もう勘弁してください
またもや私の独り言を書き連ねるだけになってしまったので、特にHSS型ではないがそれに程なく近いHSPの方、プラスお芝居を心から愛するという共通点がある方、諸事情により夢を諦めるかどうか迷ってるという方以外は、全力で回れ右してほしい。
いつになくメンがヘラった状態で書いてしまった。
8日、某プロダクションの附属養成所の体験授業に参加させていただいた。応募フォームに私の熱意を込め、抽選で当選した。参加費は大分痛かったが、その価値はまずあったと言える。
講師も良い方々で、タメになることが多く学んだ1日となった。
だが例によって、この世界に来るたびに、私の精神はあり得ないほど削られる。それがきっかけで、好きなこともやりたくなくなる程に。お前どうかしてるな、というのは十分に承知の上だが、恐らく私本来の性格とHSS寄りHSPの気質が満遍なく発揮されているんだろうと思う。
自分でもこうなる原因は分からない。思い当たる節が全くないわけではないが、それはまた別の話では無いかと思う。
分かりにくい比喩で申し訳ないが、この日感じた感覚を表すとこうなる。
私が普段の世界から芝居の世界に行くときには、それが求められることが多ければ多いほどに、そこに熱意を持ち情熱が高まる程に、そこには壁がある。近くまで行って、拳を握りしめてその壁を叩き割る。
そして次の何かを探ろうと、踏み出して色々探るうちに、片方の手首がじわじわと、そしてパッサリと切り落とされる。血がぼたぼたと止まらず、酷く痛いはずなのに冷静で、その周囲で包帯やら替えの手を探すが、次に足にも傷が出来始め、古傷からも血が流れだし、出血多量で死にそうになり元の壁から戻る。
そうすると血はすうっと止まり始め、私も包帯を巻いて何とか止めるが、その後は赤黒く滲んでいる。時間が経つとそこから新しい手が生え始め、元の手を取り戻す。そしてまた壁が見えた時、私はそこに向かって意気揚々と近づき、また壁を壊す。そして同じサイクルが発生する。
このはっきり言い表せない感情を、訳の分からない比喩で書かせていただいたが、もしこの意味のないような文学的表現を解し、理解して下さる方がいるのなら、本当に嬉しい。
別の記事に「整理できた」と書いたが、そんなことはなかった。私は全くもって整理しきれていないし、それどころか両手でひっつかんで離そうとしない。
なのに、その世界からはこう言われている感覚がしてやまない。
「君はお呼びじゃないよ」と。
才能が無い、向いてないと言われてしまえばまた別かもしれないが、自分がそれを手放そうとしたり、その先へ行こうかどうかとただ迷うだけで、酷く感情がざわついて涙が止まらなくなってしまう。繰り返すが、理由は本当に分からない。
実際手を挙げて演習にも取り組み、講師の方からコメントも頂いた。自分で言うのも何だが、そこで必要とされること、最低限ベストを尽くさなければいけないことは自分でもよくわかっており、そう教えられたことが身に残って離れないからではないかと思う。またその場で知り合った方と休憩を共にして、芝居に関する話やお互いの趣味や特技など、志を共にする人がいるのはやはり最高に良いと感じた。実際、この日は刺激があり本当に楽しかった。
マイク前も楽しいが舞台上でやる方もやりたい、というのもあるが、それはここではあまり関係ない。
そしてそこには見過ごせない、現実的な金銭の問題があった。普通のバイトでさえ苦痛を覚えてしまうような私には、食い扶持がない。単発バイトとモニター作業でほんの少しだけ出来る程度だ。
もしそっちに本気で、もう一度覚悟を決めて行くとなれば、手段は問わずお金を溜めたい。だがまだ少ないにも関わらず決断が出来ないのに、そっちに戻りたいなんて言った暁には、自分と家族がどうなるかは予想がつく。だったら自分をしっかり見て、やるべきか、やらざるべきか、それが問題である。
だがそっちに決めたとしても、タイムアウト以前の問題がある。このHSS型HSPが満遍なくその影響を発揮する。飲み込みが遅い、とんでもない大器晩成型、刺激を求める癖に刺激にひどく弱い。目まぐるしく変わり競争率の高い世界で私がやっていける自信など無いし、力をつけその肩書を貰うので精一杯だ。基礎からその次へステップアップも出来ない輩が、成し遂げられるとは到底思えない。
そもそも声帯が弱く、生まれつきとその性格から声が小さい奴には土台無理な話ではなかろうか。
かといって、他にやりたいこと成し遂げたいことをやっていると、どうしてもこっちの方面に頭が行く。好きな本を読んでいようがゲームしていようが、創作していようが英語を勉強していようが、就活の情報収集をしていようが。HSPの就活はゆっくり焦らず、のんびりにと言われているが、この壊滅的なアピール下手の私がその通りにベストを尽くしたところで、行きたい場所に行けるとは思えない。英語を極め院に行く道もまだ完全に消えたわけじゃないが、こっちもこっちで競争率は高く、食い扶持にすらならないことが多い。
この頭でっかちの甲斐性無しめ。
チクショウメエエエイ(総統閣下風)
これが今の私の本音である。
だからやるならもっと胆力体力を付けろ、へこたれない心を作れ、もっと技術を磨け。もしくはさっぱりと諦めろ。なんてことも自分に言ってみるが、体力と技術はともかく、「へこたれないとか諦めろとか無茶言うな」と自分が言いたがる。
それに、こんな面倒な気質と体を持った私に構って、解決策を模索してくれる先輩や講師の方なんていない。ケツを叩くどころか見放される。
単に自分が幸せになれるだろうという道を見ているだけなのに、なぜここまでボロボロになっているのか。
全く分からない。
贅沢な悩みだとは十分に承知している。だがもう本当に何も無い、生きる術を消され居場所すらも無くしていく、そんな私なら、いっそ今のこの治らない片頭痛と白質病変が悪化してしまえばいいのにと強く思ってしまう。
楽しくて大好きで諦めたくない、追いかけたい、成し遂げたいのに何も無い。世界に足を踏み入れた瞬間に血が噴き出すのをずっと繰り返している。
もう勘弁してください。
オデノカラダハボドボドダ!(仮面ライダー)
本当に、こんなのばっかりですいません。
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