東京ディズニーランドのチケットが安いと感じてしまう異常さ。

ずっと楽しみにしていた日本への一時帰国を終え、アメリカに戻ってきた。本当に楽しい1か月間で日本を大満喫できた。会いたかった人に会い、行きたかった場所に行き、食べたかったものを食べ、買いたかったものを買い・・・と本当に充実した日々だった。久しぶりの日本でもちろん様々な事を感じたのだが、とにかく一番強く印象に残ったのは、何よりも円安。(他の事も忘れないうちに少しづつノートに書きたいと思っている)1ドル140円代ってどれだけ円安なんだと思っていたが、今回の一時帰国で、いやいや1ドル140円代って本当に凄いというか、大丈夫なんだろうか・・・と思ってしまった。もちろん、現在ドルで生活している私にとっては円安は何でもかんでもお得状態という感じで、有難い限りだったのだが、日本の将来を考えると複雑な気持ちになった。グローバル化が進んでいっているというのに、円が安すぎると、円で生活している日本人は世界に出ていく事が難しくなるんじゃないかと心配だし、こんなに安いと日本丸ごと外国に買い占められるんじゃないかとも思う。(丸ごとは大袈裟であるが)その位、色々な物が安いと感じてしまったのだ。私が現在、異常に物価が高いニューヨーク州に住んでいるせいもあると思うが、東京ディズニーランドのチケットやパーク内の食べ物、お土産でさえ安いと感じてしまった。一緒に行った友人にそれを話していたら「ちょっと!セレブになっちゃったの!!!」と言われたが、私は決してセレブではない。ここアメリカのニューヨーク州では庶民ど真ん中だし、もちろん日本に住んでいた時だって、庶民の味方であるOKストア大好き夫婦だった。ニューヨーク州にはOKストアのような私に優しいスーパーは存在しないので、日本のお煎餅などが食べたくなっても我慢している。円安時代の今に限るが、我慢するコツはドルを円換算してみることだ。そうすると、ぱりんこに600円も払ってられるかー!となり、我慢することに成功する。(我家ではこのように日本のお煎餅は高級品扱いなので、私同様に子供も我慢させられていることが多く、日本でそれを取り返すかのごとく大量にお煎餅を購入してきた)東京ディズニーランドのチケットが安いと感じたと書いて嫌われた分を取り戻すために長々と言い訳を書いてみた。言い訳を長々という人は嫌われるというが、その点は無視しようと思う。話を戻すと、私は日本人で日本の物価もそれなりに理解しているし、円も使い慣れているのに、それでもこのように感じたのだから、他の国から来た人はさらに安いと感じる場合も多いのではないかと思う。円安が進みすぎるのは本当に心配。

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