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キャンプと掃除

 料理は嫌いではないけど、継続できるものではないと思っている。対して掃除は好きではないけど私には向いている、というかしないと落ち着かない。それで毎日、クイックルワイパーとルンバと掃除機をフル活用している。
 目に認めないダニも木っ端微塵にしてやろうと意気込んでいて、ダニ取りシートは定期便に頼るほど欠かせない。浴室で髪を洗っている時にカビを見つければ、黒板に爪を立てたように神経がピリつく。シンクが汚れるのも大変恐ろしい。排水溝も、その奥の目には見えないホースの内部まで想像する。

 よくそんな潔癖でAVができるね、と以前言われたことがあった。
 確かに言い得て妙だ。他人と交わる行為と潔癖は結びつかない。
 それでも全く抵抗感を抱かないのは男優さんが清潔な状態であることが大きい。私の長い爪なんぞよりよっぽど綺麗な爪を持っているし、こうやって解剖していくと、毎回のシーンの撮影に挑むにあたって化粧をしたまま洗い流さずにいる私の顔には、色々なものが付着しているだろう。
 性病検査はお互いに確認済みだし、現場にはケアグッズが豊富に揃っている。撮影時に使う、膝を痛めないようにと床に敷かれたマットはいつもスタッフさんがコロコロをかけてくれている。だから私としては、その日において他者から与えられるダメージはほぼゼロと言ってもいい。
 たまにシャワーを浴びている時に、スタジオの風呂場のカビが気になることもある。でもテリトリーではない範囲において潔癖アンテナが敏感に作動することはない。それよりも、わたしの鼻の穴の中には毛が生えていないか?そんなことばかりを気にする。

 ところで料理の話に戻すと、私は料理が苦手だ。作ることはできるが、作るまでのあの重い腰はどうにもならない。なので、汎用性の高い食材を買ってきて五つほどのジップロックにそれぞれの材料を入れて冷凍保存する、あの素晴らしい節約術も憧れはするけど気が遠くなる。本当はやってみたい。できることなら毎日料理をしている自分を見てみたいし、ジップロックに仕分けした食材を取り出して手際よく糖質の低い夕飯作りをこなしてみたい。でも、手間がかかる時点で嫌悪感があらわれ挫折につながるのが人間の性で、まさしくそれと同じ状態に陥ってしまう。そこを超えた何かがないと継続できないのが料理という認識でいる。

 ただ、充足感という観点から、私が精を出している掃除という作業を眺めてみる。そうすると、その見え方は大分変わってしまう。
 マイナスのものをゼロに戻すだけの掃除というのは、実は張り合いが全くない。借金を返し続ける行為と似ていて、毎日同じ額の負債をひたすら返す、そしてその行為に1日2時間も割くという継続はあまりにも達成感がなかったりする。

 それに対し、同じく充足感という観点から、何かを作るという作業も別の見え方になっていく。
 私の生活の周りで言えば、料理、書き物、小物づくり、DIY……とかは「創作」にあてはまる。何もなかったところに新たなものが生まれる、この喜びは大きい。ゼロがプラスになる、そんな時間の使い方は有意義で最高だ。私が書き物に依存するのも「生活した感触」やら「1日のなかでつくったもの」やら、目に見える形として努力を残したいのだ。そういう邪念が肥大化した、最終形態であるように思える。ただ料理は、書き物のようにはなかなかいかない。

 私の夕飯は、レンチンした白米にふりかけをかけるだけで別にいい。そういう日もあれば魚焼きグリルを開ける日がある。その翌日には炒め物をする。なんとなく食材を補填しにスーパーに行くのが面倒臭くて、またふりかけに戻る。卵焼きを作って汁物を作ろうとする気力が、翌日にはなぜか湧く。煮物はよっぽど気分が良かったり精神的に安定していないと、やる気が出ない。体調と気まぐれが一致して「今日はいけるかも!」と確信した日には妙に凝った料理を作る。カルディで、その料理以外にはあまり使うこともないだろう珍しい調味料を買いに行ってしまう。

