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#13 「特別な準備は必要ありません」 私「え・・・」

皆さんこんにちは。
さくらんぼです。
暑い日が増えてきましたね。
学校見学、学校説明会の時期ですね。
本日行かれた方も多いのではないでしょうか。


説明会、
先生のお話を聞いて、
感動して涙が出たり、
改めて学校の素晴らしさに
気づくことが多くあると思います。


説明会で
どの学校でも
こうおっしゃってくださいます。
皆様聞きませんでしたか?

「入試対策は何も特別な準備は必要ありません。」
意味:子供たちが日常生活や遊びの中から自然に身に付けている知識や技術、感性、行動などを見る試験です


全学校で言ってくださるこの言葉、、、、、
受験生のお母様お父様、どう思いますか?

全員でせーの!!
「嘘じゃん!!!!」


もう、総ツッコミですよね!!!


何の準備しなければ
先生のお話、座って聞けないですけど。
左右わからないし、
絵なんて1色で書きますけど。
過去問なんて解いたら、0点ですけど。


どんな気持ちでそれを受験生に
お話ししてくださってるんですか?と、
その言葉を聞くたびに、目を見開きながら
先生のお顔を遠くの席からまじまじと見ておりました。


さて本日(2024年6月15日)
「桐朋小学校」の説明会がありましたね。


我が家は受験はしなかったのですが、
桐朋小学校に、思い出があります。
桐朋小学校が教えてくださった、大切な事について書いていきますね。


全受験生のお母さま、お父さまに読んでほしいです。

皆様も同じだと思いますが、
「入試対策は何も特別な準備は必要ありません。」
というお話を聞いて、
家庭教育や家庭での過ごし方、
しつけが大切と言う事は分かるんです。


挨拶1つとっても
「こんにちは」「ありがとう」を言うこと。
親がきちんと挨拶をしているところを見せなければいけませんもんね。
何か購入した時はもちろんのこと、
バスに乗る時降りる時、
工事中の誘導員の人、
道に立っている警察官、
みんなにありがとうございますと
言って過ごしていました。(今もしています)
姿勢よく、相手の目を見て、どんなときも、元気に挨拶。

「当たり前」
難しいですよね。
小学校受験において
当たり前にできると言うハードルは
とても高く求められています。


礼儀作法、挨拶、お友達とのコミュニケーション、簡単な計算、体操、想像する力、話を聞く力etc   
これが学校の求める「当たり前」です。

小学校受験は「家庭で普通に育てていたら、
これが身に付いているはず」
ということを前提にして、考査を作っております。


うーーーーーん!!!!!
お教室に行かないで、全部できたら
スーパーキッズよね!!!!

さて、娘の小学校受験を決めた時、
桐朋小学校にお子様を通わせていたお母様に

「受験生保護者の方々のために」
という冊子を見せていただいたことがあります。


保護者が主導で、子供にさせるべきことが書かれていました。
これがきっと当たり前の一定の基準なんだ!!
と思えることを20個教えていただきました。


メモなので簡単に書いてありますが、
深掘りすると
これらがとても大変なことがわかります。
(深堀は私が考察した事です。学校発表ではないです!)


※当時メモしたものを記事にしているので多少間違っていたら申し訳ありません。写メは学校の配布物だから撮らなかったんです。

さて、1つずつ見ていきましょう。
ここから長いよ!!!
でも大切!

1.朝食をちゃんと摂っていますか

朝、早く起きる。
食事を取る時間がある。
いただきます、ごちそうさまを言う。
苦手なものもひと口食べるなど、努力をする。
食べ物に興味を持つ。
食べ物を作ってくれた人に感謝の気持ちを持つ。
生活リズムが整っている。
脳にエネルギーが供給され、学習に集中しやすくなる。
家族でコミニケーションを深める良い機会を作る。

2.お手洗いに行っていますか

生活習慣を身に付ける。
自分の衛生状態を保つ意識をもつ。
手を洗って、タオルやハンカチで拭く。
トイレの後、身だしなみを綺麗に整える。
シャツをズボン(スカート)に入れる。
もし汚した場合はどのように対処するかを判断する。(親を呼んだり、自分でさっと拭く。)
子供の自立の1歩となるり、親は子供の成長を喜ぶことができる。

3.10時間以上睡眠していますか

早寝早起きの習慣化
健康に育つ
睡眠時間が長いと情緒が安定する
時間間隔、時間管理ができるようになる

4.歯を磨く、顔を洗うことを1人でしていますか

衛星習慣が身につく。
自分で衛生管理をする第一歩となる。
自分1人でしなければならないことをきちんと嫌がらずする。
毎日しなければいけないことを確実に毎日する。
水の出し方、止め方、水の勢いなど、当たり前のことが身につく

5.服の着脱を自分でできますか

衣服を畳む、片付ける
ボタンやフックなど、自分でとめる。
シャツが出ていないか、袖がめくれていないか、襟が折れていないかを注意する。
お着換え時のお友達を助けてあげられる
身だしなみの意識が高まる。
自分の用意は自分でする

6.お手伝いを毎日しますか

ぞうきん絞りができる
衣類を畳み、片付ける
トイレ掃除は床まで拭く
お茶碗などが割れやすいものだと認識する
実体験を増やす
家族の一員として役割を担い、それに喜びを感じる。
親が子供に手伝わせると言う意識をきちんと持っているか。

7.雑巾を絞れますか

雑巾を絞り、自分で汚れたところを拭く。
撫でるように拭くのではなく、きちんと力を入れて拭く。
終わった後も、雑巾をゴシゴシ洗う。
絞って干すべき場所に置く。

8.泥遊びができますか

五感を使って遊ぶ。
想像して遊ぶ。
泥の硬さを考え、遊び方を変える。
自然の遊びを楽しいと思う。
自分でアイデアを出す。
子供が自然と触れ合う機会を親が提供する。
自然全体に対して子供が興味を持つ。

9.汚れることを気にせず、友達と遊びに熱中しますか

汚れることを嫌がらず、楽しく遊ぶ。
泥が口に入らないように注意する。
周りを見る。
友達とコミュニケーションを取る。
お友達の嫌がることはしない。
お友達に譲る気持ちを持つ。
声掛けをして遊ぶ。
楽しいことに熱中する。

10.1時間歩いても文句を言いませんか?

