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【WSH】トレードデッドライン振り返り

トレードデッドラインが過ぎ、ナショナルズはジェイマー・キャンデラリオのトレード1件を成立させました。キャンデラリオをカブスに放出し、見返りとしてDJハーズケビン・マダという2人のプロスペクトを手に入れました。キャンデラリオのトレードについては以下にまとめてあるので参考にしてください。

レイン・トーマスカイル・フィネガンにもトレードの噂がありましたが、結局残留。ワシントンポストの記事にマイク・リゾーGMのコメントが載っていますが、いつくかの交渉はあったもののナショナルズ側が望むような見返りは得られなかったようです。二人とも今年が出来過ぎなくらいで、また残り2年半(2025年シーズンまで)の保有期間があるため、バリュー面での折り合いがつかなかったようです。

二人のFAイヤーとなる2025年シーズンまでに勝負できるかは微妙なところですが、勝負できるなら主力として、ダメなら夏のトレードで売却の形になると思います。

シーズン今後の展望

キャンデラリオに代わってジェーク・アルーがメジャー昇格。今後正三塁手として起用されるようです。アルーは19年ドラフト24巡目の26歳で、マイナーでは三塁を中心に二塁や左翼もこなしています。マイナー4年でOPS.798とまずまずで、今季も3Aで74試合に出場してOPS.788をマークしています。また、元有望株のカーター・キーブームもマイナーでのリハビリ試合に出場し始めており、今後の昇格が期待されます。

チームは最下位を独走中ですが、若手選手が順調に育ってきています。野手ではCJエイブラムスが7月に25試合出場して打率.327・OPS.891と覚醒、キーバート・ルイーズルイス・ガルシアもレギュラー選手として健闘しています。投手でもジョザイア・グレイが球宴選出を果たすなど台頭。マッケンジー・ゴアは波がありますがハイペースで三振を量産するなどキッカケ次第で化けそうな雰囲気を出しています。若手選手のさらなる飛躍が後半戦の楽しみとなりそうです。

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Photo:https://flic.kr/p/8AadLh


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