 ところで、そんな私ですが。
 面倒臭いことしか詰まっていないキャンプは、とても好きだったりする。
 キャンプの準備の中に、料理の下拵えやギアの組み立て・撤収などの、普段の私なら虚しさを感じるような作業があったとしても、体は嬉々として動き出す。

 キャンプにハマったのは、イッヌ様と遠出したかったからだ。
 ドッグランに行くとイッヌ様は寝そべって走らない。「走って〜お願い〜」と懇願するものの、イッヌ様は近くにある草の方に夢中で、両手で草を挟みながらむしゃむしゃと噛んで全く動かないのだ。
 犬も同伴可能な旅館に泊まってみたことは何度かある。ただ、とても高い……!と言ってしまうと失礼だけど、普通に人間が泊まるのと比べてコストがかかる。たまにギョッとする金額が画面に表示されて「まじか、しかも別に普段と特段していることは変わらないのに、、、」ともなる。旅館にイッヌ様と泊まって出来ること、それは家にいる時とさほど変わらない。近くのドッグランにいるか部屋にいるか、というパターンは同じ。

 ともすれば他の方法がないかと考え始め、その末にでてきたのがキャンプだった。

 ある日のキャンプ場、小雨が降りしきっているにも関わらず、芝生の中を野犬のように走り回っているイッヌ様をみる機会があった。その逞しき脚力、しなやかな動き、シュビビビビッと俊敏に駆け回る姿を見てホッコリした。イッヌ様が本領を発揮しているようで「この手があったか……!」と口角が上がるのを抑えられなかった。

 キャンプ好きのメンバーが私の周りに多いことも影響した。そのうちの1人、てっちゃんという方から、ソロキャンプに必要な一式が揃っているコールマンのトランクを誕生日に頂いた。寝袋テント焚き火台などなど、一通り入っている。
 てっちゃんの名前は高岡哲也さんだ。私が専属女優を務めさせて頂いているソフト・オン・デマンドというメーカーに勤務している。私がAVデビューした時からお世話になっている父みたいな存在の人で、てっちゃん夫婦もまたキャンプにドハマりしており、その縁もあってキャンプのイロハを教えてもらえる機会にありつけたのだ。

 キャンプって、なんでこんなに楽しいんだろうか。
 最初に行ったのは去年の10月。
 私とてっちゃん、SODのFさんとNさん、そしてキャンプのプロであるMさん(愛称はプロ)と五人で行った。
 場所は荒船パノラマキャンプフィールド。山々の稜線がはっきりと見える絶景の場所で、夜になると霧が立ち込めて辺りが真っ白になる。ランタンの光がぼやけて輝いているのも含めて、あまりにも幻想的な風景だった。
 全てが初めてだったので、てっちゃんからもらったトランクを芝生の上で開いても、何から手をつけていいのかわからなかった。詰まったギアの組み立てに苦戦し、ソロキャンプ仕様の華奢な造りのものなのに、他のメンバー達に一緒に手伝ってもらってようやくテントを設置できた。 
 なるほど、これは床の上に敷く緩衝材的なものなのね。テントの骨組みってこうなっているのね。すごいね今のキャンプ用品って。いや比べたことはないし知識もないけど、こんなにコンパクトに収まるのって技術の進化でしょ。ふむふむ、何事も勉強勉強。と独りごちながら。

 各々のテントの設営が終了して、プロに張ってもらっていた大きなタープの下へ集まる。
 そしてグループキャンプの醍醐味はここから始まる。各々が持ちよった食材を各々が調理する。そしてそれをみんなでシェアして食べる。ご近所にお裾分けするような感覚だ。自由だけれど一種の連帯感があり、あの人は今、一体何を作っているんだろう?と見守るのも含めてワクワクする。……これがグルキャンか、既に楽しい!

