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5月前半を終えて~能登半島での生活~
休学してから1ヶ月半が経ちました。
あっというまに緑の季節。
能登はまだ長袖です。
今日は、この一カ月半を振り返ってぼんやりと考えたことを書こうかなと思います。
「"被災地で復興支援をすること’’は偉いのか」
ここで生活をしているとありがたいことに「偉いね」と言っていただくことが多いです。
身を犠牲にして心苦しい被災地で生活する、自己犠牲のもとに成り立っているといわれたこともあります。
偉いねと言われるたびに何か心に業務的な、何か冷たいものを感じてしまいます。言ってくださることはうれしいことなのに嬉しい以外の感情が多い。
この生活はただただ、楽しいだけなんです。常駐のスタッフさん達と毎日食卓を囲んだり、ボランティアに来ている人たちと一日の終わりの「お疲れ様でした」が心地いい。被災者のおばあちゃんと仲良くなる。それが楽しくて心がぽかぽかする。
ボランティアに来ている人たちは本当に面白いです。何回も被災地に来ている人を「ボランティアウイルスにかかっている」と笑ってみたり、一日頑張って作業をしてみんなで頑張ったねーと言いながらお酒を飲むのもいい。
能登に住んでいる被災者の方の漁船に乗ってアジを釣りに行ったり、何気ない話をして趣味の話をして仲良くなることもあります。
そういう出会いがすごく嬉しい。住み込みで長期間居ることで見えてくる良さです。
被災地にボランティアの人が来て困る、確かにそういった事例もあると思います。何かを始めたり行動すればネガティブな面が存在するのはどんなことにも当てはまるものです。
ポジティブな面もネガティブな面も一部でしかない。少なくとも私は、ボランティアで来ている方も、被災者の方の笑顔もたくさん見てきました。
一刻も早く生活が元に戻ってほしいと願っています、もっと笑顔が増えてほしい。
また6月初めになったら休学2カ月してみての感想を書こうかなと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました。休学を悩んでる人の支えになれたら嬉しいです。
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