EP10:ヒトとAIとnote
みなさん、こんにちは。
映像クリエイターのサクです。
クリメモ第10回は「ヒトとAIとnote」について。
2023年はAIの年、と言わんばかりのAIラッシュが訪れている今日この頃ですね。
このAIニュースが溢れてくる中で、私が考えたことをツラツラと書いて全10回にわたるクリメモを締めくくりたいと思います!
①これから人が作っていくもの
問いから解。解から問い。
後にも先にもこれだけ。
問いを立てる、もしくは見つけていくのが人間の役割。
問いについての解を検証させるのはAI。
シンプルな答えですが、現在のAIは問いについての解を出す際に命令が必要となります。
自ら仮説検証することを能動的にはできません。
「能動的に仮説検証をできるか、できないか」がヒトとの決定的な違いです。
そこで、これからヒトが作っていくものは何かと言えば「問い」です。
問いを作るためには行動して、課題を見つけていかなければなりません。
その課題を解決するための手段としてAIを活用する、といった使い方がAIの本来の使い方のような気がします。
今話題となっているAIツールも自ら問いを見つけ出すことはできていません。
起爆剤となる問いかけは人によって行われています。
しかし、自発的に問いを見つけ出すことをAIが初めてしまうと、いよいよ人との区別がつかなくなってきます。
それまでにヒトは、ヒトであり続けるための「何か」を探す必要があると思われます。
②AIの上手な使い方
ということで、AIの上手な使い方は「問い」の解を無数に導き出してもらうこと。
「問い」を立てるのはヒトの役割であることは間違い無いです。
しかし、その解を出すために時間を費やすことは、ほぼゼロに近い状態になりつつあります。
「〇〇について教えてください」とAIに投げれば、私たちが検索して答えに辿り着くよりも早くAIが解を導き出してくれます。
それも何パターンもの解が、ものの数秒で出てきます。
つまり解については考えず、AIが出した解から「さらなる問い」を作り続けていく。
つい最近までPDCAを高速で回すなんてことが流行りましたが、このAIを使うと超超超超高速で回せるようになります。
仮説検証が目まぐるしいスピードで行われていきますので、かつては電話番号を記憶していた私たちの脳も、今まで通り記憶するという行動を更に取らなくなってくるかもしれません。
となると脳の使い方を変えるような学習方法だったり、仕組み化も生まれてきそうですね。
話は脱線しましたが、AIは問いを高速で仮設検証してもらうための手段として使えると使い勝手のいい相棒となるかと思われます。
0をヒトが作り、0から1、1から100はAIに作ってもらいましょう。
③私のnoteの使い方
最後は私のnoteの使い方です。
AIを使うとブログを大量に量産できるというツイートや発信を見かけます。
確かにAIを使って文章を書けば、記事の生産効率は飛躍的に上がるでしょう。
このnoteも例外ではありません。
AIで書かれた文章が一時的には増えるでしょう。
しかし、AIによって書かれた記事が大量に世に出てくれば、人が書いた文章にまた価値がつきます。
今ではヒトの手によって書かれた無数のブログが、小説のように、この人の文章だから読みたいと思われる作品へと変わるでしょう。
だから私は自分の手でnoteを書き続けていこうと思います。
自分の思想を残せる場所として、noteをこれからも使い続けていくつもりです。
拙い文章でしたが、ここまで読んでいただき本当にありがとうございます。
次回以降のクリメモは定期購読の有料版として続けていこうと思っております。
今日はここまで。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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