 そして腹もひととおり満たしたあと、始まったのがギア自慢大会だ。

「実は作っちゃいました」
 と決め台詞調で言ったてっちゃんが徐に立ち上がり、停車した車の方へ歩いていく。そして何かをおろしてこちらへと戻ってくる。 

(それ、なんですか?カフェ風スタンド?)

「ここにフックをかけるとシェラカップとか吊るせるんだよね〜」

( …そこに書いてある…「TTC」って、なに?)

「ああ、これはね、高岡・ツーリング・クラブの略!」

(あ、その略なんだ、、、。)

「すごいじゃないですか高岡さん!・・・じゃあ僕もいっちゃおうかな?」と、Fさんが横で、ガサゴソと何かを取り出す音を立てる。
「それは、、、!」とNさんが目を見開く。「〇〇の〇〇番のナイフ、、、!」
「フフ……切れ味抜群ですよ〜」
「ですよね〜!」
「フフフフ……」とFさんが近くにあった肉をスパン!と切る。
(断面までビューティフル!すごい!!)
 その流れを見ていたNさんが、何かを思い出したようにFさんのテントの方へと視線を向け、またFさんに向かって話し出した。
「そういえば、最近全部〇〇(ブランド名)で固めてますね。テイストはそっちでいく感じですか?」と問いかける。
「いやあ、一度無骨系にしようと思ったんですけどやめたんですよね〜」
「そーなんすか……」
「ちなみに高岡さん、そのグリルって……?」
 と今度は、Fさんの興味がてっちゃんのグリルに向く。
「あ、これは〇〇です」
 とてっちゃんは続けて説明をする。「この間、いいなあと思ってつい買っちゃって……。見てください、ガッチャン!はい、これで終わり!まじでコンパクト収納なんですよ!」
「おお!ちょっと触っていいですか?……わわ、滅茶苦茶軽いっすね!」
 Fさんがてっちゃんと盛り上がっている最中、Nさんがプロに向かって「あーー!!!」と突如ものすごい声量で叫んだ。
 なになに、とみんなが固まる。
「ちょっと待ってください。それって、もしかして、、、?!」
 と指差す先には、タープに吊るされたコンパクトなライトがある。そういえばこんな広いタープ内をくまなく照らしてくれているライトだが、見た目ではその凄さがわからない。
 何が「あーー!!!」なんだ?
 うーん?光量が強いんだ、きっと?
「いま売ってないですよね?どこで手に入れたんですか?!」とNさんの鼻息は随分と荒い。
 みんなが、てっちゃんのグリルから視線を剥がして、ライトに釘付けになる。
 てっちゃん、ごめん。
 私もそのライトが気になってきた。
「ふふ、実はネットで買えちゃったんですよ」
 とプロが控えめに答える。
「いいなー!」
 と私以外のみんなが声高々に叫ぶ。
「しかもテントも新幕ですよね?え、それはどのような経緯で、、、!?」とNさん。
 テントの呼称が「幕」なのだと私はこの時初めて知った。
「これはキャンペーンに応募したら当たったんですよ!」
 とプロが応えると、一斉に歓声があがった。
「当たるんだ!?あれって当たるんだ!?」
 みんなの動揺を前に、プロは両手を前に差し出して、まぁまぁ、と我らの興奮を宥める。
「……そういえば高岡さんたちの、そのチェアもいいですね」
 プロがさりげなく、てっちゃんに話を戻した。「さすがプロ、目の付け所がいいですね」とてっちゃんも満更ではなさそうだ。優雅に寛げるてっちゃんチェアは、背もたれを下げたり上げたりと自在に調節できるそうで、
「これはクラファンでゲットしたんですよ」
 とチェアにプロを座らせる。次第にみんなの注目を集め始めた。まじで嬉しそうだな。いいですね〜デザインがまたシンプルで…などと、みんなはキャッキャキャッキャしてる。

