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時間の使い方を変えるために5つの大切なこと

もしあなたが「今」時間が手に入ったら何したいですか?
この質問、出会うみんなにしています。
ある経営者は「勉強がしたい」と答えてくれました。

なんで勉強したいんですか?
と尋ねてみると

「今のお客様やこれから出会うお客様に、より価値の高いものを提供するために勉強がしたいんです」

この話を聞いて「あぁ、やっぱり経営者って人が出来てるなぁ」
と感じました笑
ただ、この人も忙しさのせいで時間がないのも事実。
実際に、お客様と伴走をしている時にも大きな課題になる「忙しさ」

そういう私も…時間を作るお手伝いをしているくせに、ふと気づくと時間を失いがちになることもありまして、毎日気をつけんと、すぐ忙しくなります。

今回は、時間の使い方を変えるために大切な5つのことに触れて解説するので、毎日忙しい!って感じている人は最後まで見てくださいね。

時間とお金は使い方が大切

最近はSNSで「投資」の投稿をよく見かけるようになりましたね。
国もNISAやらiDeCoやら、国民が投資しやすい環境を作ってくれているおかげで、投資に関する興味関心も上がってきています。

お金の使い方は消費から投資に意識が向き始めました。
では、時間はどう感じますか?

もし、時間の使い方に意識が向いていたら
「時間がない」
「忙しい」

という言葉も、ちょっとは減りそうですよね。
あ。もちろん「忙しい方がいい」という方もいらっしゃいます。

ただ、これは
「やりたいこと」と「時間を使っていること」が一致している
ので問題になりませんね。

むしろ、幸せやん。
と思います。

自己認識を高める

お金も時間も、その使い方が大切って言われてるのにも関わらず
「気づけば」足りないってなってるんですよね。
もう、盗まれてるのでは?と思うほど、気づくと足りない。

そこで、まずは自分が何に何時間使っているのか。
を認識するのが大切です。

これは、何も
「食事に1時間20分かかった(メモメモ)」
「トイレに3分かかった(メモメモ)」

というわけじゃなくて(気が狂いそうですね…)

「この作業は15分で終わるだろう」
と思っていても、実際には30分(倍)かかった。

時間の【見積もり】が正確か。
が大切になってきます。

特に人間は
「与えたれた時間を最大限に使ってしまう」
という習性があるので、

自分がどのくらいの見積もりで、
どのくらいオーバーしてしまうのか

を把握するのは、めっちゃ重要になります。

SMART目標設定

海賊王に俺はなる!
でお馴染みの目標設定ですが、曖昧な目標を立てても実現には程遠かったりします。

そこでコーチングでもよく用いられる目標設定
「SMART」を採用すれば解決です。

SMARTは、具体的で目標達成しやすくさせるための、フレームワークです。
それぞれの頭文字でSMARTとなります。

「SMART」とは下記の全ての要素を含んだ目標設定の指標です。

◆要素1:Specific(具体的に)

誰が読んでもわかる、明確で具体的な表現や言葉で書き表す

◆要素2:Measurable(測定可能な)

目標の達成度合いが本人にも上司にも判断できるよう、その内容を定量化して表す

◆要素3:Achievable(達成可能な)

希望や願望ではなく、その目標が達成可能な現実的内容かどうかを確認する

◆要素4:Related(経営目標に関連した)

設定した目標が職務記述書に基づくものであるかどうか。と同時に自分が属する部署の目標、さらには会社の目標に関連する内容になっているかどうかを確認する

◆要素5:Time-bound(時間制約がある)

いつまでに目標を達成するか、その期限を設定する

引用:https://globis.jp/article/659/

以上は経営で設定されるSMART目標
これはなんでも応用ができるので、ダイエットでも勉強でも使ってみるといいですね。

さて、chatGPTにワンピースの主人公
モンキー・D・ルフィが掲げた「海賊王」をSMART目標に落とし込んでみました。

それがこちら

Specific (具体的): 「海賊王になる」という目標を、「世界政府を打倒し、海賊界で最高の権力を手に入れる」と具体化します。

Measurable (計測可能): 成功の度合いを測るために、目標達成までの進捗を追跡する方法を定めます。例えば、世界政府の勢力を弱体化させるための戦闘や同盟獲得の数をカウントできます。

