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なぜ、駐妻は嫌われているのか!?

私は夫の仕事の都合で現在アメリカのニューヨーク州に住んでいます。そう、いわゆる駐妻というやつをやっています。

駐妻というと・・・暇を持て余し、習い事やったり、食事会やったりして、キラキラした毎日送ってそう、英語もろくにできないくせに夫のおかげで海外に住んでいるだけなのになんか偉そうだしというようなネガティブイメージがつきもののようです。

が、私は声を大にして言いたいと思っています。
駐妻って全然キラキラした毎日送ってません。
もしかしたら数パーセントの方はそういうキラキラ活動に勤しんでおられるかもしれませんが、基本的にキラキラとは無縁の地味な生活を送っています。私は他の場所での駐在経験はないので、もしかしたらキラキラした駐妻生活を送れる最高の国があるのかもしれませんが、アメリカのニューヨーク州ではそれは無理です。
まず物価が高すぎるため、節約を心掛けないと破産します。破産して日本に帰国になったらしいよというのは今まで聞いたことがないので、その一号になってしまう可能性大です。本当に何をするにもいちいち高くて、体感的には何でも日本の2倍はするなというイメージです。
また、アメリカは子供は基本的に一人で行動できないので、学校の送り迎えやら、習い事の送り迎え、お友達と遊ぶとなったらそのお家までの送り迎えと・・・運転手業をする必要があります。ちなみに裕福なママ友や夫婦共働きママ友は当然ナニーさん(子供のお世話係)を雇っていますが、駐在で来た人でナニーさんを雇っているというのは今のところ聞いたことがありません。
さらに、このイメージは皆さん持たれているかもしれませんが、英語の壁がいつも立ちはだかります。ネイティブの英語は本当に本当に早くて、もう最初は何を言っているのか全くわかりません。私はいまだに英語で日々苦戦しておりますが、渡米当初の私はもう苦戦どころか、戦いのステージにものぼれないような状態でした。日常的な事をするのに、いちいち英語がわからず、伝わらず、つらい思いとするというのは精神的なダメージ大です。ちなみに優しい人もいれば、あからさまに嫌な態度をとる人もいます。そのため、強いメンタルがないと、すぐに心が折れてしまいます。
あと、私が渡米当初辛かったのは、運転です。日本では車の必要ない生活を送っていたのですが、アメリカでは車の運転は絶対に必要になります。マンハッタンとかに住んでいたら、いらないかもしれませんがお金がないのでそんな家賃が高いところには住めません。
その他、子供がいる場合・・・最初は子供がふさぎ込む、荒れる、学校と揉める、友達と揉めるなどトラブルが色々起こります。急に英語環境にほりこまれて子供のメンタルもボロボロなので本当に大変です。そして、子供がやっと慣れてきたなぁ、英語もできるようになってきたなぁ、一安心と思う頃には日本語ができなくなってきており、日本語を教えないといけないとあせったりと、まだまだ、どれだけでも書けそうですが、ただの愚痴になってきてしまったので次へ・・・。

このように駐妻は全くもって、嫌う対象となるような存在ではありません。皆、いつもお疲れ様です、本当に大変だよね、よく頑張ってるねと言われたいんです。たまにストレス発散のためにお出かけして、キラキラした自分を演出してインスタに乗せたからって、嫌わないでください。

なぜ、駐妻は嫌われているのか!?

暇を持て余し、習い事やったり、食事会やったりして、キラキラした毎日送ってそう、英語もろくにできないくせに夫のおかげで海外に住んでいるだけなのになんか偉そうだし・・・。
これは半分くらいは正解です。がしかし、キラキラした毎日というところだけは、声を大にして違うと言いたいです。

これからも、たまに駐妻の愚痴を書いていこうかなと思っています。基本的に役にたつ内容ではなく、キラキラした自分を演出してインスタに乗せるの変形バージョンだと思ってもらって、温かい目で見守っていただけると幸いです。

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