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A.レンドンはどこへ行く?【19‐20年オフFAまとめ】

MLBはオフシーズンに入り、各球団来季に向けた戦力補強(ストーブリーグ)が始まりました。

私が贔屓にしているナショナルズは念願の世界一を果たすことができました。その一方で、スティーブン・ストラスバーグ、アンソニー・レンドン、ライアン・ジマーマン、ダニエル・ハドソンなど主力選手が一気にフリーエージェントとなりました。中でもレンドンとストラスバーグは今オフの目玉選手でその動向が注視されています。そこで今回は第一弾としてレンドンの行方について考えていきたいと思います。ストラスバーグについてはまたいつか…

まずは今オフのFA選手と来季の暫定ラインナップをまとめてみました。

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MLBトレードルーマーでは7年2億3500万ドルでナショナルズ予想となっています。ナショナルズは再契約に前向きで、9月初めに7年2億1000万~1500万ドル付近のオファーを出したと報じられています。(断られましたが…)

一方のレンドン側の希望はノーラン・アレナドの7年2億6000万ドルと言われています。

各球団の三塁手事情

まずFA競争といったら名前が挙がるのはヤンキースやドジャースといったコンテンダー(優勝を狙いに行く)のチームでしょう。しかし、ヤンキース(ジオ・アーシェラ)、ドジャース(ジャスティン・ターナー)、レッドソックス(ラファエル・デバース)、アストロズ(アレックス・ブレグマン)など資金力のある強豪チームは三塁手がほぼ埋まっています。

コンテンダーのチームで三塁手が空いているのはナショナルズ、ブレーブス(ジョシュ・ドナルドソンがFA)、ブルワーズ(マイク・ムスタカスがFA)の3球団くらいです。順当ならこの3球団のどれかに行くでしょうし、3択なら慣れ親しんだナショナルズという可能性は十分あるはずです。また、仮にレンドンを逃してもナショナルズはドナルドソン、ムスタカスを狙うことができますし、ハウィ・ケンドリックやアズドゥルバル・カブレラと再契約して三塁で起用するというプランもあります。

次にコンテンダーではないが三塁手が手薄なチームを考えてみます。オリオールズ、タイガース、エンゼルス、レンジャース、フィリーズ、パイレーツ、カージナルスが挙げられます。ですが再建まっしぐらのオリオールズとタイガース、資金的に厳しいパイレーツは除外してよいでしょう。よってエンゼルス、レンジャース、フィリーズ、カージナルスの4球団は可能性があるでしょう。その中でもレンジャース、フィリーズが本命ではないかと私は考えます。

以上のことからレンドンの移籍先はナショナルズ、ブレーブス、ブルワーズ、フィリーズ、レンジャースのいずれかではないかと予想します。

まとめ

①ヤンキースなど資金力のある強豪チームは正三塁手が埋まっている。

三塁の需要があるのはナショナルズ、ブレーブス、ブルワーズ、フィリーズ、レンジャース(、カージナルス、エンゼルス)。レンドンはこのどこかに行くのでは?

②ナショナルズはレンドンを逃したらムスタカス、ドナルドソン、ケンドリックらを狙えばOK。

またFA市場に動きがあったら考察記事を書きたいと思います。

Photo:https://flic.kr/p/2hECTsQ




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