「失敗を恐れない」失敗は人生を魅力的に語るストーリー

失敗を恐れずどんどん挑戦、今回は失敗こそ魅力のストーリーというのが今回のテーマです

・失敗しまくりな歴史の人物
ボクは鑑真和上(がんじんわじょう)という人物の日本史のストーリーが大好きです。
鑑真は西暦688年〜763年、奈良時代の歴史の人物です。

当時の日本の仏教は税金を逃れる為に百姓から僧侶になる人も多く、規律は乱れ日本の仏教の力が弱まっていました。仏教を強化すべく影響力のある偉い僧侶が必要でした。

そこで日本の僧侶2人は、海を渡り中国へ向かい鑑真和上という一番偉い僧侶に会いに行きました。

和上は日本に仏法を広める為にわざわざ、身の危険をかえりみず中国から日本へ何度も密航しようとしますが、船を役人に没収されたり海の嵐により失敗します。

皇帝は和上が日本へ渡航する許可を出しませんでしたが、和上は仏法を広めるべく何としても日本へ行く覚悟でした。

4回と失敗を重ねても彼の仏教を広げたいという信念は変わらず、5回目で大失敗し漂流して揚州からはるか南への島、海南島まで船が流されてしまいました。それでも和上は日本へ上陸することを諦めず、6回目で日本へ密航に成功しました。

和上は日本へ無事上陸後、仏教の発展だけでなく医学の知識や中国の建築技術などを日本に広めてめっちゃ貢献したのでした。

ボクはこれが1度も失敗せずに、あっさり日本に着いてしまっていたら、これだけ和上のストーリーに魅力を感じなかったと思います。

当時の技術ですから、いつ難破してもおかしくないし死を覚悟して渡航なわけです。しかもこれを何回も失敗してまで心が折れなかった信念が凄いと思います。

今の日本人は一回でも失敗してはいけなと、挑戦しないことを正解だという思い込みが定着している気がします。

和上のように沢山失敗しても、それを魅力的なストーリーの話しのネタだと思ってポジティブに挑戦をしようというお話しでした。

・失敗してもそれは自分を魅力的にさせるストーリー。
・どんどん失敗して、それを自分のストーリーとして語ろう。
・和上のような失敗にも凹まない強い信念を持とう

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