日々運動している、体力がある。
疲れているときに、文句を言わず頑張れる。
周りの景色を見て楽む。
楽しんだことを親子で言い合う。
楽しい時間を過ごせたと思えているか。
交通マナーを守る
挨拶をする
四季を意識する
道を覚える
最寄り駅など、近所のことを知る
公共の場について認識する

11.ジャングルジムのてっぺんに登れますか

度胸があるか。
怖いことにも挑戦する気持ちがあるか。
バランス感覚がある。
どの場所に持てる部分があるか確かめながら(考えながら)進む。
体をコントロールする。
安全に配慮し、落下しないように注意する。
お友達がいる場合は声掛け、周りを見る。

12.大きなボールを蹴ることができますか

ボール遊びが好き。
体を動かすことが好き。
ポールと自分との距離を捉え、ボールがどこに向かうのかを予想する。
蹴る方向距離をイメージして足を出す。
自分のイメージと動き力加減を合わせる。
お友達にぶつからないよう配慮する。
蹴る場合に声を出し、コミュニケーションを取る。
ぶつけてしまった場合は謝る。
物を壊した場合は、大人に報告する。

13.布団の上ででんぐり返しができますか

体を動かすことが好き。
腕や足を踏ん張る力。
自分の体の動きをイメージする力、想像力。
手足の動きのバランス力。
失敗したときにあきらめず何度も挑戦する。
親がその様子を見て楽しみ、子を褒める時間を持つ。

14. 70センチメートル位の高さから飛び降りることができますか

恐怖心を持つ。
恐怖心に打ち勝つ。
バランス感覚を鍛える。
飛び降りる動作によって危機管理能力を鍛える。
成功体験を通じて、子供の自信が向上する。
自分の身体能力を試すことで、自己認識が発達する。運動能力が鍛えられる。

15.ブランコを1人でこげますか

楽しい遊びを一人でする。
風を切る気持ちよさを感じられるか。
順番や交代のルールを守る。
年下の子へ配慮をする、優しさを持つ。
漕ぐ行為で、自分の意思で体をコントロールする。
安全に遊べる範囲はどこまでかを認識する。
公共物と言う認識を持つ。
親が背中を押し、コミュニケーションの場を作る。
楽しいね。上手だね。などポジティブな言葉をかけてあげる。

16.お箸でご飯を食べられますか

指先の感覚、指先の感覚を鍛える。
集中力を必要とする。
食事のマナーを身に付ける。
日本食の文化を学ぶ。

17.紐を結べますか

手先の清さや指先の感覚を鍛える。
大人のお手本を真似る、模倣能力がつく。
お手本を参考に、自分の頭の中でイメージする。
認知機能がつく。
紐靴をはけるようになる。

18.小さなゴミをカゴに入れますか

片付けの習慣が身に付く。
整理整頓の習慣が身に付く。
皆で暮らしている場所という意識をもつ。
自分のことは自分でするという意識を持つ。
ゴミを捨てる事で、社会的なルールを守ることを考える。
ゴミを捨てる際、正しい方法を得て、環境保護の重要性を理解する。

19.傷や病気で痛むとき我慢強いですか

 小さなことで騒ぎ立てない。
このくらいをすると、このような怪我をしてしまうと言う学びを得る。
今後同じような怪我をしないためには、どうしたら良いか考える力がつく。痛みを知っているので、相手の気持ちにより添えるようにななる。
我慢を覚える

20.ちょっとした傷や病気の時、薬に頼りすぎないで済ませられますか

自然治癒力を学ぶ。
怪我の程度を学ぶ。
子供が自分の体調を自分で判断する。
薬に頼らず、自分の体調管理を学ぶことで、自己管理能力が向上する。
親が子供の体調を気遣うことで、親子のコミュニケーションが増える。


以上です!!
長かったね!!!!
これが家庭教育に求められることだと考察しました。

ううううーーーーーーん。
これを読んだら
「入試対策は何も特別な準備は必要ありません。」
説明会で言われても納得かな。

これは桐朋小学校だけが求めていることではないですよね。

各学校「お母様、お父様、
お子様は家庭教育で
上の内容を身につけてらっしゃいますよね。
その上でどうぞ考査にお越しください」

というメッセージをなんだと思います。

うん、大変!!
さて、これらを踏まえて家庭教育を進めていきましょうね!!!

このことも踏まえて
私は家庭学習チェック表を作成し、
お受験をすすめてまいりました。

上記のことは概ね網羅しております。

ありがたいことに、
現在、ペンのマークの学校に通っております✒️
参考にしてください。

学校説明会へ行き、
「素敵な学校!」
「第一志望になった」
「なんか違ったな」
など、色々あると思いますが、
やるべき事は一緒だったりします。

年中のお母さま、
まだまだ余裕をもって、
でも意識して毎日を過ごしてくだい。
来年きっと見違えるはず!

年長のお母さま、あと4か月半!!!!
大丈夫!!
何ができていないかを明確にして
走り抜けましょう!!!!
毎日頑張ってると思います。
ここからまだ長いので、
落ち着いて、一日一日を大切にしましょう。

がんばれーーーーー!!!!!

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さくらんぼ

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