麒麟

明智光秀は自分と重ね合わせる余地が大きくてハマりやすい説

「麒麟がくる」面白いですねえ。久しぶりに大河を毎週楽しみにしてます。

歴史には詳しくないんですが、明智光秀って明確に突出した才覚はないイメージがあります。信長や道三や信玄のように戦に秀でているわけでもなく、秀吉のように人たらしでのし上がっていけるわけでもなく、家康のように長期目線に立った戦略家でもない。

実直で、粛々と、着実に実行する遂行家というイメージ。

だからこそ、胸を打つものがある。

みんな特別じゃないわけです。ただ目の前にある仕事を片付けながら、どうにかこうにか生きている。

大河で描かれている光秀にも、そういうところを感じるんですよね。君主の横暴に振り回されたり、思惑の違うステークホルダーの間で立ち回ったり、理想と現実の狭間で悩んだり。

時代が変われば、これはビジネスマンの苦悩を描く物語だったかもしれません。

これまでは信長や秀吉、家康のような時代のヒーローが主人公になることが多かったですが、「麒麟がくる」は今の時代を象徴するドラマになりそうな気がします。

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