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私の今の仕事のこと

こんにちは。IKOです。

今日はパートのお仕事はお休みでした。
明日から3連勤なのですが、最近、何日かの連休の後に欠勤することがあったりしたので、毎回、明日からちゃんと仕事行けるだろうか…?と不安に襲われます。

連休後に調子を乱すのは、おそらく日課が崩れやすいこと、特に朝の起床リズムが乱れやすいことが主な原因かなと分析しています。
そのため、お休みの日でも、なるだけ起床リズムは乱さないように気を付けています。なかなか起きられなくて多少ズレたとしても、なんとか仕事には間に合うくらいの時間までに起きるとか。

そして、お休みの日で特に外出する用事が無くても、意図的に日中外出したりとか、何かしらの活動を行うようにしています。
一日中ずっとお布団の中にいるとかはしない、ということですね。

仕事の日となるべく変わらない一日を送ることを心掛けることで、日々の調子をひどく乱さずに、淡々と生活できるような気がしています。

私の仕事のことについて少し書きます。

現在、夫の扶養の範囲内で、週3日シフト制のパートで働いています。今の職場はまだ働き始めて1年半くらいです。
職場は、家から車でも自転車でも10分もかからないような、とても通いやすいところです。
まず仕事探すときの第一条件として『家から通いやすい』ことを重視して探しました。病状が良くないときに、通勤に時間とストレスがかかるような職場は続かないだろうと判断したためです。

仕事場は、一般的に言えば『お花屋さん』なのですが、会社自体は花卉や園芸植物の卸しが主体の会社です。温室のハウスもある、大きい作業場の一角に小売りスペースを設けて、そこで一般消費者の方へお花や観葉植物、園芸苗を売っているという感じで、私はその小売部門のスタッフとして働いています。

引っ越してきてから仕事を探している時に、前述した『家から通いやすい』と合わせて、『体を動かす仕事』という点も重視しました。

他の記事にも少し書いてますが、過去に建築系の専門学校を出て、建築士の資格を取ったりしています。資格を生かして、これまでいくつかの建築設計事務所を転々としてきました。最後の方は建築設計というより、CADオペレーターみたいな業務内容の仕事をしていましたが、数年間それらの仕事をしてみて分かった根本的なことがあります。

『私はじっと動かないで座っている仕事は基本的に向いてない』
ということです。

実際のところ、現代はデスクワークが中心の仕事も多く、多くの人が毎日パソコンに向かいながら仕事をされているかとは思いますが、そもそもの人間の体の仕組みから言うと、その生活ってかなり不自然だったりします。

人間の体は、基本的には何十万年前からの狩猟時代から変わっていないらしく、その時代の人間がどうやって生活していたかを想像してみると分かりやすいですが、じっと動かないで生活していたら、おそらくすぐ餓死して死んでいることでしょう。
食べるために、獲物を必死に捕まえたり、何かを食べられるものを採集するためにあちこち歩きまわったり、日の出ている時間帯は、とにかく全身を使って動き回っていたはずです。

そういう原理から考えると、デスクワークは本来の人間の生活の動きからは程遠く、不健康になりやすい身体になってしまうように思います。

実際、私が過去にやってきた仕事で、体を動かす系の仕事(農業・飲食店・工場勤務)と、デスクワーク中心の仕事(事務・設計・CADオペ)とを比較してみると、明らかに前者の時代の方が体調は安定していました。

そういった過去の経験からの分析を経て、体を動かす仕事の方が私には合っているのかもしれないと思い、ネットで求人情報を見ながら仕事を探している中で、たまたまその時期に、近くの花屋さんが求人を出していました。
求人内容は「花屋勤務が初心者の方でも丁寧に教えます」みたいな感じだったので、私にはなんの経験もスキルもないけど、とりあえず受けるだけ受けてみようという感じでした。花は嫌いじゃないし、程度の感覚で。

因みに応募の時は、双極症のことはクローズ(非開示)で応募しました。
過去に、とある設計事務所に応募しようとした際に障害を開示して応募したのですが、「障害があるから」という理由で断られたことがあったので。

履歴書を持って会社に出向き、休憩室らしきところで部長さんと面接をしました。
履歴書には過去の転々とした職歴と、農業のアルバイトをしていた時に花卉生産に携わったこと、得意なこと(パソコンスキルなど)を書いてました。

たまたまですが、それまで小売り部門のスタッフにパソコンを扱える人がいなかったらしく、部長さんは、私がパソコンを使えることに興味を持ってくださり、即採用という形になりました。

