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【人生に活かす心理】道を極める、までにすること

今日は、スペシャリストかゼネラリストかについて。
まだ研究中のジャンルなので、より効果的な結論はまだ先になると思います。

今の結論では、スペシャリストもいいけど、色々な経験をしてからでもよくない?ということになると思います。

よく挙がるスペシャリストの例はタイガー・ウッズです。
幼少期に父親が才能を見込んで、徹底的にゴルフ三昧の人生を送らせた結果、あの成功を手にしました。
ただ、それ以外に心理的な課題も抱えてしまいましたが。

こういった話はよく美談になりやすく、世の親たちに子供の早期教育と専門特化の夢を与えてしまいます。
それで成功する人もいるでしょうが、それは一握りです。


ゼネラリストの例は一杯あるのですが、あまり有名になりません。
理由は、イメージがイマイチなのとわかりにくさかと。
色々なことを経験〜というのが、一つのことをやり続けられないという先入観になっている部分があるのではないでしょうか。
また、聞く側がそれこそ色々なことを理解できないという問題もあります。
ですが、これで業績を残した人達は多く、誰にでも可能性のある話です。
レオナルド・ダ・ヴィンチなんかその典型だと思います。
ダ・ヴィンチ先生は凄過ぎですが。


早期教育、早期専門特化をしていくと、周りのことや隣のことすら全然わからない人材になりかねません。
ハマればいいですが、そうでないと保険もないので、色々ヤバくなるのが目に見えています。
詰まるところ、人生でのギャンブルです。

じゃあ、ポンポンやることを変えていくのがいいのかというと、それも微妙です。
明らかにヤバい環境は別として、「飽きた」「嫌だ」「逃げたい」という超短期的感情で辞めて次に行くのは、逆に成長を妨げます。
期間を最初に区切って経験を積んでいくことがキモです。
やり抜く力:グリットの提唱者であるダックワース氏は、1年は続けると持続力が付くと言っています。
区切った期間の中では、我慢、挫折、そこからの回復を経験するからです。

その上で転職なり、スポーツを色々やるなり、趣味を変えるなりしていけば、違うジャンル同士の接点に化学反応を見出したり、自分だけのスキルや新たなビジネスチャンスなどを見出せる可能性がグッと高まります。
また、その中で、これだと思える自分の専門も見つかるかもしれません。専門特化はそれからでも遅くないです。


今日ご紹介した内容に関わる一般書です。ゼネラリストの良さとやり抜く力を知るためにどうぞ。

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