Achievable (達成可能): 目標が現実的かどうかを確認します。主人公が十分な力を身につけ、同盟を結び、戦略を練ることで、この目標を達成する可能性があります。

Relevant (関連性): この目標は、主人公の冒険と物語の中心的な目標であり、彼の成長と物語の進展に密接に関連しています。

Time-bound (期限付き): 目標達成までの期限を設定します。例えば、「世界政府を打倒するまでに10年」というように、明確な期限を設けることで、目標に向かって計画的に行動することができます。

う〜ん…なんだろうか、この感じ。

行動パターンを変化させる

習慣ってのは、めっちゃ恐ろしい。

習慣になってしまうと脳が考えるのを止めてても
勝手にプログラムされている行動が一連の流れで発生してしまうんです。

朝起きて
スマホ触って
ゴロゴロして
立ち上がって
歯磨いて顔洗って…

この流れ、いちいち頭で考えませんよね?
雨でも夏でも関係なしに、流れるように動いてしまう。

もちろん、運動なんかの良い習慣なら人生が豊かになるでしょうけど、サボり癖みたいな目標達成の足引っ張るような悪習慣が生まれてたら、厄介です。

この「行動パターン」を変えるのも、時間を生み出して大切にする1つの
重要なポイントになります。

無意識に時間を捨てるような行動パターンは、さっさと捨ててしまう。
これに尽きる。

よく聞くのでいうと
「アイゼンハワーボックス」
とか?
知ってますか?

行動を4象限に分類して

第一象限:緊急で重要なこと
第二象限:緊急ではないけど重要なこと
第三象限:緊急で重要じゃないこと
第四象限:緊急ではないし重要でないこと

と表したやつです。
7つの習慣で出てきましたね。(読みました?)

この中の第二象限「緊急でないけど重要なこと」に時間を使うと
人生が豊かになるよって言ってます。

第三象限で、仕組み化とかシステムとかをしっかり作り込むことで
第一象限の緊急で重要なことが起きても、余裕で対応できる。

これもめっちゃ重要ですね。
何気なく動いてしまうんじゃなくて、不意にきてしまうヤバいことに、しっかり対応できるようにする。

それを意識して行動のパターンを作っていくと
普段の行動も変わりますね。

優先順位の明確化

正直、全部重要に感じるんです。

でも、これ気のせいなんですよね。
全部重要なわけないんです。

よくあるのがパレートの法則。

売り上げ全体の80%を作っているのは
上位20%のお客様

という話。

結果の大部分は、要素の20%が作っているという話です。

私たちの行動の20%が、結果の80%を作っているのだとしたら、その20%の行動が優先順位が高いもの。

ということになります。

これが「お客さんとの雑談」とかかもしれません。
何が結果に大きく影響しているのかを認識するだけでも
選択する行動は大きく変わります。

時間は無限ではない

いうまでもなく、時間は無限じゃないです。
なので、

人生=時間

または、人生=時間=行動

と言えますね。
困ったことに、いつ人生が終わるのかとか、全くわからん状態で日々生きてるので、時間の有り難みって感じにくいんですよね。

私にも家族がいますから、仕事を横に置いて家族時間を過ごしたいですけど、仕事と家族は天秤にかけられへんしなぁ

と日々葛藤です。
でも、大切なことって、そんなに多くないので
何かあった時、優先して自分の大切なものを手にできる人生を歩みたいですね。

時間は有限。
だからこそ、日々の行動に余裕のある選択を。

ここまで読んでくれてありがとうございました。


Profile
櫻井祐弥

  • 元イルカ調教師

  • 魚アレルギー

  • 沖縄在住

  • 沖縄出身妻と2児のパパ

  • 行動デザインコンサルタント

経営者個人から組織の課題を一貫サポートします。
時間がない。
人が定着しない。
人が育たない。
など、一度ご相談ください。

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