小売スタッフは、女性の方2名(どちらも私より一回り以上年上)がいらっしゃって、お花のアレンジメントの資格を持っていたり、花屋勤務が長いベテランのスタッフさんたちでした。

勤め始めて最初の頃は、お花の事も植物のこともほとんど何もわからず、職場の仕事のやり方なども分からないことだらけで、いつも怒られてばかりでした。1日のうちに何度も注意を受けるので、ストレスを感じる日も多くありました。
現在は、仕事のルーティーンがなんとなくわかって、お花の名前や扱い方も全く分からないというところからは脱して、お客さんから注文を受けているアレンジメント制作や花鉢のラッピングなどもさせてもらえる程度にはなりました。
一緒に働いているスタッフの女性陣ともだいぶ打ち解けてきて、他愛のない会話で笑顔で会話ができるようになってきました。

お花屋さんの仕事は、働いてみて気づいたのですが、年間のルーティーンみたいなものがあり、つまりは1年の中でお花の需要が高まるイベントの時期によって、仕事量が決まるところが大きいと感じます。

私が勤めている会社の場合だと卸しがメインなので、イベント時(例えば母の日や卒業シーズン・お彼岸お盆など)のアレンジメントとかブーケとか、得意先の小売業者に卸す商品を大量に作る必要がある時期があります。
その時期は、短期のアルバイトさん達が大勢来て、朝から夜中まで、ひたすらにアレンジメントなどの商品を作ります。

そういう時期は、私はまだ下っ端なので、基本的にはお店での来客対応とか、切り花や苗ものの管理をしたりとかで、最後の方に時間が余ったら、少しだけ商品制作を手伝うという感じです。

勤め始めて最初の年末の繁忙期、遅くまで残業が続き、それを乗り切った年明け1月の半ばくらいに大きく体調を崩し、職場に連絡をして、療養のためしばらく(と言っても1週間くらい)実家に帰ることにしました。
ある程度調子が戻ってきたので、実家を後にし、職場の部長に連絡をして面談をして、その時に初めて双極症であることを開示しました。

部長からは「なんで最初から話してくれなかったの?」と当然のことを言われましたが、過去に障害を理由に断られたことがあるので、言わなかったということをお伝えしました。

その面談の時も本調子ではなくうつに近い状態で、自分の病気のことやこれまでのことを話している途中から、部長が目の前にいる中、ボロボロ泣いていました。
話し終わったところで、部長から「それで、あなたはどうしたいの?」と聞かれました。

「私はここで働きたいです」

それを聞いた部長は、「それなら働けばいいじゃない!」と嬉しそうに?言ってくださいました。

部長の話によると、偶然ではありますが、過去に社員の方で双極症の方がいらっしゃったことがあるらしく、会社側はそれを認めたうえで、いろいろ工夫しながら働いてもらっていたことがあったそうです。なので、部長も(社長もかな?)ある程度は双極症に対して理解があるということでした。

他のスタッフの方にも、そういう病気であることは部長の方から話をしてもらい、今は職場の理解を得られた環境の中で働かせてもらえています。

前回の雇用契約更新の面談の際には、大幅に時給を上げていただき(おそらく私のパソコンスキルを買っていただいたのかと)、働かせていただくだけでもありがたいことなのにと、恐縮してしましましたが、とても嬉しかったですし、その時面談していた部長が、本当に嬉しそうな笑顔で話をしてくださったので、たまたまだけど、縁あってこの職場に出会えて良かったなぁと心からそう思いました。

まだまだ仕事でできないことや分からないことが多くて、同僚やお客様に対してよい対応ができないことがもどかしいと感じることが多く、ちょっとストレスに感じたりもしていますが、お花や植物の世界は奥が深く、考え方によっては沢山の学びがあり、また接客業でもあるので、お客様との交流も楽しめたりして、楽しさや喜びにあふれた仕事だと感じています。

もっとたくさんの事を学び、それを仕事に活かせるようになりたい。
お客さんの要望に対して適切な対応ができるようになりたい。
少しでも会社のお役に立てることをしたい。

そう思いながら、休日の日でも、お花の本を読んだりアレンジメントの写真を見たり、アレンジや花束に添えるリボンの作り方を練習したり、なんとか早く仕事を覚えようとがんばってます。

今の職場、できるだけ長く続けられるといいなぁ。
目標は、まずは2年。その次は5年。
一つの仕事を5年続けられたら、私の中ではかなり大きな自信になると感じます。これまで、2年間でさえ同じ仕事を続けられたことがないので(^^;

無理せず、明日からの仕事行けるように、ぼちぼちがんばります。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。






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