見出し画像

あの頃のはなし。

 monogatary.comさんで、『あの頃のはなし。』という短編小説を投稿させて頂きました。


 これは割りかしスラスラッと出てきた話で、いつもみたいに小説的な表現などはあまり気にしませんでした。そのため、読みやすいかどうかは不明なところ……。もしかしたら、いつもが気にしすぎという気がしなくもないです。

 これも若干実体験が含まれています。と言ってもそれほど濃密ではなくて、同じ話をする間隔というのでしょうか。今まで、認知症の方と接する機会はほとんどなかったのですが、ある時に少し話したら本当に同じ話を無限ループされたことがあり……。たまにご高齢の方は何度も同じ話をすると聞きますが、本当に数分前、数十秒前にした話をされるので、こんなふうに話すんだと驚いた記憶があります。その『無限ループ』を取り入れさせて頂きました。

 また、今回のテーマ『俺のはなし。』には『見えないせかい』というお話も投稿致しましたが、こちらがテーマの色が薄いかなと思いましたので、一回は「俺の話」という言葉を使おうと決めていました。

 もし大賞になれば小関裕太様によるラジオドラマ化するということですが、小関様が演じるには少々主人公がご年配ですね。

 ただ、この作品が生まれるきっかけをくださった方々、そして目を通してくださった方々には感謝申し上げます。ありがとうございました。





令和三年九月二十六日
佐倉 理恵

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?