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歴代の使用カメラをまとめてみた

ここ最近色々なメーカーのカメラを取っ替え引っ替えしすぎた気がするので自分への戒めとしてまとめてみることにしました。各カメラに簡単に感想もつけていきます。

※9/4 レビューしてるのに作例が無いなんてどういうことだ! と自分に怒られたので作例を追加しました。

2014年12月
Canon EOS kiss X7i
初めてのレンズ交換式カメラ。ダブルズームキットを購入。それまでは使い捨てのフィルムカメラと携帯・スマホのカメラしか使ったことがなかった。自分用のクリスマスプレゼントを選んでいてギターでも買おうと思っていたところ、YouTubeの広告で流れたCanonのガッキーのCM(EOS M2だったかな?)になんとなく心を惹かれ、カメラを買うことにした。CanonかNikonを買えばいいという情報だけ仕入れてその日のうちに町田のヨドバシで適当に買った。キャッシュバックのキャンペーンをやっていたのが決め手だったと思う。
その後、撒き餌レンズとタムロンの28-75 f2.8も購入。
当時趣味だった自転車に乗り、主に東京と神奈川の風景や街並みをひたすら撮っていた。

感想:入門機としては必要十分な性能と画質。今でも全然使えると思う。キットレンズの標準の方(EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STM)は写りがプラスチッキーであまり好きではなかった。望遠の方(EF-S55-250mm F4-5.6 IS STM)は解像度も高くて上位レンズに近いリッチな画質、潤いがあった。Canonの真の撒き餌レンズはこれ。

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2017年10月

Canon EOS 6D Mark2
札幌に帰って来て1年半後くらい。ポートレート撮りてえなあと思い始める。ポートレートならフルサイズに中望遠単焦点だろっつーことで、発売したばかりだった6D Mark2とSIGMA 85mm F1.4 Artを購入。
翌年4月くらいに同じくSIGMAの24-105mm F4 Artも買った。コスパ重視でSIGMAを選択しているあたり、今ほど沼じゃない様子が窺える。しかし写りは申し分なかった。

感想:ダイナミックレンジが狭いとか測距点が中央に寄りすぎとか、4K撮れないとか色々言われてたけど特に気になったこと無し。小型軽量でフルサイズ機で唯一のバリアングル(当時)というアドバンテージの方が大きかった。
妻を撮った写真を見返してみるとこの頃のものが一番肌が綺麗に写っているように見える。人肌を撮るならCanonと言われるのも分かる気がする。

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2018年8月
SONY α7RⅢ
ポートレートもちょいちょい撮るようになり、瞳AFが欲しくてSONYに乗り換えた。確かこの年の始めくらいに光の魔術師イルコ氏がα7RⅢに乗り換えマス! と言っていたのに影響されてのこと。α7Ⅲも出てCanonからSONYへ乗り換えた人のブログ記事が死ぬほど書かれていた時期だと思う。ポートレート用途で考えると買わない理由が無かった。kiss一式も売却した。
レンズはMC-11経由でSIGMAをそのまま使っていた。
11月頃に85mmをBatisに置き換え。同じ頃に24-105mmを売却、翌年1月にSONY 70-200mm F2.8 GMを買った。

感想:瞳AF、手ブレ補正、高精細なEVF、レタッチ耐性、トリミング耐性のおかげでほとんど思考停止でポートレートが撮れる。が、クリエイティビティが無いとカメラに撮らされているという状態に陥りやすいカメラとも思う。
SIGMA Artシリーズと組み合わせるとバキバキの方向に行きすぎて最悪だと思う。等倍表示してウホウホするには最高。GMレンズとの組み合わせは自由度の高い写真素材が撮れるという感じで、RAW現像の能力が問われる。私は諦めた。撮って出しは本当に使い物にならない。RAW専用機。

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2019年2月

Canon EOS M100
コンパクトなサブカメラが欲しくて標準レンズキットを買ってみた。α7RⅢがメインの時期がしばらく続く。SONY 24mm F1.4 GMを買ってBatisを売った。

