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人生、なんとかなる。


人生なんとかなるんじゃないか。


最近、本気でそう思ってます。笑

どうしてこう思っているのかというとですね、、、

(ここから本題です。このnoteのタイトルを頭の片隅に置きつつお読みください)


高校時代、僕は筑波大学に強い入学志望がありました。

その理由は置いといて、とりあえず、筑波大学の蹴球部でサッカーがしたかったのです。

その思いが強まったのは、高校2年生の2、3月くらいでした。

入りたい!と思った僕はまずどうやったら筑波大学に入れるのか、つまり入学方法について調べました。

その結果、筑波大学に入学するには3つの選択肢がありました。

 1 AC入試(一般的にはAO入試と呼ばれているもの)

 2 推薦入試(体育専門学群の場合、各部活動に対し何人までと決まっているもの。蹴球部は5人まで。)

 3 一般入試(センター試験と二次試験によるもの)

さて、これが分かったなら、それに沿って、筑波大学が求めるような行動を取るだけです。

しかし、その推薦入試の条件は5人で日本全国の猛者の中での5人なので現実的に自分は厳しいと考えて、

あっさり、選択肢の一つを失いました。

それは単なる自分の実力不足なので仕方がありません。もっとサッカーがうまければそこでポンと決まっていたのかもしれません。

となると残された選択肢はAC入試一般入試です。

当時の僕は、「AC入試?AOなら聞いたことあるけど、そのAOすらきちんとは理解してないし、、、」

と思ったので一般入試から考えました。

高校時代は自分の志望校が決まるまで、勉強はできるだけ頑張っておこうと思い、それなりに学力はあった方だとは思います。

それに、いざ行きたい大学が決まった時に学力が足りなくて妥協せざる終えなかったら人生損してしまいそうとも思っていました。仮に自分の学力を大きく下回るような大学に行きたいと本気で思ってもそれはそれでいいんです。勉強はただの選択肢を増やすツールとしか思っていませんでした。

筑波大学体育専門学群と自分の学力を比べた時に、主観的に見ても担任の先生たちから客観的に見ても決して無謀な範囲ではありませんでした。もちろん、高校最後の一年をきちんと勉強に費やせばの話ですが。

ここまできて入学までの道筋がなんとなく見えてきたような感じがしました。

ここでふとAC入試について思い出しました。危うく残された選択肢の半分を失うところでした。

ACについて調べてみたところ、合格発表は10月末で一般入試よりも約4ヶ月も早いことがわかりました。これで合格しちゃえば4ヶ月も勉強しなくて済むんだ!と率直に思いました。

すぐさま、他のことも調べたところ、なんと例年の倍率は

約10倍

ということが判明しました。

筑波大学入学はさすが甘くないなと思いました。笑

加えて、AC入試は二次試験まであり、一次は書類のみ。二次は面接のみでした。

周りの人からたくさんのアドバイスをもらい、あくまでもダメ元でトライすることにしました。落ちても一般入試があります。ただやるからには本気で取り組みました。

まずは、書類作りです。

主には自己推薦書志望理由書の2つです。その他にもいろいろあるのですが、それらは特に時間はかからないものです。

1つ目の自己推薦書は結論から言うと書き上げるのに3ヶ月かかりました。

自己推薦書で大学が何を求めていたのかと言うと

科学的で、、、社会的な課題解決ができ、、、、、(募集要項参照)

主なキーワードは『科学的な』『課題解決』の二つでした。

ざっくり言うと自己推薦書で自分は科学的な課題解決ができます!と伝えれば良いのです。

ここで僕は科学的に課題解決した経験があるのか、とこれまでの人生を振り返ってみました。

幸い、思い当たる経験がありました。

具体的には、自分の筋力を測定して、ここの筋力が足りない、じゃあ、こういうトレーニングを行おう。その結果、次の測定では狙い通り、その筋力が上がりました。

↑これって完全に科学的な課題解決ですよね。正直、これはスポーツ選手なら当たり前のように取り組んでいることです。

今だから簡単に説明できますが、当時は非常に苦労しました。たまたま担任の先生が理系の某私立大学の出身で、こういった論文のようなものは書き慣れていたため、非常に添削が細かく的確でした。下書きを書けば書くほど、真っ赤になりました。その結果、3ヶ月かかりました。計A4用紙7枚。

この場を借りて本当にありがとうございました。

2つ目の志望理由書はどうして筑波大学に入りたいのかという熱意を綴るだけです。もちろん、それが誰にでも伝わるように。これも2ヶ月くらいはかかりました。

こうしてできた超大作である書類たちは無事に僕を一次試験突破へと導いてくれました。

先ほど、倍率は10倍と書いたが、一次試験では約80%が落ちます。一次試験合格発表の時の喜びは今でも覚えています。

では次、二次試験の面接です。

受験者1に対し面接官は5人の圧迫面接です。

正直、一次試験は書類だけなので嘘を書こうと思えば書けます。大学側としてはそんな嘘で入学させるわけにもいかないと思うので、面接でボロが出るまで根掘り葉掘り聞いてきます。あなたは本当にこれを書いたのか、と。

30分間質問攻めです。

僕は自己推薦書も志望理由書も真面目に自分の力で書き上げたため、特に困った質問はありませんでした。つまり、感触良好でした。

晴れて、ダメ元で受けたAC入試での筑波大学入学が決まりました。


ここでこのnoteのタイトルを思い出してください。

ここまで長々と説明してきた『僕が大学に入学するまでの過程』から学んだことは

人生なんとかなる

ということです。

これは僕の好きなスピーチの一つです。

既に知っている人も多いと思いますが、

その中で『Connecting the dots』というフレーズが出てきます(ちょうど1分から)。直訳すると、点と点を繋ぐという意味です。

ここでの点は過去のある地点を表します。

過去の自分をつなぎ合わせることで、現在に生かせることがあるとSteve Jobs はスピーチしています。

この話を初めて聞いた時、正直、あまり関心は持てず、「そうなんだー。」程度でした。

しかし、自己推薦書を書き始める時の話を思い出してください。忘れた人はすぐ戻って!


僕は筑波大学の入試に使うからという理由で筋力測定はしていません!このトレーニングをすれば、科学的な課題解決につながって筑波大学が求める人材に近づくはずだ、と思いながらトレーニングはしていません!


まさか、あの時のトレーニングが大学入学に活きるなんて当時はこれっぽっちも思っていませんでした。

僕もあのSteve Jobsと同じように過去をつなぎ合わせていたのです。今の自分は過去の積み重ねでしかありません。

未来なんて考えても不安しか生まれないので、過去を考え、今の自分を変えよう!

以上のことから

今、取り組んでいることが非常に無駄に思えても、後々、どこかで役に立つので、


人生気楽に生きましょう。



人生なんとかなるんです。



That's it, No big deal.





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