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脂肪1キロのエネルギーは7000kcal

2019年7月

こんにちは。5年前、健康教室のサークルをやろうって思って、なんて名前がいいかなぁーと悩んで悩んで・・「きんにく大学」って名前にした佐久川です。マッチョの集団とたまに思われています。

 

さて今回もダイエットのお話を。

前回までは摂取エネルギーや消費エネルギーは人とは比べずに、自分の体重変化で把握する方が良いですよ、という内容でした。

 

「日本人の食事摂取基準」2015年版 「カロリー」から「BMI」に変更

 厚生労働省がこのほどまとめた「日本人の食事摂取基準」2015年版は、健康を維持するために、何をどれだけ食べればよいか、その基準を示した基準だ。厚労省検討会で、エネルギーの指標をこれまでのカロリーから、身長と体重から算出するBMIに変更する方針が示された。

→ 糖尿病ネットワークニュースより


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↑厚生労働省 日本人の食事摂取基準2015より 

上の表のBMIの範囲内の体重を目標にしましょう。それより太っている場合は減量が必要かもしれないですよー。という内容です。

 

減量したい場合は今よりエネルギー摂取量を減らす、またはエネルギー消費量を増やす必要があります。

 

脂肪1kgは約7000kcalのエネルギー
7,000kcal ÷ 60日 = 約120kcal

 

ここ最近体重の変化が無い、とした場合。これから1日-120kcalに取り組むと2か月で1kgの脂肪が減る計算です。

 食事例→ご飯70g=約120kcal

 運動例→体重60kgの人のウォーキング30分=約120kcal

 *何もしていなくても60kcal程度のエネルギーを消費しているので、120kcalの消費エネルギーを追加するという考え方では45分になります。

 

これを見ると運動だけでの減量はちょっと厳しいですよね。減量だけを目標にするなら食事を見直す方が良いですね。もちろん運動は痩せなくても良い効果がたくさんあるのでお勧めです。運動の効果についてはまた他で。

 

さて、毎日-120kcalに取り組んでいくと2か月で1kg、1年で6kg落ちていく・・・かと思いきや、またまたそうはいかない。

 

 ↓食事摂取基準2015より

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点線のように直線で落ちていくと思いきや、理論上実線のようにカーブを描いて落ちて、いつかは減らなくなるとのこと。

 

前回でもお話しましたが、体重が増えると消費エネルギーも増えます。減ると消費エネルギーも減るのです。

 5kgの砂袋を担いで歩くのと、何も持たないで歩くのでは、前者の方が消費エネルギーは高いです。

 

なのでずっと-120kcalをやっていても途中で体重は落ちなくなるのです。

そこで目標の体重になればそれでキープで構わないかと思いますが、目標がもっと先にある場合、体重が落ちなくなったらステップアップが必要になります。

 

「落ちると思っていたのに、思ったより落ちなくなったので途中で減量をやめた」という声をたまに聞きますが、最初から減量は「落ちなくなる時期がある」と考えた方が継続しやすいですね。

 

減量はずっと同じことに取り組むのではなく、たまに見直しが必要ですよーというお話でした。

 

何に取り組めば良いの?について面白い体験があったので次回紹介します。

 

また報告しまーす!!

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今回は料理とは関係無い4歳児(筆者の長男)の写真

気合が違うね。気合が。最終コーナーだな。

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