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よあけ あかりさん、あおいさん/初出店インタビュー

昨年度から、さくほリビングマーケットに初出店した方のインタビュー記事の連載が始まりました。なにかにチャレンジしている人たちは、どんな思いをもって活動しているんだろう?背景にあるストーリーをお聞きしました。

将来、パンケーキ屋さんを開くことを夢見て、3年前から活動してきた「よあけ」の二人。さくほリビングマーケットでは、佐久穂産の材料を使ったグラノーラ屋さんとして出店しました。

——なぜ、グラノーラ屋さんをやろうと思ったのですか?
 
あおいさん:わたしたちは、将来パンケーキ屋さんを開くのが夢なので、最初はリビングマーケットでもパンケーキ屋さんをやるつもりでした。でも、まだうまく作れるか自信がなくて、パンケーキは冷めてしまうとおいしくないなあと。ヘアゴム屋さんも考えたのですが、男の人も女の人も来られる店といえば「やっぱり食べ物だね!」となって。二人で考えて、いろんな食べ方で楽しめるグラノーラになりました。

——二人で出店しよう!となったきっかけは?
 
あおいさん:二人とも食べることや料理することが大好きで、お店屋さんに憧れていました。
 
あかりさん:学校の給食で食べておいしかったものを、家で一緒に作って食べることもあります。チンジャオロースは二回も作ったね(笑)二人でなにかするのが大好きなんです。 

——よあけのグラノーラにはどんなこだわりがありますか
 
あおいさん:りんご、キビ、はちみつは佐久穂町産のものを使っています。
 
あかりさん:スーパーで売っているはちみつとメープルシロップにはどんな種類があるのか、2人で協力して産地なども細かく調べました。はちみつは佐久穂町の山口養蜂所さん、リンゴは須田農園さん、キビはまちの駅で売っていた地元産のものを使っています。山口養蜂所さんには試作を食べてもらったりもしました。
 
あおいさん:きびを入れたことで、食感がぷちぷちになりました。須田農園さんのりんごは蜜が多いので、サクッとした触感にするために工夫しました。オーブンで2時間じっくり焼いています。皮までサクサクのリンゴチップスができたので、それだけでも味わってもらいたくて、グラノーラと混ざらないようにパッケージしました。
 
あかりさん:佐久穂町のものを使ってグラノーラを作ることができてうれしかったです。農家さんの応援にもなるといいなあ。 

——当日は、どんなことがありましたか?
 
あおいさん:子どもから高齢の方までいろんな方がお店に来てくれて、「グラノーラってどんなおかしなの?」「どうやって食べるの?」と聞いてもらえたのがうれしかったです。
 
あかりさん:担任の先生が600gのグラノーラを2つも買ってくれて「楽しみに食べるね」と言ってもらえたのがうれしかったです。それからお会計するのが楽しかった!計算機をどっちが使うか争ったりしたね(笑)
 
あおいさん:おもしろかったね。これからも二人でいろんなイベントに出店してみたいので、大人の方と同じように出店させてもらえたのはとても勉強になりました。
 
あかりさん:食品を扱うのは心配もあったけど、思ったよりスムーズにできてとホッとしています。

——「よあけ」という店名はどんなふうにして生まれたんですか?
 
あかり:二人の名前と空の色を組み合わせたものです。わたしの名前は「あかり」だから、明るい空。
あおい:わたしの名前は「あおい」だから、青い空。明るい空と青い空の間は…「夜明け」だね、と。
 

——そんな由来があったのですね!すてきなお名前です。これからやってみたいことは?
 
あおい:やっぱり、二人でパンケーキ屋さんをやりたいです。図書館にあるパンケーキの本のレシピを参考にしながら試作をしていますが、小麦粉だけじゃなくてそば粉や米粉のパンケーキも作っています。
 
あかり:固定の店を持つのではなく、キッチンカーやシェアキッチンを利用していろんなとことでお店を出すのも楽しそうだなと思っています。
 
あおい:いつかは、よあけオリジナルのパンケーキミックスも作って、みんなに気軽にパンケーキを食べてもらえるようにしたいです。今回のリビングマーケットの利益は、パンケーキ屋さんを開くためのお金としてに貯金しています!

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