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双極性障害2型の診断



鬱状態の経験のある方ならわかると思うんですが、今自分の体に何が起きているのかわからない。それが知りたくていろんな病気の本を買い漁る。
寝ながら鬱について携帯で調べたりする。何で鬱になったかを調べる。自分の性格、なりやすい人みたいな記事を見て自己嫌悪に陥る。そう、負のスパイラルが延々と続き一生この病気から逃れられないんだと感じてしまう。



最初医師の診断は仕事による「適応障害」という診断でし
た。あの深キョンと同じです。ただ、僕は死にそうになるくらいまで思い悩んでしまった。そして、適応障害やうつは人によって様々ですが、薬の服用により3ヶ月から半年を持って安定してくるといいます。
でも、僕の場合いつまで経ってもなかなか良くならない。
そして、僕には鬱とは真逆の躁状態がある。

これを指摘してくれたのは妻でした。

主な躁状態。
僕は先述書いたようにのめり込んだら、言うこと聞かない、誰の声も聞こえない、なんでもできると思ってしまう、不可能はない!努力!そして、以上なまでなハイテンション。眠くてもへっちゃら。疲れがわからない。ラップを奏でる。気持ちが大きくなり高い買い物をしようとする。

仰天エピソードは山ほどあるが小田原のヒルトンホテルを勝手に一泊15万で予約していたところを気づいた妻が必死で止めていたこともあった。



今日だって夜の21過ぎまでやっていたオリーブの木の剪定を妻が止めるまで、駐車場の土間にタイルを貼る仕事も妻に止められるまで僕はやめることができなかった。

今思うと止めてくれてよかった。
だって、止められて30分くらい椅子に座ってたらめっちゃ疲れてたこと実感したんだもん。

僕は最終的にお医者さんから双極性障害ニ型と診断されました。その事で僕は自分の今までの人生が合点がいきました。


自分が空気を読まずなんでもかんでもやってしまうこと。それにともない生きづらい事。同調圧力に自分が飲み込まれて時には飲み込むし、そして飲み込まれないことへのどちらへの不安を行ったり来たり感じる事。自分が注目されたいと常に感じていること。凄い才能だ!天才だ!と思いながら、急に嘘のように自信がなくなる事。特急列車の様に物事を進めてしまう事、一週間でマンションを買って売って、2週間で家買って。なんだかジェットコースターに乗っているみたいだ。

6月26日



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