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週末のできごととごはん@大阪〜東京(230708-230709)

土曜日

朝7時ごろに家を出て、大阪へ。
きのう晩酌しようかと買って帰ったコンビニおつまみを食べずに寝てしまったので、鞄に入れていって移動中に食べた。朝から発泡酒をプシュッ。このあと缶入りのロゼスパークリングをあけた。どっちのおつまみにも合う〜。ヤムウンセン、ちゃんと桜海老が効いていてとても美味しい。

到着して、通りかかったミスドでコーヒーとチョコファッション。
大阪、さすがの蒸し暑さ。ホテルに荷物を預けに行っただけで汗だくになる。

新しいサンダルを履いていったら足の指という指が痛くて、ドラッグストアで肌色のテープを買った。傷よけにこういうものを貼る時、亡くなった祖母のことが必ず頭をよぎる。中学生のころ、ちょっとおしゃれな厚底サンダルを履いていたら「ゆいちゃん、足は痛くないんかい?当たるところがあったらサビオ貼っときなさい」と言われたのだった。サビオという言葉の耳慣れなさ(地方によっては絆創膏のことをサビオと呼ぶらしい、そのとき初めて知った)と、厚底サンダルそのものを否定されなかった嬉しさ、をなんだか鮮明に憶えていて、未だに足のテープを貼ると「あ。サビオ」と思う。

まつエクをしてもらい、お昼は『小麦生まれ、麺育ち。』の冷やしすだちラーメン。こういう夏っぽいやつを見るとつい頼んでしまう。

具は別添え。チャーシュー2種、メンマ、味玉

あっさり涼しい味のスープに、ちゅるちゅるとコシのある麺、やや濃いめに味付けされたメンマや味玉がよく合う。美味しかった!

ちょこちょこ買い物をして、美容院へ。前回から間があいたので白髪がえらいことになっていた。しっかり染め直してもらってホッとする。

夜は大阪の同僚と。それぞれ7月から上司が変わったり所属部署が変わったりしたので、近況報告であっという間に時間が過ぎる。
このメンバーでは恒例の『源兵衛』で、美味しいお肉を爆食。いつもはなんば店に行くのだが、今回は天満店にした。こぢんまりとして活気がある。19時までのハッピーアワー(ハイボール98円、メガサイズも198円!)も健在で嬉しい。ビール、メガハイボール、赤ワインと順調に飲んだ。

この赤身ステーキが定期的に食べたくなる
〆のおろし蕎麦。大好き!

珍しく一次会で解散したので、わりと早めにホテルへ戻り、あっという間に寝てしまった。

日曜日

Bさんと盛岡に行っていて、帰りの新幹線に乗ることができず、同じく新幹線を逃した人たち6人ぐらいで盛岡の有名な焼肉店へ行ってみる、という夢を見て目を覚ます。最近、飲酒しているしていないにかかわらず、変な夢をよく見る。暑さで眠りが浅いのだろうか。それはそうと盛岡の焼肉は美味しいよね。

7時にチェックアウト。
きょうは予定が盛りだくさんなので、余計なエネルギーを使いたくなく、タクシーで新大阪へ向かった。運転手さんと「大阪の運転は危険」という話で盛り上がる。チャリの飛び出しとかもすごく多いのだが、運転手さん的には今月からキックボードが免許なしで乗れるようになったのがとにかく怖い、と。時速60km(!)まで出せるし車道や歩道を好き放題に走るし、本当に怖いらしい。そんな話を聞いてしまったら大阪では一生運転できない、と震える。運転手さんが新御堂筋をガンガン飛ばしてくれて、一瞬で新大阪に着いた。
新幹線で、セブンのサンドイッチとコーヒー。

東京に着き、推し活をこなす。最近すっかりご無沙汰になってしまってるけど、久々に観ると楽しいな。

一度東京駅に戻り、荷物を預け、駅構内の『ほんのり屋』でおにぎりを食べた。ここからの一大イベントに向けて腹ごしらえである。
今回東京に来たいちばんの目的は、スイスイさんのファンイベントに参加すること、なのだ。

cakesで知り、連載第1回からすべて遡って読むほど大ファンだったスイスイさんのイベントが、同じくcakes時代からずーーっと読んでいる林伸次さんの、憧れの、bar bossaで!開催される!!!
絶対行きたい、と思って脊髄反射で申込をしたのだが、いざ直前になるとめちゃくちゃ気が重くなってきていた。
知らない人無理、20人もいるなんて無理。イベントといってもスイスイさんのトークショーではなくお互いのお悩みなども話したりするはずで、そういう自己開示とか無理無理無理無理…!!!!

もう誰にも見られたくない、ただじっとしていたい…という気持ちでいっぱいになりながら、お店へ向かう。
はじめてのbar bossaは、どことも似ていない香りがした。外国のブティックのような香り。

あれほど自己開示が嫌だと思っていたのに、冒頭スイスイさんによる「他己紹介」で、それはするりと覆された。
なんとなんとスイスイさんが事前に参加者のnoteをすごく読んできてくださっていて、「佐久間ゆいさんはこういう人で、こんなnoteを書いている」と紹介してくださったのだ。スイスイさんの口から「Bさん」という言葉が出ると思わなくて、ひえっ!と思いながら林さんの顔を見てしまった(笑っておられた)。
スイスイさんの「お悩み相談」の凄さは、お悩みを掘り下げて掘り下げて、その人自身が言語化していない「真の悩み」を突き止めていくところにある。
私自身はお悩み相談はしていないのだけど、スイスイさんのその解剖学的な目でnoteを見て、紹介していただいたことにより、もう警戒心というか自己防御のようなものがなくなってしまった。
このカーディガンを脱ぎたくない!と意地を張っていたら、いきなり下からすぽっと丸裸にされた感じ(どないやねん)。

私はスイスイさんの生日記の「生」さがすごく好きなのだが、そのスイスイさんに「かっこつけてない、そのまんまの文章」と言っていただけたのも本当に嬉しくて、それだけでもきょう来て良かった…と思った。

もちろん、スイスイさんのお悩み相談をずっと読んでいる身としては「あのお悩みは、あなたの…!!」という方々に出会えたのも大興奮。
みんな冒頭で丸裸にされてしまっているし、人によってはお悩みも知っているので、たぶん普段は出さずに生きている「変」な部分をそのまま出してしまっていたと思う。初対面なのに。すごく奇妙で面白い体験だった。2時間があっという間だった。

そしてまさかの、私のnoteを「読んでます」と声をかけてくださった方もいらして本当に驚いた…!!
なんか、こんなんですみません…という気持ち。でもめちゃくちゃ嬉しかったです。あの場ではびっくりしすぎてちゃんと喋れなかったので、あらためて、ありがとうございました。

bar bossaさんの場所も無事に分かったし、ビールもワインも美味しかったし、次回はゆっくり飲みにうかがいたいなーと思いつつ退店。

新幹線であらためてビールをプシュッとあけて飲んだところで「あー、結構緊張してたんだな」と気づく。
スイスイさんにいただいたスペシャルバージョンの生日記を読みながら帰宅。ジェットコースターに乗っているような感覚。この怒涛の勢いと惹きつける感じ、本当にすごい。

スイスイさん、林伸次さん、素敵なイベントをありがとうございました。


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