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X-T4買っちゃった。その理由とか。

どうも皆様、おうち時間をいかがお過ごしでしょうか。ネットに入り浸る時間も増えて、次に買う機材のことばかり考えている私です。

というわけで今回は機材の話。

私、元々スナップってあまり撮らなかったんです。
所有している機材が人物撮影用に偏った気軽に持ち出せないラインナップなこともあって、さあ撮るぞ!というとき以外にカメラを持ち歩くことは少なかった。

そこにやって来たのが今回の新型コロナウイルス問題でした。せっかく雪が解けたのにポートレートを撮りに行けなくなったわけですね。写真といえばご近所かつ人の少ないところでスナップを撮るくらいしかできなくなってしまった。
で、仕方なく(?)スナップを撮りに出かけるんですが、私のメインカメラのSONY α7RⅢってスナップやるには"重い"んですよね(これは物理的な重さの話ではないんですが、その説明をすると寄り道が長くなるのでまた別の機会に)。

そこで気軽にお散歩に連れて行けるサブカメラが欲しいなと思い、以前から気になっていたFUJIFILMのXシリーズにお声がかかったのでした。
結果的には買って大正解でした。

ご尊顔。

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か、かっこいい……(恍惚)
というわけで4月28日発売のX-T4を購入しました。
キャッシュバックでバーゲンプライスだったのが決め手でX-E3を買ったはずなんですが、知らない間にX-T4に変わってました。おかしいなあ。
※本当はムービーやってみたいなと思い始めたタイミングで動画機能的にも魅力的な機種が出てきたってことで熟考して買ってますよ!

所感。

詳細なスペックや外観のレビューは他にしている方がたくさんいるのでここでは省略。ボディサイズはα7RⅢとほぼ同じくらい。グリップは浅め。

メニュー画面や操作性の方面は使いにくさの土俵でSONYといい勝負が出来そうなんですが何故か不満に感じなくて、設定に四苦八苦する時間すら愛しく思えるのが不思議。

まだ動画を試していないのと、キットレンズ自体についていることもあってボディ内手ぶれ補正の恩恵を感じる場面には遭遇していないんですが、手ぶれ補正があるという安心感はやっぱりいいです。
AFはコンティニュアスAFやトラッキングは流石にSONYに軍配が上がりますが全く困らないレベル。もっとやんちゃかなと思っていましたが、X-T3やX-H1と比べるとどうなんでしょうね。そう考えると2017年にα9が出ていたという事実に改めてビビる。

では作例をいくつか。全てJPEG撮って出し。レンズはXF16-80mm F4です。

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ちょっと南ちゃん見てくれ。綺麗な色してるだろ? ウソみたいだろ。撮って出しなんだぜ、これで。
私本当に感動してしまいまして、お散歩しながら「あ、あれ撮ろう」と思ったものに向かって衝動的にシャッターを押すだけで満足できる写真になっちゃうんですね。
この感覚はミドルクラスのボディでも得られるはずなので、お散歩カメラをお探しの方はX-T30とかいいんじゃないでしょうか。

RAWも少し触ってみました。中々言うことを聞かないα7RⅢのRAWと比べて色が素直に動いてくれるというか、まだ体感なので何がそうさせているのかは不明なんですがとにかく弄りやすいデータだなあという感じ。Lightroomでフィルムシミュレーションをあてられるのもgoodです。

以下RAW現像したもの。

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フィルムシミュレーションをかけるとJPEGの時点でちょっとやりすぎな色で出てくるのでRAWを弄るときは控え目を意識した方が良さそうですね。

これはセンサーサイズの差がもたらす違いなのかもしれませんが、SONYフルサイズが「写真という二次元世界の中に三次元をどう表現するか」という思想のカメラだとすると、FUJIFILMのAPS-Cは「三次元を二次元にするときどうすれば気持ちいいか」を考えているカメラだなあという気がします。

サブカメラにしとくには勿体ないのでダブルマウントでいきます。

いや本当、最新のフラッグシップ機を動画機兼お散歩カメラにしようと目論んでいたなんておこがましかったというか、FUJIFILMさん舐めてましたすみません(土下座)。
まだまだ触り始めで未知数な部分もありますが、メインの人物撮影にも積極的に持って行きたいカメラだと思いました。むしろ、「被写体のディテールを残さないといけない撮影」だけα7RⅢに任せて、その他の撮影はX-T4で行ったほうがいい結果が出るような気もする。

というわけでしばらくSONYとFUJIFILMのダブルマウントで運用してみようと思います。
X-T4の作例は随時noteに上げていきますので是非フォローしていってね!

それでは私はX-T4用のレンズ選びの旅に出ます。探さないでください。

追記 作例追加しました。


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