 この流れが小一時間は続いた。

 そして着火剤を忘れた私は、薪に火をつけることに苦戦していた。みんなが料理をしている間は「初キャンなのでおもてなしをされる」という体裁で、何もせずにただ見守っていたのだ。全ての料理が出た後の焚き火タイムに入っているのに、私の焚き火台だけ新品で綺麗なままである。
 やばい、チャッカマンしか持ってきてない。
 火吹き棒まで持ってきたのに、肝心の着火剤を忘れるだなんて……。
(どなたか着火剤って、、、)
 と私が言いかけた途端、プロが「大丈夫大丈夫!」と遮った。
「まなちゃん、ちょっと離れててね〜」
 と言い、タープの外へ一旦はけていった。
 再び焚き火台の近くへ戻ってくる。手元には何やらゴツいものがぶら下がっている。
(…………それは?)
「ファイアーーー!」
 と声が上がる。プロが手にしていたのは火炎放射器の様な、何かしらの、代物であった…。
 物凄い太さの火が噴き出た。煌々と照らされるタープ内。もちろんタープから外れた場所に焚き火台は置いてあるのだが、暗闇の中にいるみんなの顔が鮮明に見えるくらいの炎の強さだ。
「す、すげー!!」
「さすがプロ!」
「なんすかコレー!!!」
 とみんながで仰け反って叫んだ。
 このように大盛り上がりだが、キャンプには消灯時間がある。寝静まるべき時間にも我々は、プロのテントの中にお邪魔して声を出さないカードゲームでまたひと盛り上がり、ふた盛り上がりする。
 修学旅行みたい・・・!

 そしてみんなとの会話で発せられた沢山の知らない単語。私はアイフォンでメモをとることしかできずにいた。ギアの名前だけでも辞書ができそうなほど分厚い量だ。ブランドも、コールマンとスノーピークとロゴスくらいしか知らなかったけど、ふむふむ。色々あるのね。ギアごとに特徴があるのは当然だろうけど、実際に手に取って比較してきた彼らプロたちとは少し遠いところにいる私。自慢のおもちゃを見せ合う腕白小僧たちみたいで、その様子を思い出すだけで体がうずうずする。
 ここに追いついてみせたい。。。!!!
 そんなわけで、私のグループキャンプデビューは素敵に幕を開けた。

 ソロキャンもするし、知人とのグルキャンにも参加するようになった。
 車でキャンプサイトへ行く。イッヌ様用のコットを置き、その近くにドッグアンカーを設置する。リードをドッグアンカーに繋げて、作業中に一休みする用のチェアーも置く。イッヌ様の横で次々とギアを下ろし、タープを張って、その下に拠点をつくる。最後にテントを張って寝床を整える。簡易的に準備を示すとしたらこんな流れだ。
 コットという、寝床用に使うマットレスのような役割のギアがある。私はグルキャンのあと、一番最初にヘリノックスのコットをイキって買った。コストはかかったが軽くて寝やすくて、さすがヘリノックスといわざるを得ない使用感だった(←にわかの癖にこういうことを言う)。でも、このコットの骨組み部分は丈夫さを担保にしている代わりに固すぎて、叫ばずに組み立てることはできない。

 ……とまあ色々と書いたけど、私はまだまだキャンプ初心者なので、プロからすれば余計な工程や足りない工程はあるとは思う。

 どちらかというと、ここからがキャンプの本番だ。
 いつも何をしているのか少しだけ流れを書こう。

【〜紗倉ソロキャンwithイッヌ様 1日の過ごし方〜】

・ご飯を作って食べる
・イッヌ様にもお裾分けする
・イッヌ様とあたりを散策する
・ご飯を作って食べる
・イッヌ様にもお裾分けする
・イッヌ様とあたりを散策する
・ご飯を作って食べる
・イッヌ様にもお裾分けする
・イッヌ様とあたりをお散歩する
・寝る


