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白い靴下はNGだった新入社員

うちの主人は子供にはとても厳しいです。特に男の子には・・・・

それはなぜなのかというと,
会社で新入社員の男の子たちを見る機会が多いから

いい大学を出ても,会社に入ればみんな新入社員

頭が良いとか。頭が悪いとか。そんな事はもう武器にはならなくてどれだけ早く社会人になれるか?が最も大事

そして自分が、どう?その会社で成果を出せるのか?がどうしても大事だった

しかもうちの主人は「営業」の会社の管理職
ちなみに、その会社の研修担当はなぜか私だったというオチ(笑)

私は営業経験のその後は、本社に呼ばれて採用→研修担当をしていました。30代前半だったと思う。なぜか内定を出した子たちを1人で1人で、私1人で??その数30人強!30日間預かって研修施設で合宿

私1人で?(笑)外部講師も呼んだけど

30日経過後はその大学生(大学卒業してるけど)を一気に現場に配属します。営業マンとして動ける!形で現場に送り出す。
そりゃあもう大変だったんです!

まず
〇白い靴下履いてくる(白い靴下NG)
〇玉露をしらなければおせち料理もしらない
〇速達がわからない。もはやポストに投函したことがない
〇コピーとった事がない
〇敬語が使えない

ここからスタート

会社では必要な知識。「営業」だからお客様に「お茶」ださないといけない。それは出さなきゃいけないルールというより、お客様を接客してたらそういう局面にあたるから

商品高額なので緑茶「玉露」を手で?いれて当たり前だったり
年配のVIPなお客様も多いので
普通の事と思われる事は出来ていてあたりまえに出来るしかない

「うちの両親コーヒーしか飲まないんで♡」って言われて

そうよね!でもだめ!!!!覚えなさい!(笑)

最終的には
〇宅建に合格させ(朝6時からミニテスト)
〇ビジネスマナーをたたきこみ
〇業法対応からクレーム対応
〇接客ロールプレイング
〇専門用語、業者対応
〇契約書条文理解&暗記
〇図面作り

もう!などなどなど
ぜーーーんぶ出来るようにして現場に1人づつ配属させる

そんな30日を過ごしてました。しかも1人で(笑)

もうね笑うしかなかった。だって仕方ないんです
現場はみんな予算を抱えている。

一応指導員はつくけれど指導員も営業マン。
負担を背負わせるわけにはいかないので

でもね。新入社員はみんな素直だった。質問もすなおだった
「社内恋愛はありますか?」
「桜井さんは何人付き合った事ありますか?」
「なんで白い靴下だめなんですか?」

ここから・・・(笑)

主人は「研修」が好きな人で教えるスキルをめっちゃ学んでた
だから私変わってあげたかったなああ

私は「営業希望」なのに「研修担当」へ
主人は「研修担当希望」なのに「営業」

それもあり新入社員をみて、なかなかイライラするらしい
主人は男の子には特に厳しい
社会人として一般常識に適応できるのか?

かなり厳しい
それは困ってる新入社員を沢山見てるから

つづく

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