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書くことが日々のちょっとした楽しみ

日頃から仕事で、受け持ち患者さんの看護記録を書く。

書いてる最中に業務で中断することがしばしば。中断すると再開時には思考回路がほぼリセットされているので、復元することから始めなければならない。

また、書き進めながら「さっき書いた表現はこうした方がいいかも」と気になり、そのつど推敲するので一通り書き終わるまでにとにかく時間がかかる。

そして読み返しながらさらに追加修正。これもまた、他の業務に妨害されながら。

素っ気ない記録じゃなくて、作品感覚で頭をフル回転させて文章を書くので効率性は皆無。

私の記録を読んで、せっかちな先輩は「長すぎて途中から読み飽きちゃうんだよねー」と明るく笑い飛ばしながら言う。

最低限分かればいいと思っている人にとっては長すぎる記録だと自分でも思う。

でも正解がない分、自分が思うように書けるのはちょっとした楽しみになる。綺麗にまとまった記録が書けると密かに気分も上がる。

看護師としては向かない文章の書き方だけど、「患者さんの様子がよく分かる」とか「〇〇さん(私)の記録に絶大な信頼をおいてます」と言ってくれるスタッフもいる。

私が心を込めて書いた記録が誰かの役に立ってると思うと嬉しい。

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