【完】

 なんてシンプル!そして反復。
 お気づきだと思うが、ソロキャンプではご飯を作って食べることがメインとなる。もちろんギアを組み立てる楽しさもあるけど、作業としては、食べる、作る、だけのシンプルさ。そこにイッヌ様とのお散歩や戯れが入る。
 加えてこれに「森を見つめる」とか「読めたらいいなと思って持ってきた本を読まずに、ただ森を見つめる」とかが追加されるけど、要は食う寝る以外に何もしていない。
 この時間が何よりの贅沢なのだ。ギアの組み立てと準備で疲弊した身体には、すでに達成感がある。澄んだ空気の中で鳥の囀りに耳を傾けながらのんびりする時間は、至福以外の言葉で表しきれない。

 何より、あれだけ料理は気が進まないというのに、キャンプにおいては料理をすることをサボらない。
 使うであろう米を計量して、ジップロックする。イッヌ様のドッグフード数食分もジップロックに投入。そして現地でタンドリーチキンでも焼こうかと考え、鶏肉とヨーグルトと調味料をジップロックにぶちこんで冷蔵保存させる。イッヌ様用の、味付けのなされていないチキンも細かく切ってジップロックに投入。その合間に冷蔵庫から保冷剤を取り出して、クーラーボックスを冷やす。洗剤は環境にやさしいものに詰め替え、玉ねぎとキャベツは料理において汎用性が高いので、個別に皮を剥いたり切ったりして、大きなジップロックにそれぞれ投入。アクアパッツァを作りたい、それなら魚の肝もあったほうが味が出るよなぁと考えて魚屋まで出向く。ハナマサまで行く。またカルディへ行く。

 手間をかけた細々とした作業で、しかも数食分考えている。面倒くさいことを徹底的に煮詰めた状態なのに、なぜかすごくやっていて楽しいのだ。

 どうやらキャンプには責任を感じていて、普段の料理には責任を感じていないということなのかもしれない。責任っていうのは誰に向けて?と考えると、自分で決めたプラン、そしてそれが短期的なプランであるからこそ遂行しようという心構えがある。そこに伴う「責任」ということだ。
 毎日料理をすること。これは人生における長期的プラン。明確に予定を組んでいるキャンプに向けての料理とは全く別物なのである。

 なにより、キャンプは借金ではない。創作だ。
 マイナスのものをゼロにする掃除から離れて、私は森の中で過ごす妖精のような気持ちに浸れる。テントを設置し、タープを張り、料理を作る。これら全ての行為によって、その場には本来なかったものを作り出す。QOL向上に似た多幸感に包まれている、そんな気がする。

 とはいえ、やはり綺麗に片付いた家にキャンプから帰ってくると少しホッとするのだ。

 「キャンプは快適さを追求するのではなくて不便を楽しむものだ」と、以前、キャンプメンバーが言っていた。間違いなくそうである。キャンプをするにあたって、家と似た快適な空間を作ろうとすることは、おかしなことなのだ。自然という飾り気のない場所に身を置いて、その静けさを堪能するのもキャンプの醍醐味である。手元に灯る光が暗くとも、燻らした煙にまみれた体を一晩洗わなくとも、その不便さをダイレクトに体感しても、それこそがキャンプである。要するにキャンプに潔癖などいらないのだ。そしてその不便も大いに楽しむものなのだ。

 掃除の行き届いた家と、土の上に張られたテント。
 快適と不便を行き来する。

 キャンプの楽しさは、家があるからこそ実感するのかもしれない。安心する、快適な家がなければ、私はキャンプを自宅同様の安らぎ空間にしようと別の精を出したに違いない。

 なので家の中では基本的に「借金」を返し、外では「創作」による収益を得ている。マイナスのものをゼロに戻し、ゼロからプラスにしている。そういう構造の中で私は生きている。

 またキャンプに行きたいと11月のスケジュールを睨んでいるが、なかなか難しそうだ。

 久しぶりに、野犬の様に走り回るイッヌ様と自然の中で戯れたい。

 今はとてもいい季節だと思う。

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