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「産後パパ育休」って知ってる?

こんばんは🌟

キッズコーチング®︎エキスパートの小林咲子です😊

前回の記事で書きましたが、本日は、このブログのもう一つのテーマである、フランスの育児支援制度について書きます🇫🇷

私は国際物流会社からフランス政府機関等に転職し、これまで8年間フランスに携わる仕事をしています。その間、友人や同僚など、子育てをする多くのフランス人に出会い、フランスではいかに父親の家事・育児の参加率が高いかを目の当たりにしてきました🫢子どもの送り迎えや食事の支度も、夫婦両人のタスクとして、当然のごとくこなしている家庭が多いのです💡また、最近は日本でも増えているかと思いますが、産後間を置かずに職場復帰をする女性も多くいます🙆‍♀️

そのような状況を鑑みるに、日本とフランスでは、もちろん文化的な違いも大きいとはいえ、法律や育児支援制度の側面でも大きく違うのではないかと考えるようになりました。そこで、フランスやその他、男女雇用機会均等の先頭を走る国々に、今後日本も追いつくべく、フランスの育児支援制度などについて、このブログで紹介していきます🧐

今日は皆さんに、2022年10月から日本で施行された「産後パパ育休(出生時育児休業)」についてご紹介したいと思います。これまで男性は、子どもが生まれてから1歳になるまで、育児休業を2回に分けて取得することは出来ました。今回創設の「産後パパ育休」は、男性の産後休業に該当するもので、これまでの育児休業とは別に取得が可能です。具体的には、子どもが生まれてから8週間以内に4週間を限度として2回に分けて取ることができます。

例えば・・・

入院中のママと赤ちゃんに荷物を運ぶための1週間+退院時の送迎やその後のケアのための1週間
=合計2週間の休暇取得

その後、2週間出勤してから、

1ヶ月検診のための1週間+沐浴やママケア要員としての1週間
=合計2週間の休暇取得

ということが可能なのです!

実は、フランスでは2002年に既に「産後パパ育休」に該当する14日間の父親の有給休暇を創設していました❗️しかし、さらなる男女平等と取得率アップのために、2021年7月から倍の28日間とし、さらにその内の7日間の取得を義務化しています‼️そしてこの義務に従わない企業には7,500ユーロの罰金も…😅強制の仕方がすごいですよね🤣

これからも、日本の良い制度を残しながら、他国の情報も取り入れ、育児支援制度がますます充実していくことを目指し、私もこのブログで紹介して行きます☺️

最後までお読みくださり、ありがとうございました😌
(参考:TV5MONDE « France : la durée du congé paternité va passer de 14 à 28 jours » Mise à jour 24.12.2021 à 15:54 https://information.tv5monde.com/info/france-la-duree-du-conge-paternite-va-passer-de-14-28-jours-376257)

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