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これが運命というもの?

彼と私の地元が同じことが分かり、公園の名前や今はなきおもちゃ屋さんの話など、子どもの頃を思い出しながら興奮が冷めない私たちだった。
話が進むうちに、また1つ、彼とのつながりを見つけた。

私が子どもの頃に買い物に行っていた、スーパーのアルバイトのおにいさんだった。
10個違いのため、私が小学生のときに高校生。あのとき見ていたおにいさんのうちの誰かだったんだ!とまた、心の距離が縮まった。

そしてそして、さらに驚きは続いた。

なんと、同じ高校のOBだった。
生まれ育った場所も学校も同じ…こんなことがあるんだろうか?と、本当に驚いた。

たった1時間前に「他人」だった人が、ずいぶんと長い付き合いの「知人」になった。
地元の話も学校の話も通じる。こんな出会いがあるとは…
運命というと安く聞こえてしまうけれど、運命だったのだと思う。
そう、最後のときを迎えることを含めて、この出会いは運命だ。

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