感想:画質はX7i with標準キットズームと似たような感じ。物理ボタンが少なくてマニュアル操作に慣れているがために使いにくい。センサーが少しでかいコンデジ。入門用には向かない。

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020年5月
FUJIFILM X-T4
X-T4購入についてはnoteで記事にしています。16-80mm F4レンズキットで購入。EOS M100を売却。
6月にMilvus 2/50Mを買い、α7RⅢにもX-T4にもつけて遊んだ。
おうち時間が長すぎてライカに興味を持ち始める(終わりの始まり)

感想:フジのAPS-Cで写真に真面目に取り組みたい人は現時点でX-T4以上の選択肢は無いと思う。フィルムシミュレーションは静止画だとすぐ飽きる。動画専用。動画はここに登場するカメラの中で画質・性能ともに一番良かった。グリップが浅い割に不思議と手に吸い付く感じで持ちやすい。XFレンズの外観はボディの質感と合っていないのでもう少し高級感が欲しい。禁断の一言だが、フルサイズだったらなあと思ってしまう。GFXに行くべきか。

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2020年11月
Leica M10
X-T4のボディだけ残して他全ての機材を売って買った。併せて買ったズミクロン50mmは個別記事があります。
X-T4用に23mm F2購入。

感想:手放してしまったがM型デジタルはまた買い直したいと思っている。求めるものが全て詰まっていて、尚且つ不要なものは一切ないという機能美。写真を志す者なら一度は手にするべきと思う。M9でもM240でもいい。買わない理由を考える前に買いましょう。
センサースコアは国産のカメラに遅れを取っていても、数字に現せない圧倒的な画質が確かに存在する。高感度域の画質が良く、iso6400くらいまではへっちゃら。iso100と同じ気持ちで撮れる。

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2021年2月
Panasonic G9 PRO
ライカをM10-Pに買い換えようと思いM10を売却。資金のためにX-T4とレンズも手放した。なんと手元からカメラが無くなる。
その後すぐに、M10-Pのサブ機兼動画用にPanasonic G9 PROをパナライカ12-60mmレンズキットで買った。が、あまり気に入らなくて1週間ほどで売った(今回一番の沼ポイント)
M10-Pを買った後に使うつもりで古いライカレンズを何本か買った。

感想:単純にマイクロフォーサーズが私に合わなかった。

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写真が全然残ってない(笑)

2021年3月
Nikon Z7
手頃なM10-Pの中古がなかなか見つからないので、手元のライカレンズをひとまず使えるようにセンサーカバーガラス厚が薄いと噂のZ7とMマウントアダプターを買った。

感想:純正レンズを買っていないこともあり、ポテンシャルはまだ分からない。グリップ感や握り込んだときの物理ボタンの配置や押し込み感がとても良く、各種操作に対するレスポンスが早い(α7RⅢ比)。地味だけど撮影中ストレスを感じやすい部分が撮影者視点でよく練り込まれていると思う。Nikonの良さは使ってみないと分からない、というのが分かった気がする。軍艦部に要らない露出補正ダイヤルが鎮座していないのも良い。
EVF・ライブビューの拡大表示がシャッター半押しで等倍に戻らない仕様はMFレンズ使いには少し辛い。フォーカスエイドが効くつもりで買ったけど電子接点のないレンズだと効果ないんですね……。

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Leica M-A Typ127
その後、突然フィルムライカが欲しくなりM10-PをやめてM-Aを買ってしまった。個別記事あり。

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以上、ざっとこんな感じです。計9台。主要なメーカーではオリンパスとペンタックス以外は使ったことになりますね。

この先メインのカメラがLeica以外になることは無いと思いますが、サブカメラ探しの旅はいつまでも続きそうです。戒めとはなんだったのか。

9/4追記
Nikon Z7を手放し現在手元にあるのはM-Aのみになり、サブカメラ探しの旅がまた始まってしまいました。


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