〜....なに食べたい?」
「なんだろう.....麻婆茄子とか?あっ」
「ねぇ笑  零すな笑」
「あはは笑笑  え!!すご!!見て!!笑笑」
「え?」
「ハート笑」
「いいから.....はい早く拭いて笑」
「ありがと笑」
「アイス食べたら出る?」
「うんいいよ」

お互いスマホをいじる。

「そういえば○○さ」
「うん?」
「昨日、ペン忘れて出たでしょ」
「あ!そうなんだよ今のうちにポッケに....」
「もう入れといたよ〜」
「偉すぎる」
「でしょ〜」
「あのペンほんと書きやすい」
「ほんと〜?良かった🙂」
「ほんとほんと。あと持っててめっちゃしっくりくるんだよね」
「大事」
「ぴったりすぎて他のペン使うのめっちゃ違和感だった、昨日」
「いっつも手握ってるから分かるんだよ✨」
「なにそれ笑」
「手貸して」
「はい...冷たっ」
「温め中〜」
「あ、爪綺麗じゃん」
「さっきやったんだ〜」
「人差し指好き」
「これね!可愛いよね」
「ん?これ!」
「あ、気づいた〜?笑」
「僕の誕生日.....笑」
「凄くない?一見数字に見えないの」
「普通に凄い」
「えへへ笑  がんばった」
「凄いじゃん」
「○○もしてみる?」
「どうなんだろしてもいいのかな」
「あ、会社が?」
「うん」
「この前、後輩の男の子がしてたけど特に何も言われてなかったよ。わたしも特に言われないし」
「じゃあお願いしよっかな」
「『玲ちゃん大好き♡♡♡』とか入れちゃう?笑」
「急にアホになるのやめて笑笑」
「文字数『♡』でごまかすのポイント笑」
「思った笑」

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