トイレの神さま
「グランマぁ〜!なんでいつもトイレの掃除ばっかりするの?」
孫たちが来ると素手で便座を触る事が多いので、念入りにトイレ掃除に励む私をみて、小学1年生の孫③が聞いてきた。
「ん?なんでかと言うとね、トイレには神さまが居てね・・・」
という私の話を遮るように
「ウソや!神さまなんて居れへんわ!」
「ほんまやで、トイレの神さまはきれい好きやからこうしてお掃除せなあかんねん」
「掃除せえへんかったらどうなるの?」
「家の人が病気になるねん」
「ウソや!ウソつき!神さまなんか居れへんで、どこに居るん?」
「神さまは見えへんけど、どこにでも居はるねん」
「ウソや!見えへんもん居てるわけないやん!グランマのウソつき!」
「こっちから見えへんかて、神さまからはあんたらやグランマが見えてるねんで、そやから悪いことしたりウソついたらあかんねんで!(笑)」
「ウソや!ウソや〜!」
神さま説にはどうも納得のいかない孫は、今にも泣きそうな勢いで私をウソつき呼ばわりをする。これ以上、怖わがらすといけないと思い、この話はここで終了〜(笑)
今度聞いてきたら
「トイレ掃除をすればべっぴんさんになれる」
と、言ってやろうと思っているのだが、それ以降、私がトイレ掃除していても一向に何も言って来なくなった。
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