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八千穂40会 佐々木太郎さん/初出店者インタビュー

今年度から、さくほリビングマーケットに初出店した方のインタビュー記事の連載が始まりました。なにかにチャレンジしている人たちは、どんな思いをもって活動しているんだろう?背景にあるストーリーをお聞きしました。

昭和40年生まれの旧八千穂村の同級生の集まり。地元で取れたさつまいもで作った焼き芋を販売しました。

――さくほリビングマーケット(2022年11月の回)に出店してみてどうでしたか?

保育園から一緒の、地元に住む仲間たちと出店しました。いつも集まるのはお酒を飲むときですが(笑)今回は仲間が育てた芋を使って、それを調理をしたり、テントを張ったり、発電機を用意したり…それぞれが適材適所で活躍していた。仲間うちでもそういう姿を見られるのは良かったですね。

――保育園からの付き合いが続いているのはすごいですね

ずっと地元にいる人もいれば、一度町の外に出て戻ってきた人もいる。57年生きているといろいろありますよね。40歳くらいの頃に、今のメンバーで集まるようになりました。普段は、中学校の草刈りなどをボランティアでやっています。銀行員、公務員、接客業、お店をやっている人…異業種が集まっているので、おもしろいですよ。

――当日も、準備からチームワークの良さが際立っていましたね。商品もあっという間に売り切れていました。

ありがたいですね。仲間うちの反省会では「次回はもっと芋をたくさん作ろう!」と話しました(笑)このメンバーでイベントに出るのは初めてだったのですが、町の紅葉祭などでそれぞれ出店したこともあったので、そういう経験が生きました。一つ心残りは、もっと他の方のお店も回って歩きたかったな、と。せっかく人とのつながりが増える場なので。

――今回のチャレンジを「この町でいろんな人と楽しく、関わりながら暮らしていく」と表現していましたね

佐久穂町は移住者も増えています。いろんなところから来た人たちが集まって、揉まれることでプラスになっていくんだろうなと。こういう場があるのは良いことだと思います。佐久穂町は田舎だからこそ、大掛かりなものではなく、こじんまりとした場なのがいいですね。

――このメンバーでやってみたいことは?
今回の出店もやってみたら楽しかったので、佐久穂町に新しくできる道の駅などでもイベントがあれば出店してみたいね、と話しています。老後の楽しみです(笑)

writer 細川敦子


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